スノーボードの楽しみ方は多彩です。グラトリ、ジャンプ、ジブ、パウダー……、それぞれに魅力がありますが、やはりカービングをしながらゲレンデ中を滑り倒す爽快感は格別です。さらに上達すれば、スキー場を飛び出して自然のなかでバックカントリーを滑る、そんな楽しみも広がります。 今回は、そんなオールマウンテンを滑るのに最適なボードをピックアップ。 ポイントは、急斜面や荒れたバーン、アイスバーン、地形の変化、パウダー、春のシャバ雪など、どんなコンディションにも対応できるオールラウンドなコントロール性とタフさを兼ね備えているか。 一般的には、全体にややしっかりとしたフレックスでテールがやや硬く、ノーズのほうがテールよりもやや太めのテーパード形状、ノーズが長めのディレクショナルボードが操作性が良くオオスメです。 オールマウンテンに乗りこなせるボードが一枚あれば、どんな場面でも気持ちよく最高のターンを描けるでしょう。
HEAD SNOWBOARDS[ヘッドスノーボード]
E.B.I. LYT
サイズバリエーション:143、147、153、156、161cm
税込価格:96,800円
E.B.I. LYTは山の地形に合わせて滑るのが得意なパーフェクトボード。特徴的なスワローテールは、パウダーで浮力を得るのに最適な形状となっています。パウダーのファーストトラックをゲットできる幸運な日もあれば、すでに複数のラインが入り荒れていることも。またある日は、グルーミングバーンをクルージングする日もありますが、E.B.I. LYTなら、ゲレンデからバックカントリーまで、あなたのライディングをフルサポートしてくれます。
OGASAKA SNOWBOARDS[オガサカスノーボード]
CT
サイズバリエーション:150、152、154、156、158、161cm
税込価格:105,600円
「迷ったらCT」というフレーズも広く浸透しているOGASAKA人気No.1カービング系オールラウンドボード。ちょっと踏み込んだだけでボードがたわみ、行きたい方向に向き、しっかりとボード全体で雪面をグリップ。軽快にボードを操作でき、安定感も兼ね備えているため、初級者からプロフェッショナルユーザーまで、幅広い層に使用されています。
TF [for Women]
サイズバリエーション:146、148cm
税込価格:100,100円
OGASAKA の中で最も扱いやすく、自由度の高いオールラウンドボード。スウィングウェイトの軽量化を目的とした台形形状とフリーキャンバー構造を採用。ノーズとテールの押さえがマイルドで、ボードをズラしやすく、低速での操作性を重視したつくりとなっています。地形の変化にも上手く馴染み、コブ斜面や湿雪、パウダーでも抵抗感が少ない オールマイティーな滑りは、初心者から上級者まで、幅広いニーズを満たします。
RIDE SNOWBOARDS[ライドスノーボード]
WARPIG
サイズバリエーション:142、148、151、154、158cm
税込価格:93,500円
独特なWARPIGのシェイプは近年のスノーボードでは類を見ない多様性を持ち合わせていて、オールマウンテン、フリースタイル、どちらのカテゴリーでも抜群のパフォーマンスを発揮します。カービングからビッグジャンプ、バックカントリーのビッグラインまで、滑る場所を選びません。テーパードされたBi-Radial-Sidecutはエッジグリップが良く、一般的な細い板並みに速いエッジの切り換えが可能。その一方でワイド形状のため、パウダーでの安定性と浮力を足元に感じることができます。
MAGIC STICK [for Women]
サイズバリエーション:143、147、151、154cm
税込価格:85,800円
MAGIC STICKはオールマウンテン・パフォーマンスを求める女性のためにデザインされた、ミッドフレックスのディレクショナルボードです。ノーズがテールよりわずかに長く太いテーパード形状によりパウダーでは浮力を発揮し、ハードスノーでは安定感ある滑りを実現。また両足間のキャンバーがスナップとレスポンスを生み、コントロール性に優れます。どんなコンディションでもスムーズなターンをアシストしてくれるBi-Radial-sidecutを採用し、オールマウンテンでその威力を発揮します。
著者:岸野真希子
スノーボード歴:25年
高1でザウスデビューし、一瞬でスノーボードの虜に。
在学中から雪山にコモりはじめ、雪を求めて夏はNZへ。
ショップ勤務後、スノーボード専門誌『TRANSWORLD SNOW boarding JAPAN』の編集者を経てフリーに転向。
2013年から白馬村に移住し虎視眈々と極上ラインを狙っている。
著書:HELLO HAKUBA VALLEY