25-26シーズンもいよいよほとんどのスキー場がシーズンを終えました。当然寂しい気持ちはつきものですが、冬の限られた時期にしかできないからこそ特別で、毎年リセットされる分、次に向けた目標やプランも立てやすいのがウィンタースポーツ。シーズンの記憶と興奮が冷めやらぬうちに次のイメージを膨らませておけば、来る冬をより充実させることもできるのです。そんななか、早くも26-27シーズンのシーズン券情報が発表されています。注目は、11年目を迎えるHakuba Valley 全山共通シーズン券(以下、バレー券)。世界中のトップライダーからノンスキーヤーまで、あらゆるビジターを虜にするHakuba Valleyと10スキー場を網羅したバレー券とは? 気になるバレー券の最新情報と、Hakuba Valleyをより深く知るために、今回は最北に位置する小谷エリアに焦点をあててご紹介します。
“国際リゾート”の水準を誇る、日本屈指の山岳リゾートHakuba Valley
長野県北西部に位置するHakuba Valleyは、3,000m級の山々が連なる北アルプス白馬連峰の麓に広がる3市村(大町市・白馬村・小谷村)からなります。南北約30kmのエリアにまたがって10ものスキー場がひしめき、その雪質、スケール、地形、景色、ホスピタリティ、アフタースノーに至るまで、世界中から極上の冬体験を求めて多くの人々が訪れています。標高が高く豊富な積雪があるためシーズンも長く、例年12月からGWまでの長い期間楽しめるのも魅力で、バラエティに富んだ全10スキー場を一枚のパスで滑れるバレー券は、SURF&SNOWユーザーなら誰もが大いに検討の価値がある一枚です。
26-27バレー券の種類と価格が発表。7月14日(火)販売開始の国内在住者限定のリピーター割、早割が断然お得!
バレー券が利用できるのは、爺ガ岳スキー場、鹿島槍スキー場 ファミリーパーク、White Resort 白馬さのさか、エイブル白馬五竜、Hakuba47 ウィンタースポーツパーク、白馬八方尾根スキー場、白馬岩岳スノーフィールド、つがいけマウンテンリゾート、白馬乗鞍温泉スキー場、白馬コルチナスキー場の10スキー場。単体でも十二分に滑りごたえのあるスキー場が一挙に名を連ねるのがこのバレー券の圧倒的な強みです。これがあれば個性豊かな10スキー場でチケットセンターに並ぶことなく(*爺ガ岳スキー場を除く)すぐにリフト乗車でき、同じ日に複数のスキー場をハシゴすることもできます。ほかにもシャトルバスの利用や日帰り温泉の入浴割引、レストランや宿泊の特典なども満載。それでいてもっとも安く購入できる早割期間の大人一枚の価格が、リピーターでない国内在住の方で121,700円なのだから、1スキー場あたり1万2,000円ちょっとで10スキー場分と考えるとかなりお値打ちと言えます。また、今シーズン新たに13~18歳のユース世代に向けた特別価格のユースシーズン券が登場。家族で楽しみたいファミリー層や、本気でスキー・スノーボードに取り組みたい若者たちを応援しています。シーズン中に足繁くスキー場に通い、複数回訪れることができるのであれば、超広大なフィールドでさまざまな楽しみ方ができるバレー券はかなり有力な選択肢です。
共通リフト券のオンライン購入手順とふるさと納税の活用
10のスキー場を自由に滑走できるバレー券の申し込みは、基本的に専用サイトのオンラインから行います。会員登録と顔写真のアップロード、クレジットカード決済を済ませてから、指定の場所で受け取ることができます。即日での発券はできず、申し込みから受け渡しまでに5日程度の日数が必要となるため、滑りに行く日に合わせて余裕を持った手配が不可欠です。
受け取り時には写真付きの身分証明書が求められます。さらに、各券種はふるさと納税の返礼品としても受付される予定となっているため、制度をうまく利用して手に入れるのもおすすめです。
