フリースタイルスキーというと、2018年の平昌オリンピックでは、スロープスタイル、ハーフパイプが行なわれたので、覚えている人もいるでしょう。もちろん2022年北京オリンピックでも、これらの競技に加えてビッグエアも行なわれる予定。
人気が出ることも期待できるので、今シーズンから先取りしてチャレンジしてみるのもいいかも。
フリースタイルスキーには、専用のスキーが使用されます。後ろ向きに滑ることもあるので、テール側もトップと同じように先が反っているツインチップ形状を採用。さらに、回転系のエアを行ないやすいように、前後の長さが同じになるように真ん中にビンディングが取り付けられています(通常はやや後ろ)。
こういったパーク用のスキーは、実はフリーラン用としても高いポテンシャルを秘めています。特にハーフパイプ用のスキーは、フレックスが硬くエッジグリップ力も強めで、ハイスピードカービングが可能。全体的には扱いやすく滑りだけでも十分楽しめます。デザイン的に凝ったものが多く、スキー場で目立ちたい人には最適なスキーです。
VÖLKL [フォルクル]
REVOLT 95(左) / BASH 86(右)
REVOLT 95(リヴォルト95)
価格:66,000円(税込)※ビンディングなし
全長:157 / 165 / 173 / 181 cm
回転半径:16.7 / 18.6 / 21.3 / 23.4 m
3サイズ:Top 129 / Center 95 / Tail 119 mm(共通)
パークから、グラトリ、自然地形の遊び、パウダーまで対応可能な汎用性の高いフリースタイルモデル。
チップ&テールロッカーは、ロッカーの上がりが早めなのでグラトリがしやすく、絶妙なフレックスポイントにより優れた操作性と高い安定感を生み出し、さまざまなトリックを可能にします。フリーランでは荒れた斜面での走破性が抜群です。
BASH 86(バッシュ86)
価格:60,500円(税込)※ビンディングなし
全長:148 / 156 / 164 / 172 cm
回転半径:14.8 / 16.6 / 18.5 / 21.2 m
3サイズ:Top 120 / Center 86 / Tail 110 mm(共通)
リヴォルト95より細めのセンター幅で操作性に優れたモデルです。トップとテールが扱いやすく、センター部分にだけサイドウォールを採用し安定感を高めています。
ROSSIGNOL [ロシニョール]
BLACKOPS SENDER
BLACKOPS SENDER(ブラックオプス センダー)
価格:90,200円(税込)※ビンディングなし
全長:164 / 172 / 178 / 186 cm
回転半径:13 / 16 / 18 / 21 m
3サイズ:Top 137 / Center 103 / Tail 127 mm(172cm)
ロシニョールのフリーライドスキーがブラックオプスシリーズ。パウダー、バックカントリーからゲレンデまで楽しめるオールラウンド性が高いモデルです。軽量芯材、トップとテールの軽量ハニカム構造によりスイングウエイトが軽く、扱いやすさが特徴。トップ部分には振動吸収システムが内蔵され、しっかりと雪面を捉えてくれます。