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高等中年遊民
- 性別男性
- 年代60代
- 居住地東京都
- 職業非公開
- スタイルスキー
- レベルエキスパート
- スキー場来場日2016/02/13
- レビュー投稿日2016/03/17
宝台樹よ、君は生き残ることができるか。
群馬みなかみほうだいぎスキー場(旧 宝台樹スキー場)[群馬県]
何を隠そう、ここはおじさんのかつてのHGであった。世はスキーブーム、今では信じられないほどの人々がロング&ワイデングロードを走破してこんな山奥までやってきたのだ。降雪時はゲレンデに至る最後の!坂道は特に悲惨であちこちにスタックした車が放置されていたっけ。クタクタでやって来て、ボロボロになって帰る覚悟がいるとてもスリリングなスキー場でした。そんなところだから返って魅力を感じるのか5つもある駐車場がその名残を示しているが、おそらく二度と満車になることはないであろう。
久しぶりの訪問だったが特に以前と変わりなし。急斜面のコースは降雪直後でなければほとんど滑るに値しないし、ゲレンデの施設やレストランも大同小異だし、痛みも進んでいるのは経営難の他のスキー場と変わらないか。当面の対策として規模の縮小も検討するべきではなかろうか。しかし休日の駐車場の料金は高いな~。せめて500円にしてほしい。
とにかくここは「目玉」がない。どうしても宝台樹でなくては、というAPがないのだ。長期的に見て10、20年後このまま残るであろうスキー場と、そうでないところと別れてくるとおじさんは考察しているが、ここは今のままではとても前者に入れられないのだ、残念ですが。
それでも休日はそれなりに賑わうのはここが好きなのか、ただ単に惰性なのか、はたまた日本人や地元群馬県人の律義さからなのか。多分どれも当たっているのであろう。
雪国の冬の貴重な雇用の場になっているのはどこも同じだが、知恵を出し合って生き残れるよう、かつての常連は陰ながら祈る次第である。合掌。