マリア・ホッフル・リーシュは、先週末2度目の3位入賞。
今季初となるスーパーコンバインドで、
ホッフル・リーシュは前半のスーパーGを10位で折り返し、
後半のスラロームとの合計タイムでは3位に浮上した。
カナダのマリー・ミッシェル-ギャノンが優勝し、ミヒャエラ・キルヒガッサーが2位だった。
ホッフル・リーシュにとってスーパーGの成績は少し不本意なものだった。
そしてスラロームを滑り終えた後こう語った「キルヒガッサーがはるか前にいることは知っていた。
スラロームはベストの滑りではなかった。
昨日は2位と100分の7秒差で3位となり、今日も同じタイム差で2位を取り逃した。
「この借りはいつか返したい」
「それでも全体的には私にとって上できな週末だったので、満足している」と語った。
天候が大きく影響するレースだったが、ホッフル-リーシュは表彰台の最後の段に上がった。
早いスタート順だったにもかかわらず、高速系を得意とする彼女としてはベストな結果ではなかった。
前半のスーパーGを終えた段階でHEADワールドカップ・レベルズでは、
アナ・フェニンガーが3位の最上位で、リッツ・ゲルグル6位、ホッフル・リーシュが10位に続いた。
ラモナ・ジーベンホーファーとカイサ・クリングもトップ15に食い込み、それぞれ12位、14位だった。
温かな気温のために雪が軟らかくなり、
彼女自身が認めるようにホッフル-リーシュのスラロームはけっして本来のものではなかった。
彼女は3位でゴールしたが、その時点ではまだ9人の選手が残っていたために、
表彰台に立つには充分なタイムではないと思ったという。
その9人のレーサーたちは、みなホッフル・リーシュに対して大きなタイム差を持っていたが、
スラロームを滑り終わると、誰も合計タイムで彼女を抜くことができなかった。
ホッフル-リーシュはいったんは帰りかけたのだが、すぐに他のウィナーとともに表彰台に連れ戻された。
最終走者のニキ・ホスプがスタートする段階で、
ホスプはホッフル・リーシュはもちろん、ミッシェル-ギャノンにも1秒37ものアドバンテージを持っていた。
だが中間地点でそのリードは早くも半減、ゴールしたときにはすべてを使い果たして4位に転落した。
この瞬間、ホッフル・リーシュは
ワールドカップのスーパーコンバインドでは自身2度目となる表彰台が確定。
ホッフル・リーシュは彼女のタイムが表彰台圏内に踏みとどまるとはとても思っていなかったようだが、
時計はそんなことはない、ということを示したのだ。
この3位でホッフル・リーシュはワールドカップの総合で首位に返り咲き、
アナ・フェニンガーが2位で追っている。
Results:
1. Marie-Michelle Gagnon (CAN)
2. Michaela Kirchgasser (AUT)
3. Maria Hoefl-Riesch (GER) HEAD
7. Ramona Siebenhofer (AUT) HEAD
8. Anna Fenninger (AUT) HEAD
10. Denise Feierabend (SUI) HEAD
11. Lizz Goergl (AUT) HEAD
12. Wendy Holdener (SUI) HEAD
18. Camilla Borsotti (ITA) HEAD
30. Magdelena Fjaellstrom (SWE) HEAD