2020年11月5日(木)、東京都内で全日本スキー連盟(SAJ)による「2020/2021 SNOW JAPAN 記者会見」が行われました。
2020年開催の北京オリンピックのプレシーズンにあたる今季。記者会見内では「2020/2021 SNOW JAPAN」のスペシャルサポーターとして、俳優・田中圭さんの就任を発表。田中さん主演のスキージャンプを題材とした映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」(2021年5月公開)と合わせて大会を盛り上げます。
また会見では各競技選手が登壇およびリモート出演を行い、大会への意気込みを熱く語りました。
昨年日本初の個人総合優勝を果たしたジャンプ男子の小林陵侑選手は、「世界選手権では金メダル、ワールドカップでは1勝を目指して頑張りたい」と、ジャンプ男子ワールドカップへの目標を宣言。
ノルディック複合で冬季五輪2大会連続金メダルの渡部暁斗選手は、「自分のレベルを一つ引き上げて金メダルを目標にしたい」と抱負を掲げました。続けて渡部選手は、コロナ禍の影響を記者から質問されると「トレーニングは自粛期間明けからだったので、そこまで大きな影響はない。自分の心構えとしてはいつオリンピックがきても大丈夫なよう常に準備をしています」と頼もしい声を聞かせてくれました。
フリースタイル・モーグル男子の堀島行真選手は、「ケガをしていた腰を自粛期間中で休ませることができた。今季のワールドカップは優勝回数を増やしてランキング1位を狙いたい」と、緊急事態宣言中の時間を有効活用できたことを明かし、今シーズンへの大会はさらに注目です。
ジャンプ男子のワールドカップは、20日からポーランドで始まる予定です。本格的なスキー・スノボーシーズン到来を前に、日本を代表する選手たちの活躍を応援しましょう!