ルスツリゾートは、雄大な景観と極上のパウダースノーを楽しめる北海道最大級のウィンターリゾート。初級者向けから中級者、上級者まで楽しめるさまざまなコースが37もあり、アクティビティも充実していて、犬ぞりやスノーモービルなどで遊ぶことも可能。
宿泊施設は「ルスツリゾートホテル&コンベンション」と「ウェスティン ルスツリゾート」があり、絶品の北海道グルメを楽しみつつ快適なステイを楽しめます。
ルスツリゾートへは、新千歳空港や札幌からバスで約120分。「ルスツリゾートホテル&コンベンション」のノースウイング前と「ウェスティン ルスツリゾート」前にバスが到着するので、アクセスも便利。気軽に訪れることができます。
それでは、北海道内の主な場所からルスツリゾートへの訪れ方を詳しく紹介します。
Text & Photo:Kawashima Nobuhiro
目次
1:新千歳空港からルスツリゾートまでのアクセス ルスツリゾート宿泊者用【ビッグランズ号】
2:新千歳空港からルスツリゾートまでのアクセス【リゾートライナー】
3:札幌からルスツリゾートまでのアクセス 無料送迎バス【ルスツ号】
4:ニセコからルスツリゾートまでのアクセス
5:倶知安からルスツリゾートまでのアクセス
1:新千歳空港からルスツリゾートまでのアクセス ルスツリゾート宿泊者用【ビッグランズ号】
「ビッグランズ号」はルスツリゾートのオフィシャルホテル宿泊者専用の有料直通バスで、7日前までの事前予約が必要。オフィシャルホテルの利用を考えているのであれば、宿泊とともに事前予約をしたほうが無難です。
発車直前の「ビッグランズ号」
新千歳空港で乗車する際は、バス乗り場へ向かうのではなく、国内線ターミナルビル内、もしくは国際線ターミナルビル内の集合場所へ行って受付をする必要があります。国内線と国際線のターミナルは離れており歩くと片道10分以上かかりますが、屋外に出ることなく荷物カートを利用したまま行き来することはできます。
バス乗り場は複数あり、観光バスがひっきりなしにやってきます
受付時間は、国内線の場合はバス出発時間の20分前まで、国際線の場合はバス出発時刻の15分前までです。受付を済ませた後は、指定された集合時間に再集合してから係員の案内に従いバスへ向かう、という流れです。
それでは、国内線利用の場合、国際線利用の場合の順に、受付場所までのアクセス情報を紹介します。
国内線利用の場合 ~ ターミナルビル1階『到着口5』正面の受付カウンターへ ~
「ビッグランズ号」の受付は、国内線ターミナルビルの1階にある「ビッグランズカウンター」です。国内線の到着口は1階にて「ビッグランズカウンター」は同じフロアであるものの、到着口は「到着口1」から「到着口5」まで5ヶ所あり、到着口の場所によっては少々歩きます。
写真左が到着口5、写真右が受付カウンターで、隣に空港の案内所があります
ルスツリゾートのさまざまな案内が出ています
ビッグランズカウンターは「到着口5」の正面付近にあります。隣に案内所があるのでわかりやすいです。「到着口4」から出た場合は左に曲がり約100m進むと右手にあります。なお、途中左手にさまざまな旅行会社などのカウンターが並んでいるので惑わされないようにご注意を。
「到着口1」「到着口2」「到着口3」からはやや歩く距離が長くなります。各到着口を出たら左へ進み、レンタカーカウンター付近で一度屋外のバス・タクシーレーンに出て、「南側到着ロビーへ」と書かれた黄色地の路面に沿って進みます。
黄色地の路面をたどって南側到着ロビーに向かいます
屋外に出てタクシー乗り場の脇を進みます。奥に人だかりがある付近に南側到着ロビーへ入る扉があります
しばらく進むと再び屋内へ入る扉があるので中へ入ると、そこが「到着口4」付近。あとは前述のとおり進めば到着です。慣れない地で大荷物を持って歩くことも考慮し、10~15分の移動時間を見ておいたほうがよいかもしれません。
