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【スノーボード】プロライダー前原大和が念願だった「朝日岳、東壁の斜面」を2018年1月某日、無事に完走。2018/01/22

【スノーボード】プロライダー前原大和が念願だった「朝日岳、東壁の斜面」を2018年1月某日、無事に完走。 【スノーボード】プロライダー前原大和が念願だった「朝日岳、東壁の斜面」を2018年1月某日、無事に完走。 群馬県と新潟県にまたがる谷川連峰朝日岳に人生2度目のチャレンジをするプロスノーボーダー前原大和のドキュメンタリー記事と映像が公開。写真と本人のコメントを合わせてご覧ください。


前原大和より
「朝日岳、東壁の斜面」
2年前、初めてチャレンジしたあの日は未知という恐怖で押しつぶされそうだった。誰もやったことがない奥の奥。AM3時から歩き出し、1本目のドロップまで10時間のハイク。滑ったら登り返しの数時間。マイナス20度の中のテント泊と不安を煽る強風。全ての時間を詰めて詰めて、心身の限界まで1日を使う。知らなかった山が、いつの間にか心の中では知っている山へと変わってっていた。誰もやっていなかった山がそこにあったのは運命とも思える。いけるのか?こっちから見えるずっと奥の斜面も俺がやるのか?生活、仕事、家族、仲間、土地、生い立ち、出会い、全てが転がり繋がり今ここで滑っています。

夏目啓一郎より(photo&video)
いつも遠くから眺めていたその山は、ただひたすらに遠く、美しかった。僕たちの住むみなかみ町藤原から春夏秋冬いつもその大きな姿を見せる朝日岳。夏の山頂には花畑や池塘が広がる。馬蹄形縦走の途中で登る人がいるくらいでメジャーな山とは言えない。「厳冬期の朝日岳をドローンで」そんな話が来たのは初雪が降った後突然に。果たしてまともに飛ぶのか、前原大和のスピードについていけるのか。不安だらけだけだったけど、やってみないとわからない。ロープウェーもリフトもなく、ただただ歩く。足取りは重く、苦しい。約10時間のハイクアップで山頂へ。背負って来たドローンはなにごとも無く飛び立った。前原大和が描き出す美しいラインを夢中で追いかける。ボトムについた大和が両手を上げた。いつも遠くから眺めていた山は、この日から忘れられない特別な山になった。


ドキュメンタリー映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=7phcDT-gcL8

詳しい記事はこちら
http://uspj.co.jp/?p=3210


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