海外有名リゾートでのリフトチケット半額特典
エリア内でのシャトルバス利用や入浴施設の割引といった特典に加えて、バレー券には海外で活用できる大きなメリットまで用意されています。世界中でスノーリゾートを展開するベイルリゾーツが所有・運営するスキー場において、1日券を通常の半額で購入することができ、北米やヨーロッパ、オーストラリアなどに点在する世界最高峰のゲレンデをお得に楽しめるため、シーズン中に海外へのスキートリップを計画している方にとっては見逃せない特典となっています。
スキー場とバックカントリーを安全に楽しむためのルール
圧倒的なスケールと雪質を誇るHakuba Valleyを堪能するためには、安全に対する一人ひとりの意識が欠かせません。スキー場内ではコントロールされたスピードでの滑走や周囲への配慮を心がけ、閉鎖区域への立ち入りは厳禁です。
また、世界中のファンを魅了するバックカントリーへアクセスする場合は、必ず指定されたゲートを利用してください。十分な冬山装備を用意し、山岳情報や雪崩の状況を把握した上で、経験者を含むグループで行動するなど、万全の準備を整えて大自然に向き合いましょう。
ディープな雪国体験ができる小谷エリアの3スキー場
全体で1つの巨大リゾートのように動けるHakuba Valleyは先述のとおり3つエリアからなり、それぞれに特徴やよさがあります。もっとも北に位置する小谷エリアは新潟県との県境に近く、Hakuba Valleyのなかでもっとも降雪量が多い雪深い地域。白馬エリアよりも少し落ち着いていて、スキー場周辺から離れるとにぎやかな観光地というより、本物の自然と雪国を感じることができるのが魅力です。宿泊施設や飲食店は白馬エリアほど多くないですが、圧倒的な積雪量と雪質は多くのコア層に支持され、パウダースノーの質の高さはお墨付き。つがいけマウンテンリゾート、白馬乗鞍温泉スキー場、 白馬コルチナスキー場の3スキー場はどこもゲレンデが広くて余裕があり、いい雪をストレス少なく滑りたい人には特にオススメのエリアです。
つがいけマウンテンリゾート
つがいけマウンテンリゾートは、Hakuba Valleyの中でも「広さ・やさしさ・雪質」のバランスが◎で人気のスキー場です。
緩斜面が多く初心者~中級者向けのイメージがありますが、実は上級者も楽しめる万能型。エリアでもトップクラスの広さを誇り、ゴンドラで一気に山頂へ行けて、初心者でもいきなりHakuba Valleyの絶景とロングランが楽しめます。
スキー場上部では“TSUGA-POW”と呼ばれるふわふわのパウダースノーが堪能でき、ツリーランや非圧雪エリア、最大斜度30度超の上級者コースは滑りごたえもバッチリ!
さらに来季はつがいけを代表する人気の「ハンの木ゲレンデ」に、6人乗りの最新チェアリフトがリニューアルして誕生予定で、快適でスムーズな乗り心地と輸送力のアップに期待が高まります。 さまざまなレベルのグループやファミリーがそれぞれに楽しめ、滑る以外のアクティビティも充実しているので、ここでしか味わえない楽しみ方をチェックしてみましょう。
白馬乗鞍温泉スキー場
10スキー場のなかでもちょっと通好みなポジションといえる、白馬乗鞍温泉スキー場。つがいけマウンテンリゾートと白馬コルチナスキー場の間に挟まれ、リゾートの派手さよりも雪質・静けさ・自然感を重視する人に刺さるアットホームで素朴な雰囲気が漂います。
若栗ゲレンデと里見ゲレンデの2エリアからなる全体に横に広いレイアウトで、軽くてドライなジャパンパウダーを味わえる非圧雪コースが人気です。ゲレンデには十分なゆとりがあり、近隣のスキー場に比べても快適に滑走でき、静かにパウダーを狙うならかなり有力な候補と言えるでしょう。
