ジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)は、2018年冬季五輪開催都市を「平昌(Pyeongchang)」に正式決定した。
南アフリカのダーバンで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)は6日(韓国時間7日午前0時)、2018年冬季五輪の開催都市に、平昌(ピョンチャン)(韓国)を選ばれる。
平昌は過去2度立候補をしたが失敗し、その教訓を生かし今回3度目の挑戦で遂に冬季五輪招致に成功。
韓国の最後のプレゼンテーションは李明博(イ・ミョンバク)大統領、直接ステージに上がり、平昌招致をIOC委員らに訴えた。また、キム・ヨナ選手(バンクーバー冬季五輪女子フィギュア金メダリスト)も同会場に出席し、歓喜の叫びを上げた。
今回、候補地としては、冬季スポーツが深く根付いたドイツ(ミュンヘン)、フランス(アヌシー)2都市を抑えての決定は、韓国国民に大きな勇気を与えるだろう。
韓国でのオリンピック開催はソウルで行われた1988年夏季五輪以来2回目で、アジアでは札幌、長野に続き3回目の冬季オリンピックとなる。五輪開催日は2018年2月9〜25日の予定。