2006年に多くの人に惜しまれながら幕を閉じたARAIリゾートをフィールドに、クラブフィールド妙高が「大毛無山の魅力 再発見ツアー」を開催した。話題のツアーにSURF&SNOWスタッフが参加し、追憶のスキー場での貴重な体験をしてきた。
旧ARAIリゾートの正式名称は「ARAI MOUNTAIN&SPA」で、新潟県妙高市大毛無山にある、スキー場・ホテル・温泉などの揃った複合リゾート施設。標高が高く積雪量も豊富なため、5月頃まで滑走ができ、ファンの多いスキー場ではあったが、2006年にスキー場営業が終了し、その後は営業再開することなく人々の記憶から忘れ去られていった。
しかし、「もう一度あの山を滑りたい!」 「大毛無山から見た日本海の海岸線が見えるあの景色を見たい!」という想いを形にした期間限定の企画「大毛無山の魅力 再発見ツアー」が今季スタート。北陸新幹線の開通で、上越妙高駅から一番近いエリアとなる大毛無山をフィールドにした雪上車ツアーだ。
発起人は旧ARAIスキー場が出来る前からここのスキー場開発に携わっている塚田卓弥氏。地元、地域、行政、妙高リゾート(旧新井リゾート)と立場の異なる人々をとりまとめた。その塚田氏の呼びかけは、このツアーを実現する素晴しい多くの有志メンバーを集結させた。