
公益社団法人日本プロスキー教師協会(英語表記「Professional Ski Instructors Association of Japan」の頭文字から、SIAと呼ばれています)は、日本国内においてプロフェッショナルなスキー教師を育成し、様々なスキーの楽しさを普及する活動に貢献しようと1968年に発足した団体で、全国のスキー場に133校のスクールを開校しています。また、ISIA(国際スキー教師連盟)に加盟する日本で唯一のプロスノースポーツ教師の団体として活動しています。
ここ数年、ファミリースキーを楽しむ家族が増えてきたことで「子供にどうやってスキーを教えたらいいかわからない」といった悩みをもつお父さんやお母さんたちも増えているようですが、SIAのスクールは大人だけでなく、ゲレンデデビューはもちろん、もっとスキーがうまくなりたいと思う子供たちも気軽にお任せしてOK!ファミリースキーに対するSIAの考え方や取り組みについて聞いてみました。
text by Tomohiro WATANABE
スキー場でスキーやスノーボードを楽しむ家族が増えていますが、
スクールの利用についても増えているのでしょうか?

昔、結婚をする前にスキーを楽しんでいた方々が結婚して、子供が生まれて、一緒にまた滑ろうと思うファミリーが増えています。でも増えたというより、一時期スキー場から離れてしまった方々が、戻ってきてくれたというところもあるかと思います。おかげさまでスクールは、またちゃんと滑れるようになりたいと思い入校する人もいますし、もちろん子供もスクールに入れようかなと考えるお父さん、お母さんもいますが、考え方が少し変わってきているように感じています。


子供に対してスクールに入ることをどう勧めていいかわからない場合は?
昔と違って親が「入りなさい」と強要するような感じでは、今どきの子供たちは素直に従わないと思います。スキー場に行くまでに子供の本心がどこにあるのか、スキー場で何をしたいのかを聞いて確認した上で、例えば「(お父さんたちと、もしくは自分ひとりで)普通にすべるのも楽しいだろうけど、スクールに入ってみたら、もっとスキーがおもしろくなるかもよ?」とか、スキー場に行って実際にレッスンを受けている子供たちの姿を見せてあげて「同じくらいのお友達や、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちも、みんな楽しそうだよ。あんなとこも滑っているね。●●ちゃんもスクールに入ってがんばってみる?」などと声を掛けてあげると効果があるかもしれません。
でも、大切なのは最後は“本人が決める!”ことです。スクールに入れることだけでなく、何か物事に取り組む時にアドバイスなどサポートをしてあげることも大切ですが、最後は自分で決めさせることがもっと大切なことだと思っています。

子供がもっとスキーを好きに、もっとうまく滑れる
ようになるにはどうすればいいの?
スクールに入っていてもいなくても、子供に“滑れる”という自信が付いたら、あとは少しずつ自分でいろいろな斜面やスピードに挑戦したりして、楽しさはどんどん膨らんでいくと思います。子供は大人が思っている以上に成長は早いので、滑る楽しさを感じているうちは自由に滑らせてあげるのもいいと思います。しかし、滑れると思っていた斜面で思うように滑れなかったり、自分と同じくらいの年齢の子供や小さい子供に、ターンやスピードで同じように出来なかったりするだけで、いきなりスキーがつまならく感じてしまうかもしれません。
自分がどれだけのことができているのか?次は何ができればいいのか?どうしていいのかわからなくなって、楽しさよりも不安な気持ちが大きくなってしまうこともあります。 そうならないためにも、可能であればスクールの継続的な利用をお勧めします。
















My Ski Bookのペンギンからスタートして、ひとつひとつクリアして実力を積み重ねていき、チーターまでがんばって挑戦してみよう!
