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JSP ON SNOW 試乗会レポート

ジャンル&カテゴリーフリーで自由に乗り比べができる!

  2014年3月21日(金)、22日(土)の両日、新潟県・苗場スキー場で『JSP on SNOW』が開催された。今シーズンで2回目となるこのイベントは、日本スキー産業振興協会が主催するニューモデルの試乗会で、スキー板以外にも、ブーツ、ポール、バックカントリーギアなど、1日1,000円の参加費を払えば、どのブランドでもすべて試せるというユーザーにとってとってもお得な企画。
  参加メーカーはATOMIC、HEAD、NORDICA、OGASAKA、SALOMON、VOLKLといったメジャーブランドから、MOMENT、4FRONTなどのフリーライド系、さらにポールメーカーのSINANO、ブーツブランドのREXXAMなどなど、出展メーカーのブースがところ狭しと並び、まるで雪上でカタログを見ているかのような雰囲気だ。
  この『JSP on SNOW』では直接メーカーのスタッフがブースを構え、自社のギアやアイテムを説明してくれるということもあり、コアユーザーから一般のユーザーまで、レベルを問わず幅広い参加者が集まっていた。さらに、今年は全国のスキー場でスポーツショップ”ゲレスポ”を展開し、画期的なレンタルシステムを導入している”ブランドバイキング”を運営する、『Xraeb(クレブ)』とのコラボ試乗会となっていて、LibertyやG3といったフリーライドやビックマウンテン系のスキー、さらにスノーボードの試乗会も同時に開催され、まさにカテゴリー&ジャンルフリーの試乗会となっていた。

JSP ON SNOW 試乗会レポート写真1開催日2日目は晴天となり、絶好の試乗会日和となった

コアユーザーだけでなく、一般ユーザーに向けた試乗会

  ニューモデルの試乗会は一部のコアなユーザーのためのイベントと思っている人も多いかもしれないが、スキーの板、ブーツ、ポールなど、どれをとっても決して安くない買い物で、シーズン前にすべてのギアを買い換えるとなると相当な出費となる。
  ギア選びで失敗したくないと思っている人は、すべてのスキーヤー&スノーボーダーの共通の認識。また、スキーの板やブーツは、各メーカーや専門誌のカタログにスペックなどの詳細が載っているが、ストックやゴーグルといったアイテムは、なかなか実際のフィーリングが掴みづらいのも事実。そんな悩みを一気に解決してくれるのが『JSP on SNOW』。
  デザインが気になる、ゲレンデで他の人が履いていたのを見たことがあるなど……、ちょっとしたきっかけでもOK。いろいろなメーカー、そしてジャンルのスキーに乗ってみるのがおすすめだ。今まで基礎系の板しか乗ってこなかったというユーザーも、フリーライド、マウンテン系の板の楽しさにハマることもあるかも?!
  また、今回の試乗会にはワックスメーカーのガリウムも参加しており、試乗会でニューモデルを試している間に自分が乗っている板のワクシングも行ってくれるという、嬉しいサービスを提供してくれていた。カテゴリーの垣根を越えた、さまざまな板を思う存分履き比べられるのが『JSP on SNOW』の魅力であり、試乗会の常連、リピーター以外にも、レジャーとして楽しんでいるスキーヤー&スノーボーダーにも、ぜひ参加して欲しいイベントだ。

JSP ON SNOW 試乗会レポート写真6量販店などではお目にかかれないブランドの板も揃う!