時代と共に働き方はどんどん変化している。コロナ禍以降、会社に出社しないで自宅等で仕事に取り組む“リモートワーク”を導入する企業は急激に増え、新型コロナウイルスの感染が落ち着いてきた現在も継続してリモートワークに取り組んでいる企業が多い。
そんな中、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた“ワーケーション”という新しいワークスタイルに益々注目が集まっている。

ワーケーションのメリットは、
・その名の通り仕事をしながら休暇も取れる
・現地までの移動時間も楽しい
・非日常の環境でリフレッシュしながら仕事ができる
・滞在日数を増やしてゆっくりできる
などがある。

しかしながら「休暇中に仕事なんてしたくない!」と思う方が多いのも事実だろう。筆者自身もONとOFFは切り替えたいタイプなので、いつも休暇中は仕事のことなんて忘れて思い切り楽しむのだが、ワーケーションによって“滞在日数を増やせる”という点にすごく魅力を感じた。
キャンプは大好きだが、設営と撤収はやはり面倒だし、1泊2日だと慌ただしくなってしまうので、2泊3日など滞在日数を増やせるのは大きなメリットだ。
SURF&SNOWユーザーのみなさんには馴染みのある新潟県南魚沼市では、冬だけでなくグリーンシーズンもワーケーションの環境整備を推進しているとのことで【キャンプ×ワーケーション】を仲間と体験してきたのでご紹介したい。

今回お世話になったのは、関越道六日町ICから約20分と好アクセスながら、裏巻機渓谷の大自然に包まれた【五十沢(いかざわ)キャンプ場】。東京練馬ICからも約2時間半で行くことができる。
五十沢キャンプ場:  http://www.ikazawa-camp.jp/
ただ、キャンプに美味しいご飯は欠かせないので、キャンプ場へ行く前に地元食材を豊富に揃えている【JAみなみ魚沼 あぐりぱーく八色】と地元のスーパーで買い出しへ。
色とりどりの地場産食材が、所狭しと並んでおり、どれも新鮮でとても美味しそう。仲間と相談した結果、「夏野菜たっぷりカレー」を作ることになり、それぞれ入れたい野菜を選んで買い込んだ。もちろん日本一と呼び声高い南魚沼産コシヒカリも忘れずにゲット!
キャンプ場に着きチェックインを済ませたら、早速手分けをして設営とご飯の準備に取りかる。
五十沢キャンプ場はありがたいことにサイト内に木が多く、日陰もたくさんできるのでタープが無くても快適に過ごすことができる。もちろんテントやタープをはじめ、手ぶらでもキャンプができるようにレンタルは充実しているし、コテージやロッジもたくさんあるので、初心者の人でも安心してキャンプを楽しむことができる。
そのまま食べても間違いなく美味しい南魚沼産の食材たちを贅沢に使い、「夏野菜たっぷりカレー」をクッキング!
写真では伝わりづらいが、全員が目を丸くするほど美味しいカレーが完成。キャンプやBBQを経験したことがある人なら分かってもらえると思うが、自然の中で食べるご飯やお酒、コーヒーは普段の何倍も美味しく感じる。五感が研ぎ澄まされ、食材の味をより感じ取ることができるのかもしれない。

仕事スイッチON!

腹ごしらえが終わったら仕事モードにスイッチON!川の流れや、小鳥のさえずり、虫の鳴き声など、心地よい自然のBGMを聴きながら仕事に取り掛かる。電話の音や、車の音、都会の喧騒とは無縁の環境で仕事をすると、普段よりも集中できて、パフォーマンスが上がったように感じた。(※個人の感想)
ネット環境が必要な場合は、管理棟横のフリースペースでフリーWi-Fiが使えるので、ポケットWi-Fiなどが無くても問題ない。
一息入れたいときはすぐそばを流れる五十沢川でリフレッシュしよう!飛び込みスポットもあるので、夏ならひと泳ぎするのもありだ。
施設内には吊り橋もあるので、散歩をしながら綺麗な景色を堪能するのも良い。しっかりスイッチを切り替えられる人にとっては、最高のオフィスになる。
今日の仕事を片付けたら晩御飯!昼間から仕込んでいた地元の妻有ポークを使った「豚の角煮」で乾杯!!南魚沼産の大根にも味がしっかり染み込み、とんでもなく美味しい。
夜はゆっくり過ごしても良いし、もうひと仕事してもいいが、6月中旬〜7月上旬に行く場合は【蛍鑑賞】がおすすめだ。都会では決して見ることができない景色に感動することだろう。蛍情報はキャンプ場スタッフに聞けば最新情報を教えてもらえる。

豊富なアクティビティ

滞在日数にもよるが、他にもいろいろな楽しみ方があるのでご紹介しよう。
<渓流釣り>
五十沢川は渓流釣りを楽しむこともできるので、釣り人にも人気のスポットだ。渓流釣りは専用の道具や知識も必要なため少しハードルが高いが、初めてチャレンジしたい人には体験プログラムもあるので、事前に下記まで問い合わせてみよう。

南魚沼市 自然体験村(担当:武宮)
Mail:kigurumi41244124@gmail.com
<八海山トレッキング>
時間がある人には、日本200名山のひとつである八海山トレッキングもおすすめ。体力に自信のある人は麓の登山口から挑戦してもいいし、八海山ロープウェーで標高1,147mの山頂駅まで行って絶景を堪能するだけでも十分楽しめる。
南魚沼市では手軽にテレワーク・ワーケーションを体験できるように、オンラインセミナーと現地交流会を無料実施するので、興味を持った方は是非参加してみてほしい。

南魚沼市テレワーク/ワーケーション オンラインセミナー&現地交流会

<オンラインセミナー>
テレワークの機会が増え、仕事と余暇の考え方も変わりつつあります。そこで首都圏から2時間半の南魚沼市で、テレワークで仕事を進めながら、夏のアクティビティなど南魚沼ならではの楽しみ方を知る移住経験者3名の方の話を交えながら 「遊・食・住」をテーマに、南魚沼市でのテレワーク・ワーケーションについてご紹介します。

日時:2022年7月20日(水) 19:00〜20:30
<現地交流会>
オンラインセミナー参加者優先で、現地交流会にご参加いただけます。 南魚沼市内のテレワーク環境や現地での余暇と仕事の時間配分、無料のアクティビティーなどを体験することができます。詳細はオンラインセミナーでお知らせ致します。

日時:2022年8月27日(土) 8:00〜16:00
   ※新型コロナの影響によって予定が変更となる場合がございます。
定員:20名(オンラインセミナー参加者優先・応募人数が多い場合は抽選となります)
参加費:無料(アクティビティー参加)
    ※現地までの往復交通費、昼食等飲食代、現地駐車場代は各自ご負担ください。
申込方法:オンラインセミナー時にお知らせ致します。
参加アクティビティーの種類:自転車ダウンヒルツアー/八海山トレッキング/ルアーフィッシング/アウトドア料理体験/SUP

スケジュール(予定):
8:00 集合(南魚沼市民会館)
8:30 各アクティビティーへ参加
12:00 各アクティビティー終了
13:00 昼食(六日町ヒュッテでピザなどのアウトドアスタイルで)
14:00 意見交換会
15:00 市内テレワーク施設体験等
16:00 解散(南魚沼市民会館)

主催:一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構
運営:自然体験村
問い合わせ:武宮(kigurumi41244124@gmail.com)
南魚沼市公式サイト:  http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/
【キャンプ場検索ならアウトドアガイド】   https://surfsnow.jp/green/

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