パウダー以外でも初心者&ファミリーにやさしく、ワイドで綺麗に整備された緩斜面は練習するのに最適で、バランスの良いコース構成は上達するのにもってこい!隣接するコルチナスキー場とつながっていて、実質2つのスキー場を一体で思い切り遊ぶことができます。
白馬コルチナスキー場
Hakuba Valleyでもっとも北に位置する白馬コルチナスキー場はパウダーの聖地であり、大型リゾートホテル直結というかなり個性的なフィールドです。
トップクラスの積雪とパウダーを楽しむために解放された自己責任エリアは世界中のパウダー好きに愛され、最大斜度42°の急斜面やツリーランエリア、自然のパウダーをそのままに楽しめる設計が多くの滑り手を魅了しています。ここでのパウダーランを夢見て来日する外国人も多く、降雪後の朝、リフト待ちの人々で長蛇の列ができる風景は、もはや風物詩。
ゲレンデ目の前には超大型のホテルグリーンプラザ白馬がそびえ、初心者や家族連れも快適に滞在して楽しめるのが、コルチナスキー場のもうひとつの顔。どこのコースからでもベースエリアのホテルが見えるすり鉢状に広がるコースレイアウトが特徴で、迷う心配がない安心感もあります。
小谷エリアでオススメの立ち寄りスポット
HAKUBA BEER GARAGE
つがいけマウンテンリゾートの麓にある醸造所併設型のレストランで、国内唯一ゲレンデ内にあるクラフトビール醸造所でもあるそう。スキー場直結で滑り終わった後にも気軽に立ち寄れ、雄大な北アルプスの絶景を目の前に自然との一体感を味わいながら、こだわりのクラフトビールと地元食材を活かした自慢の料理が楽しめます。滑ったあとの乾杯に最高!
道の駅小谷
小谷の北側、国道148号沿いにある“休憩+温泉+ごはん+お土産”が1箇所に全部まとまったスポット。白馬の中心地とは反対方向に位置するため穏やかな雰囲気で、雪化粧をした山間の風景を眺めながら気持ちよくドライブして行けます。
源泉かけ流しの天然温泉「深山の湯」には内湯+露天+サウナもあり、2つの源泉をブレンドした湯はスキー後の冷えた体を一気に回復してくれます。食事処「鬼の厨」ではかまど炊きのコシヒカリが名物で、山菜・きのこ・地元の野豚などのご当地メニューが揃い、小谷らしい田舎ご飯をめがけて訪れる価値は大いにあります。
広々とした売店もかなり見どころがあり、山菜・きのこ・地元野菜・地酒のほか、わら細工・ぼろ織りなどの民芸品など、 ここでしか買えないイイモノ探しにぴったりです。
美人の湯(白馬グリーンプラザホテル内)
白馬グリーンプラザホテル内にある温泉「美人の湯」は日帰り利用ができ、白馬コルチナスキー場で滑った後はもちろん、わざわざ足を運ぶ価値があります。北アルプス山麓の地下1,221mから湧き出る自家源泉は美肌効果があり、広々とした施設にはジャグジー、大風呂、寝湯、檜湯などの内湯やスキー場を眺める展望岩風呂、また近年リニューアルしたばかりのサウナも楽しめます。バレー券の割引もあるので、ぜひお得に良質な温泉を楽しんでください。
まとめ
Hakuba Valleyで最北に位置する小谷エリアを駆け足で紹介しましたが、小谷エリアおよびHakuba Valleyの魅力はまだまだ尽きません。
何度訪れても新しい発見があり、来るたびにワクワクできるHakuba Valleyだからこそ、バレー券を利用してよりディープに楽しんでみてはどうでしょうか? 超早割の販売期間スタートまであと2ヶ月。
ぜひ次の冬に向けてワクワクを膨らませながら、Hakuba Valleyで過ごすシーズンをイメージしてみてください!
SURF&SNOW 編集部員
日本最大級のスキー場・積雪情報サイト「SURF&SNOW」の編集スタッフ。ウィンタースポーツだけでなく山、海のアクティビティを楽しみながら、その魅力をユーザーに伝える。