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マンクルポ
- 性別男性
- 年代50代
- 居住地東京都
- 職業会社員
- スタイルスキー
- レベル上級者
- スキー場来場日2015/05/02
- レビュー投稿日2015/12/01
ハイレベルなスキーヤー、ボーダーが集まってます
奥只見丸山スキー場[新潟県]
個人的には春スキー専用ゲレンデという印象で、毎年5月のGW前後にシーズンラストとして滑りに行っております。そのため、ゲレンデのレビューは春スキー視点となっております。
日本有数の豪雪地帯に位置する奥只見ダムに隣接していて、唯一のアクセス道路であるシルバーラインの
冬季閉鎖によって1月上旬で一旦クローズとなり、暖かくなってシルバーラインが開通する3月中旬頃に再オープンするという変則営業が特徴の奥只見丸山スキー場です。
まず、アクセスはお世辞にもいいとはいえません。スキー場直前にあるシルバーラインは総距離約22km程度ですが
その殆どが急カーブが連続する狭いトンネルとなっていて、所々水漏れにより路面は濡れたり場合によっては凍結しているという非常にピーキーな道路です。
相互通行は出来る広さですが、関越トンネルのようにかっ飛んで走れるような道ではないので安全運転で走りましょう。
シルバーラインの通過時間の目安は私の実体験で40分少々ってところでしょうか。結構長いです。
スキー場の広さ的にはそれほどでもないですが、メインゲレンデは主にスキーヤー主体の
コブ斜面が多くて、奥の丸山ゲレンデは名物のビッグキッカーやハーフパイプが鎮座しております。
私はスキーオンリーでキッカーで飛ぶのは苦手なので、キッカーは見てるだけなのですが
とにかくレベル高い人が多いです。
あのデカいキッカーを3Dでぐるぐる回りながら飛んでる人も結構居ます。ボーダーだけでなくフリースタイルスキー系の人も居て皆さんとにかくガンガン飛んでます。
私はあんな華麗に飛ぶスキルはないので、専らコブ斜面をあちこち滑ってるだけなんですが、夕方に差し掛かってくると
ビッグキッカーで飛んでた人達が帰り際にカモシカE(カモシカBの隣側)のモーグル風コースをモーグル選手のように
かっ飛んで降りて帰ってゆく、そんな猛者が集まるスキー場です。
こう書くと初中級者お断りかと思われますが意外とそうではなく、ゲレンデ下部にある八崎ゲレンデには
初期中級者向けのパークアイテムが設置されていて誰でも飛べるようになっているので自主練も出来ます。
ただ、全体的には特定の滑走スタイルに特化した人向けのゲレンデだと思います。
スキーヤーなら基礎系よりもフリースタイル系の人、ボーダーもビッグキッカーでガンガン飛びたい人にオススメです。
ゲレンデ施設はゲレンデ内にレストランが2軒、駐車場に1件、売店や無料休憩所もありますので食事場所に困ることはないです。
もっとも周辺施設はシルバーラインの中間辺りに位置する温泉以外には電力会社の施設しかないような場所ですので
予備の食料や飲み物はあらかじめ持って行ったほうがいいでしょう。
こんな感じで、かなり陸の孤島的な立地の奥只見丸山スキー場ですが、晴れたらゲレンデ山頂からの眺めは一見の価値ありです。