スノーボードを通じて、子供たちを支援する
2014年3月1日~2日に、岩手県の夏油高原スキー場で、今シーズン4回目となる「CHILL(チル)スノーボードイベント」が開催された。「CHILLスノーボードイベント」は、特定非営利活動法人CHILLが主催するイベントで、CHILLプログラムは、1995年にバートンスノーボードの創始者ジェイク・バートンとその妻ドナ・カーペンターによりアメリカで設立された社会貢献プログラムである。
CHILLプログラムは毎年、75人から100人の子供たちが雪山で1日を過ごす体験を提供しており、その際に必要なスノーボードアイテムは、全てバートンが支給している。スノーボードを通じて、子供たちの自尊心を育て、各自が将来に対して前向きになり、最初の一歩を歩み出すための支援をすることが目的だ。日本では、東日本大震災で被災した子供たちを支援するため、2012年よりスタートした。これまでに、岩手県、宮城県、福島県の子供たちをスキー場に迎え、スノーボードイベントを行っている。今回は、宮城県石巻市の子供たち32名が参加した。