そろそろ、夏の終わりも近づき、倉庫の奥にしまってあったスキーやスノーボードを眺めて、冬に向けた準備を始める方もいるのではないでしょうか。そこで、今回はシーズン前のトレーニングにもなる水上で滑る「ウェイクボード」にフォーカスし、初心者からでもすぐに始められるのか検証するべく、ウェイクボード初心者と共に体験したいと思います。
そもそもウェイクボードとは?
ウェイクボードは、モーターボート等にハンドルの付いたロープを設置して牽引されながら水面を滑るウォータースポーツです。正面を向いて滑るのが主に水上スキーですが、「横乗り」で水上を滑るのがウェイクボードなので、雪上を「横乗り」で滑走するスノーボードと共通するポイントがあり、雪のない季節でも滑る感覚を忘れない様に、オフトレ(オフシーズンのトレーニング)として期待できます。
いざ、体験スタート!
今回お世話になったのは、山梨県 河口湖畔ウェイクボードショップ「TRIBE」さん。こちらのオーナー、夏はプロウェイクボーダー、冬はスノーボードスクールの代表と、年間を通して、今まで様々な事に挑戦し続けてきたカリスマ性あふれる、楽しむ事が大好きなスポーツビジネスマン。季節や環境に応じた遊びの体験を提供しているので、年間を通して、お世話になれそうです。
ウェイクボードの体験に必要なもの。
■水着
■タオル
■日焼け止め
■ラッシュガード
※夏季でウエットスーツを着用しない場合に上半身の保護になる為あると便利です
レンタルできるもの※施設によって異なります
■ウエットスーツ
ウェットスーツの下には水着、又はラッシュガードを着用し、体型に合わせたものを選びます。
※夏の水温が高い場合には着用せず体験が可能です
■ライフジャケット
泳げない方でも着用することで、浮いていられる為、安全のために着用が必要です
さっそく湖へ行ってみよう。
ウェイクボードの体験には、まずはお店に到着したら、誓約書を記入し受付を済ませます。次に先程お伝えした、レンタルのウエットスーツを選び更衣室で着替えを行ったら準備完了。いざ湖畔へ移動しボートへ乗り込みます。
滑る前の丁寧なレクチャーで、初心者も安心
ステップ1 ボードを履いてみよう。
ウェイクボードでは、スノーボードと似たビンディングが固定されており、基本素足で履くものになります。尚、ビンディングにはいくつか種類があり、まず初心者には脱着が簡単なものがついてる事が多いです。理由は、ウェイクボードでは転んだ際に板が外れる事で怪我を防止してくれるので、慣れるまでは転倒することも多いかと思うので、必要な時に脱げてくれるのが理想となります。
ステップ2 入水前にイメージトレーニング。
まず立ち上がるイメージは、ハンドルを持ってしゃがみこんだら、スタッフにそれを引っ張ってもらうとハンドルとともに身体が引っ張られて、おしりが踵に近づきます。そこから、引っ張られる力を利用して立ち上がります。水に入っている時のコツは、次の3つを意識しよう。
①腕の力は入れない
②小さくなる
③膝は内股
立ち上がるイメージは、ボードが引っ張られて自然と浮き上がってきたらボードを縦にし、後ろに体重をかけながら体を伸ばして立ち上がります。ここでも慌てず落ち着いて順番通りに動きましょう。
いざ本番へ
事前のレクチャーで立ち上がるイメージもできたので、早速ウェイクボード初心者が1番手でチャレンジ。少し緊張気味のチャレンジャーだが、スタッフの心強い掛け声もあり、リラックスしてスタート。
不安に見守るスタッフを横目に、なんと1回目のチャレンジで立ち上がりをクリアしちゃいました。ウェイクボードで、初めて水面を立てた時の感動は、やはりチャレンジした人が味わえる特権ですね。
ボードに立てたら水の上を左右に移動したり、波の上に乗ったりと遊び方は無限大。中級者になるとボートの引き波を利用してジャンプをしたりと、ここまでくると、本当にスノーボードで遊んでいるかの様に、水上を自由に滑れます。
検証結果
ウェイクボード初心者でも、しっかりとレクチャーを受ければ、1回のレッスンですぐに始められ、やはりスノーボードの感覚に似ている所もあり、スノーボードのオフトレにも最適だという事がわかりました。
夏シーズンのアクティビティとしても気持ちの良いウェイクボードを、是非冬になるまでに一度体験してみてはいかがでしょうか?
併設施設も充実で快適
ウェイクボード体験終了後にはお腹が減ったので、併設のカフェでランチを頂きました。手作りのパンやスムージーを味わえます。
今回ウェイクボードを遊ぶのに使ったのは、アクティビティ施設を定額で遊べる「アースホッパー」。
アースホッパーとは?
“ 地球と遊ぶ人 ” をテーマに、全国の提携アクテクビティ施設を、オールシーズン遊べる定額パス『アースホッパー』。