グローブやバックパックでひろく周知されているDAKINEより、スノー用ヘルメットが登場した。スノーボーダーならば、1979年にアメリカ・ハワイ州マウイ島で生まれたアウトドアギアブランドであるDAKINEのアイテムは目にしたことがあるだろう。高いデザイン性と性能を兼ね備えるDAKINEのヘルメットは、ますます需要の高まるスノーヘルメットシーンに新たな風を巻き起こすこと間違いない。そんなDAKINEヘルメットの最新情報をお届けしよう。

安心と信頼のアウトドアギアブランドDAKINE

DAKINEは、1979年にアメリカ合衆国ハワイ州マウイ島で生まれ、現在はポートランドにベースを構えるアウトドアギアブランド。創業者でありサーファーのロブ・カプランが、地元のサーファーに大波用のリーシュコードを製造するところからブランドの歴史はスタートした。ブランド名の由来はハワイのピジン英語で「The Kind」を意味し、「最高のもの」や「これ!」というニュアンスを持つそう。サーフィンやスノーボードのほか、マウンテンバイクやウィンドサーフィンでも愛用者が多く、ジャンルを問わずフィードバックを得ることでよりよいギアを生み出し続けている。スノーボーダーにとってはバックパックとグローブに馴染みが高く、過酷な条件でも耐えられる高品質かつ耐久性の高いプロダクトは、世界中で高い人気を集めている。

ふじてんスノーリゾートとともに安全啓蒙活動の取り組みを開始

先シーズンよりDAKINEのラインナップに加わったスノー用ヘルメット。転倒による衝撃や障害物から頭を守るために欠かせないアイテムで、キッズや競技者、バックカントリー愛好者などから徐々に広がり、ゲレンデでも浸透してきている。だが欧米に比べると、日本国内でのヘルメット普及率はまだまだ低いのが現状。
そこでDAKINEは、ウインタースポーツを愛する人々の安全を守る取り組みとして、ふじてんスノーリゾートとともに安全啓蒙活動への取り組みを24-25シーズンより開始した。その内容は、DAKINEヘルメットのスキー場パトロール隊員への提供、そして、スクールでのヘルメット貸し出しというもの。
パトロール隊員やスクール利用者からの評判は上々で、これまでヘルメットに抵抗感があった人や、安全に対する意識が低かった人も、実際にゲレンデでヘルメットを着用して滑ることで、その意識が大きく変わったようだ。

MIPS搭載で高い安全性と便利な機能が満載

DAKINEのヘルメットは耐久性のあるハードシェルを使用し、万が一の衝突時も脳へのダメージを軽減するMIPS® Brain Protection Systemを搭載する。MIPSとは「多方向衝撃保護システム(The Multi-directional Impact Protection System)」で、ヘルメットに外部から衝撃が加わり回転運動に至った時、MIPSレイヤー部分が滑るように動いて衝撃をいなすという仕組みになっていて、脳へのダメージを大幅に軽減してくれる。
高い安全性はもちろん、雪山での着用感や使い勝手にも細かな配慮がなされている。フィットシステム ダイヤルは、フィット感の微調整ができて装着感も快適に。
ヘルメット着脱の際になにかと煩わしいストラップは磁気バックルを使用し、装着もラクラク。片手でも操作できるカンタンさはヘルメットをより身近なものにしてくれる。
ヘルメットを着用しているとムレが気になるという声が上がるが、DAKINEヘルメットは内部の気流を確保する10個のベントを備え、着用時のムレを軽減する。滑走時にかいた汗がリフト乗車時に冷えて寒くなることもないし、春シーズンに晴天での滑走でも快適に過ごせるだろう。

さらに、外装にも、内装にもリサイクル素材を使用したサステナブルなアイテムであることも大事なポイントだ。

世界と闘う大注目のアップカマー兄弟・嶋崎珀&玲もDAKINEヘルメットを愛用

高い性能と安全性、さらにスタイリッシュさも兼ね備えるDAKINEのヘルメットを使用して頭角を著しているスノーボーダー兄弟がいる。現役高校生の兄、嶋崎珀はオリンピックに出場するという夢を持ち、そのスタイル全開の滑りに日々磨きをかけている。5歳の時に、日本スノーボード協会のバッジテストで最年少1級に合格するモンスター。国内外のジュニア大会で数多くの表彰台に立ち、2022年には全日本スノーボード選手権で優勝し、プロとして活躍する現役高校生。
弟の嶋崎玲は、兄の滑りを追いかけながら1歳からスノーボードを始め、なんと小学6年生の頃には、JSBA全日本スノーボード選手権で優勝し、プロ資格を獲得。この時はプロ資格を辞退しているが、生まれながらスノーボーダーの才能を持つ現役中学生。
そんな世界で活躍する若き才能を高いプロテクション技術でサポートするのがDAKINEヘルメット。今後の活躍に期待が高まるふたりにDAKINEヘルメットのお気に入りポイントを聞いたので、最後に紹介しよう。

嶋﨑 珀

DAKINEヘルメットは他のブランドにはないカタチとデザインが新鮮でお気に入りです。ヘルメットを選びでは、カタチとフィット感にこだわってます。DAKINEの新たな試みという部分でも惹かれましたね。今回のふじてんでの撮影ではつけていることを忘れてしまうような軽さにびっくりしました!機能性もバッチリで、ストレスなく使用できます。

嶋﨑 玲

ハーフパイプの競技をしているので、シーズンの練習中やオフトレの時にもヘルメットはかぶっています。新しい技に挑戦するときは頭から落ちるリスクもありますが、ヘルメットがプッシュしてくれる部分は大きいです。DAKINEのヘルメットは 頑丈なところが気に入っています。それに 頭の形に合っていて、軽いものが好きです。やっぱりかぶっていて違和感がないものを選びたいので!

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