オールマウンテンスノーボードは、その名の通り圧雪やパーク、パウダーなど、あらゆるフィールドで高いパフォーマンスを発揮するように設計されたボードだ。スノーボードには多彩な楽しみ方があり、カービングやラントリ、ジャンプ、ジブ、パウダーなど、ひとつに絞ることなく、すべてを1本で楽しめるボードがあれば最高だと思わないだろうか?ゲレンデ内でトリックを織り交ぜながら爽快に滑走したり、時にはスキー場を飛び出して自然のなかでバックカントリーを滑る、そんな楽しみ方も広がってくる。
今回は、そんなオールマウンテンを滑るのに最適なボードをご紹介。 急斜面やボコボコ、アイシーなバーン、パウダー、春のシャバ雪、さらには地形の変化など、どんな状況にも対応できるコントロール性とタフさを兼ね備えたものがベスト。ややしっかりとしたフレックスでノーズが長めに設定されたたディレクショナルボードが操作性が良くオオスメ。ただしスイッチ性能を損なわないよう、極端なテール形状は避けた方が無難だ。 最強の相棒となるオールマウンテンボードとともに、雪山全体で最高のターンを描こう!

HEAD SNOWBOARDS[ヘッド]

HI-FIME M

パワフルなカービングとエネルギッシュなパークライダーに最適なHI-FIME Mで、究極のコントロールとエキサイティングなパフォーマンスを体験せよ! あらゆる動きに高精度で反応し、ウエストのトーションが柔軟性と遊び心をプラス。トライアクシャルファイバーグラスを持ち、無敵の安定性とコントロール性を発揮する。ターンを極め、新たな挑戦へと導いてくれるだろう。

HI-FIME W

ボードが柔らかくねじれやすいので、ターンはもちろんトリックなど、スノーボードのカッコいいこと全てをこなせるオールマウンテンボード。優しい乗り味なのにハイスペックなので、複数シーズン愛用できる優れもの!パワフルなカービングとエネルギッシュなトリックのために開発されたHI-FIVE Wは、最高の滑りを求めるライダーに最適な究極のレディースモデル 。

RIDE SNOWBOARDS[ライドスノーボード]

WARPIG

WARPIGの独特なシェイプは他に類を見ない多様性を持ち合わせ、オールマウンテン、フリースタイル、どちらのカテゴリーでも抜群のパフォーマンスを発揮する。RIDEが誇るRoll-in-Construction技術“スリムウォール”を採用し、軽量化と高い振動吸収性を実現。サイドウォールが3D形状にデザインされ、エッジへのパワー伝達を向上。カービングからビックジャンプ、バックカントリーのビックラインまで、滑る場所を選ばない一本。

PSYCHOCANDY

山を遊び倒すためにデザインされたPSYCHOCANDYは、サイズも豊富なユニセックスモデルで、通常のボードより3~6cm短めのチョイスを推奨。テーパードのBi-Radial-Sidecutはエッジグリップが良く、どんなコンディションでもスピード感あふれる滑りをアシスト。Carbon-Slimewallsを内蔵し、レスポンスが良くターンの安定性も◎。パーク、パイプ、パウダー、スラッシュなど、滑る場所を選ばないオールマウンテンボード。

SCOOTER SNOWBOARD[ライドスノーボード]

DAYLIFE-THRUSTER

雪面抵抗を軽減しながらスピードが乗るS キャンバーで、パウダーとハードバーンでのターン性能を両立したオールマウンテンモデル。後足パートを深めにカットした 2R サイドカーブのテーパードシェイプは、若干セットバックされたキャンバー形状とのマッチングにより、パウダーでは一定の浮力を生みながらもボードが走り細かな切り返しを可能にすると同時に、ハードバーンでは粘りのある安定したカービングを可能にする。山全体を気持ち良くクルージングしたい人にピッタリの 1 本。

著者:岸野真希子

スノーボード歴:26年
高1でザウスデビューし、一瞬でスノーボードの虜に。
在学中から雪山にコモりはじめ、雪を求めて夏はNZへ。
ショップ勤務後、スノーボード専門誌『TRANSWORLD SNOW boarding JAPAN』の編集者を経てフリーに転向。
2013年から白馬村に移住し虎視眈々と極上ラインを狙っている。
著書:HELLO HAKUBA VALLEY

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