肉や野菜をただ焼くだけではもったいない。せっかくだからキャンプ飯をワンランク上にあげてくれるスパイスでゲストをアッと驚かせてみるのはいかがですか。ここでは、食品メーカーで商品開発担当のキャンプラバーをナビゲーターに迎え、泣く子も黙る美味スパイスの取り入れ方を伝授します。
松倉広平さん
食品メーカーで商品開発を担当。肉とニンニクをこよなく愛する生粋のキャンプ愛好家。アウトドアスパイスにどっぷりハマり日々特長を探求中!!
Instagram@matsukuracamp
松倉さんオススメのアウトドアスパイス3種
3種のスパイスを使って手軽にこなれたキャンプ飯作りに挑戦!! まずはそれぞれのスパイスのポイントについてご紹介していきます。アウトドアスパイスはどんな料理にも合うのがウリですが、実はそれぞれにれっきとした違いがあるのです(松倉調べ)。
ほりにし
「ガーリックが効いたガツンと味がしっかりつくタイプ。たんぱくな味わいの鶏肉や少しクセのあるラムには断然「ほりにし」がオススメです! キャンパーの為のスパイスとして、和歌山県のアウトドアショップ「Orange(オレンジ)」の堀西さんがプロジェクトリーダーで開発されたものです」。
黒瀬のスパイス
「流石はお肉屋さんが作った調味料!! 肉の美味しさを引き立てるシンプルな味わいが特長です。豚ロースのようなたんぱくだけど甘みやジューシーさをもつ風味を、キリッと引き締まてくれるスパイスです。福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」さんが作った絶品調味料です」。
マキシマム
「鰹の旨味がきいて後味の余韻も楽しめるスパイスです。宮崎県のお肉屋さん「中村食肉」さんが作った調味料で、特に牛肉との相性がバツグン。これ1本さえ持っていけば、どんな料理もプロ級の美味しさになること間違いナシです!」
スパイスを使ってクッキングスタート
3大スパイスとして取り上げられることが多い「ほりにし」「黒瀬のスパイス」「マキシマム」はキャンパーの間でも評価の高い調味料です。まずは分厚い豪快な肉にスパイスを振って焼いていきます。
見るも鮮やかな季節の新鮮野菜は、メイン料理を引き立てるデコレーションとしても活躍します。サワークリームにスパイスを適量混ぜて野菜スティックをつけて食べるのもオススメです。ぜひご賞味下さい。
青空の下で食べれば、いつもの食事もより美味しく楽しいものに様変わり。心地の良い空間でアウトドアスパイスをつけて味くらべをするとはなんと贅沢なことでしょう。知ってしまった美味しい記憶は、ずっと脳裏に残るはずです。
洋食が多く並ぶイメージのアウトドア/キャンプですが、和食がテーブルに並べばゲストのアッと驚く&喜ぶ顔が見れること必至です! 酢飯の代わりに、アウトドアスパイスの混ぜご飯をつかった、たまごとサーモンといくらとアナゴの彩り丼で、家族と友人の胃袋を満たす至福の時間を共有しましょう。
松倉さんのスパイス料理がテーブルに所狭しと並ぶ中での実食タイム♪ 取材撮影チームとキャンプあかいけのスタッフさんとで美味しくいただきまます。
美味スパイスを使ったキャンプ飯を囲んでみんなで乾杯ー! どれから食べよう~!? 乾杯をしながらもスタッフ一同フードに目移りしています。
食後にはレンタルした薪ストーブの周りで冷えた身体を温めました。食後のコーヒーも美味しくいただきましたよー!!
こっそり覗き見。撮影取材のバックヤード
食品メーカーで商品開発担当である松倉さんとメニュー開発室の敏腕女史、星川さん。そんな2人がアウトドアスパイスを使った絶品料理を振る舞ってくれる当企画。数日前から打ち合わせに打ち合わせを重ねメニューを考案、買い出しから準備まで完璧にこなしてくれました。
出来上がった料理をみんなで撮影会。取材日午前中が大雨で大幅な時間ロスの中、想定を超える十数品のメニューを用意してくれた松倉さんと星川さん。お二人のアウトドアスパイス企画に注ぐ並並ならぬアツい思いを撮影スタッフ一同体感しました!
見よ、お二人の真剣な眼差しを(笑)。美味しく楽しいキャンプ飯の裏側にはゲストに喜んでもらうために提供しようというたぎる思いと商品開発担当魂を垣間見た瞬間でした。
スパイスが効いたオススメレシピ
【その①】かつおのカルパッチョ
【その②】ゴルゴンゾーラと蜂蜜のピザ
【その③】鯖缶アレンジ
今回ご紹介した3大アウトドアスパイスの他にも、「ほりにしの辛口」や、テンマクデザインの「テンマク」、キャンプ芸人バイきんぐ西村さん監修の「バカまぶし」など話題の商品は数知れず。キャンプ飯を最高に彩ってくれる調味料でありキャンプの荷物や調理の負担も減らしてくれます。「外で食べる楽しさ」を引き立てるアウトドアスパイスの無限な可能性に、SURF&SNOWはこれからも注力していきます!