スキーやスノーボードをやってみたいという初心者からプロまで、どんなレベルの人でも楽しめるのが室内ゲレンデ。施設の数は少ないものの、クルマで1時間以上かけて通う人もいるほどで、エアの練習ができるキッカー、レールなどのジブアイテム、ハーフパイプなどが設置されているので、ウィンターシーズンのパークのようなイメージでもトレーニングができる。施設の中の温度は基本的にマイナスになるので、普段のゲレンデと同じような服装が必要になるので要注意!
ランディング(着地部分)に特殊なマットが設置され、おもにエアの練習を集中的にする施設。エアマットに着地するので、実際のゲレンデのキッカーよりも安全にトレーニングすることが可能。バグジャンプやKINGSといった施設が有名で、ここ数年で関東甲信越、関西(名古屋)、九州(福岡)などの各地方都市近郊にオープンしている注目のオフトレ施設。夜遅い時間帯まで営業をしている施設が多いので、週末だけでなく平日もトレーニングができる。
もともとはオリンピック種目でもあるスキーエアリアルやモーグルのエアを練習するために作られたオフトレ施設。名前の通り「水(プール)」の中に着水するため、雪で作られたエア台よりも難易度の高いトリックにチャレンジすることができる。エア系のオフトレ施設としては関東を中心に比較的全国各地に幅広く分布しており、スキー場の近く、もしくは直結で運営している場合とウォータージャンプだけを運営している施設の2つのパターンがある。
サマーゲレンデ、スノーマットと呼ばれる特殊なマットをゲレンデに敷き、滑りをメインにトレーニングができる施設。オフシーズンでも雪上に限りなく近い感覚でスキーやスノーボードの練習が可能。初めてチャレンジする場合はサマーゲレンデ専用の板をレンタルするのがオススメ。また、転倒時に怪我をする恐れがあるので、半袖や半ズボンなどの肌の露出が多い服装は基本的にNG。慣れない間はヒジやヒザのプロテクターも用意しておこう。
キャタピラや車輪の付いた特殊なスキー、もしくはスノーボードと同じような板の前後に大き目のタイヤが付いたマウンテンボードと呼ばれるアイテムを使って、自然芝のコースを滑るトレーニング施設。グラススキーはアルペンや基礎スキーの選手がオフのトレーニングに取り入れるほどで、ウィンターシーズンに向けた体づくりや本格的な滑りの練習にもなる。また、マウンテンボードもレジャー感覚の遊びから、海外では大会まで開催されるほど人気のあるスポーツ。