長野県・白馬八方尾根スキー場にて、ゲレンデスキーヤーの頂点を決める大会の第52回全日本スキー技術選手権大会が3月10日〜15日までの日程で開催される。
今大会は、元全日本ナショナルチームでアルペンスキーで活躍した皆川賢太郎選手が参戦するとあって大注目!
いよいよ、11日、12日の2日間で予選が行われた。
明日13日の本選へは、男子の上位90名、女子の上位60名が進出することができる。
また、前年度の決勝で男子50位、女子20位以内のシード選手と本選から3種目を共に戦うことになる。
予選1日目は、「名木山 中壁」ゲレンデで、小回り/中急斜面・整地と「ウスバ」ゲレンデで、大回り/中急斜面・整地の2種目が行われた。前日から降り積もった大量の湿雪がスキーの滑走性を失いやすい状況となっていた。
高得点を出した選手は、急激なエッジングを避けて、滑らかなターンで滑走性を引き出していた。
中でも、注目の皆川選手はアルペンスキーで培ったスキーを滑らせるテクニックを活かし、高得点をマーク。
予選2日目は、予選1日目と同様のゲレンデを使用。
「名木山 中壁」ゲレンデでは、小回り/中急斜面・不整地、「ウスバ」ゲレンデでは、フリー/中急斜面・整地の2種目が行われた。
前日と同様の天候とバーンコンディションとなり、不整地では浅めの溝コブの中を、いかにスピードに乗って丸いターン弧を描くかを求められていた。
この種目もアルペンスキーで活躍していた武田竜選手が277点の高得点をマーク。コブの中でも切れ味の良いターンを連続させる高いパフォーマンスを発揮した。
予選2日間を終え、男子は皆川賢太郎選手が1位通過を成し遂げた。
女子は、大場優希選手が1日目の2位から順位を上げ、1位通過となった。
明日の本選から、シード選手が加わり、レベルの高い戦いがはじまる。
アルペンスキー出身選手をベテラン勢が食い止めるかが見所になるだろう!
【男子予選リザルト】
1位 皆川 賢太郎 (新潟県) 1,088pt
2位 武田 竜 (北海道) 1,086pt
3位 由井 孝文 (長野県) 1,068pt
4位 小林 聖 (新潟県) 1,066pt
4位 丸山 淳也 (長野県) 1,066pt
男子予選リザルト詳細はこちら
http://www.gisen.info/result/result-male%5B2015-03-12%5D.pdf
【女子予選リザルト】
1位 大場 優希 (北海道) 1,059pt
2位 芳川 愛実 (長野県) 1,047pt
3位 飯塚 緑 (青森県) 1,045pt
4位 長田 愛未 (北海道) 1,043pt
4位 大久保 優 (東京都) 1,043pt
女子予選リザルト詳細はこちら
http://www.gisen.info/result/result-female%5B2015-03-12%5D.pdf
技術選オフィシャルサイトはこちら
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