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ダウンヒル最終戦の優勝はマイヤー。スビンダルは種目別優勝を獲得2014/03/18

ダウンヒル最終戦の優勝はマイヤー。スビンダルは種目別優勝を獲得 ソチ五輪のダウンヒルで金メダルを獲得したマティアス・マイヤーが、ダウンヒル最終戦で優勝。
彼にとってワールドカップでは初勝利だ。
テッド・リゲティは2位タイ。アクセル・ルンド・スビンダルは5位だったが、
ダウンヒルの種目別タイトルを獲得。と同時に総合での首位の座を奪い返した。

「今日の勝利は、私にとってとても大きな意味がある。
この数週間調子がよく、良いレースがいくつかあったが、
五輪に続いてワールドカップでも勝つことができてとても嬉しい」とマイヤーは勝利の喜びを語った。
「トレーニングランが昨日の1本だけだったので、とてもむずかしいレースだった。
誰もがミスを犯したので、誰が勝ってもおかしくないレースだった。
私も、前半の滑りはあまり良くなかったが、後半はうまく滑ることができた。
それが勝利につながったのだと思う」

夜間の冷え込みによりコースはパーフェクトなコンディションだったが、
逆に非常に硬いアイスバーンとなり、多くの選手を苦しめた。
ゲオルグ・シュトライトベルガーもクラッシュしたひとり。
彼は横向きに1回転するほどの激しい転倒だったが、幸いにも怪我はなく、
自分の力でフィニッシュエリアまで滑り降りた。

マルセル・ヒルシャーとの激しい総合タイトル争いを展開中のスビンダルは、
できるだけ大きなポイントを稼いでおきたいところだったが、コース前半のミスが響いた。
トップとは0.2秒差だったが5位にとどまった。
総合優勝の可能性が残されているのは3人だが、スビンダルは再び首位の座を奪い返した。
「ダウンヒラーにとって種目別優勝は、もっとも重要な目標だが、
今シーズンそれを獲得できたことは、とてもとてもうれしいことだ」と
スビンダルはレース後に語った。

2位のテッド・リゲティにとっては、これがワールドカップのダウンヒルでの自己最高位。
クリーンな高速ターンが要求されるテクニカルなコースは、彼に適していたといえるだろう。
この2位による80点を加算したことで、総合優勝の可能性がつながった。
「これですべての種目で表彰台に上ったことになる。最高の達成感だ」とリゲティは語った。
レンツェルハイデは彼がダウンヒルに出場する数少ないコースだ。

ダウンヒルの種目別タイトルを獲得したスビンダル。
彼にとって、これは9個目の小クリスタルグローブ(種目別優勝)となる。

Results
1. Matthias Mayer (AUT) HEAD
2. Ted Ligety (USA) HEAD   Christof Innerhofer (ITA)
5. Aksel Lund Svindal (NOR) HEAD
8. Bode Miller (USA) HEAD
12. Kjetil Jansrud (NOR) HEAD

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