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柏木義之デモ、レクザムを選択2011/09/16

柏木義之デモ、レクザムを選択 1998年の全日本スキー技術選手権大会に初出場以来、総合優勝5回、準優勝5回という圧倒的な成績を誇るSAJナショナルデモンストレーター柏木義之選手。ここ2年は3位という不本意な成績に、再び技術選の王者に復活すべく、活動を開始。その決断のひとつがマテリアルの変更です。

「20年近い選手生活の大半を共にしたマテリアルを一新し、自分の納得いく滑りに挑戦したい。その挑戦にマテリアルの面でとことん付き合ってもらえるのはレクザムしかないと思う。」----こんなリクエストを柏木選手から受けた時、正直、我々の方がビックリしてしまいましたが、彼の熱い思いにレクザムは応えることにしました。

8月、柏木選手はニュージーランドキャンプにテストブーツを持って出発。
ところが、彼のイメージする滑りにブーツがマッチしない。
メールでの連絡に対し、すぐさま、そのリクエストに対応するためのセッティングを実施。帰国後、何回か連絡をとりあい、使用ブーツを決めて細かな微調整を加え、9月に丸沼高原のプラスノーでテスト。
一本目はポジションを探しながら様子を見るような印象でしたが、二本目からはブーツに慣れて彼本来の滑りに変化。ムダの動作がなくなり、滑りが研ぎ澄まされていくにつれ、柏木選手ならではのダイナミックなフォームがピタリと決まる・・・。
テスト当日は平日にもかかわらず、あちらこちらで講習会やレッスンが開かれ、賑わいをみせる丸沼高原。その中で、柏木選手の滑りは郡を抜いて際立っており、彼が滑走を始めるとその滑りを観るためにゲレンデ中の視線が集まる。そんな場面がたびたび繰り返されるテストシーンでした。

今年6月のライナー・シェンフェルダー選手と契約に引き続き、柏木義之デモとの契約。競技スキーおよび基礎スキーのシーンで、強力なキャラクターが加わったレクザムですが、そのライナー選手と柏木選手には奇妙な縁が。
競技スキーの選手時代、柏木選手はオーストリアのスキー専門学校である「シュタムス」に留学。その時、ライナー選手もちょうどシュタムスに在学中で、旧知の間柄だったのです。

シュタムスの友がレクザムを介して10数年ぶりに再び巡り合い、共にトップをめざして戦おうとしているのです。
レクザムは全力でこの二人の復活劇をサポートします。
今後の柏木選手・ライナー選手の活躍にご期待ください。

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