繰り返しになりますが、ビッグランズカウンターでの受付はバス出発時刻の20分前まで。どの到着口になるかは飛行機の便次第にて、念のため時間に余裕を持って計画を立てたほうが安心です。
国際線利用の場合 ~ ターミナルビル1階、到着口から一つ下の階へ降りよう ~
「ビッグランズ号」の受付は、国際線ターミナルビルの1階にあります。国際線の到着口は2階なので、税関を抜けて右側にあるエレベーターを使い、1つ下の階へ下ります。
なお、2階には他のバス会社や旅行会社のカウンターがあるので、お間違えのないように。
到着口の様子。到着口を出たら右に向かいましょう(写真では手前側に向かうイメージ)
受託荷物受取など手続きを終えて制限区域から到着口に出たら、右へ進みます。右手にあるローソンを過ぎると右奥にエレベーターがあるので、これを利用して1階へ移動します。
1階に下りたら建物中央付近にある案内所へ向かい、喫煙所横が集合場所です。カウンターなどがないため少々わかりにくいのかもしれませんが、ピンク地で英語にて記載された案内板が目印です。ここへバス出発の15分前までに訪れましょう。到着口からは5分程度で到着できます。
目印はこの案内板。英語・韓国語・繁体字・簡体字で表記されており、外国人も安心
バス運行期間
スキー場営業期間毎日運行
スキー場までの所要時間
・ルスツリゾートホテル&コンベンションまで
新千歳空港国内線ターミナルから 約120分
新千歳空港国際線ターミナルから 約130分
・ウェスティン ルスツリゾートまで
新千歳空港国内線ターミナルから 約130分
新千歳空港国際線ターミナルから 約140分
予約有無
事前予約制
予約は乗車7日前の18:00まで(締め切り後でも空席があれば予約可能)。
ルスツリゾート以外の宿泊施設利用者や日帰り利用者は、リゾートライナーがおすすめ。
※情報は2019年10月現在
※運行期間など変更になっている場合もあります。詳しい運行期間や時間、料金などは公式サイトで最新の情報をご確認ください。
2:新千歳空港からルスツリゾートまでのアクセス 【リゾートライナー】
新千歳空港からルスツリゾートまでのもう一つの直通バス、「リゾートライナー」について紹介します。
こちらも詳細のアクセス紹介の前に、利用するためのルールを紹介します。
係員の誘導に従いバス乗り場へ行き、乗車します
このバスはニセコ行で、ニセコへ行く途中にルスツリゾートへ立ち寄ります。利用をするには事前予約が必要ですが、宿泊者以外でも利用することができます。
ただし、日帰り利用の場合は「ウェスティン ルスツリゾート」での乗降ができず、「ルスツリゾートホテル&コンベンション」のみ乗降が可能です。
新千歳空港での乗車方法は「ビッグランズ号」と同様、バス乗り場へ向かうのではなく、国内線もしくは国際線ターミナルビル内の集合場所へ行き、受付をしてから係員の誘導に従い乗車します。
集合時間は、国内線・国際線ともにバス出発時刻の15分前まで。
なお、集合場所は「ビッグランズ号」とは異なりますので以下を参考に。
国内線利用の場合 ~ ターミナルビル1階『到着口4』と『到着口5』の間の国内線ツアーデスクで受付 ~
「リゾートライナー」の受付は、国内線ターミナルビル1階の「到着口4」と「到着口5」の間にあります。旅行会社などのカウンターが複数並んでいる中にあり、「北海道リゾートライナー」と書かれたオレンジ色の案内表示が目印です。
「到着口4」から出たら左に歩いて約2分、「到着口5」から出たら右に歩いて約1分で行くことができます。「到着口1」「到着口2」「到着口3」の場合は、「ビッグランズ号」で前述のとおりやや歩くので、時間に余裕をもった計画を立てましょう。
さまざまな旅行会社のカウンターが並びます。目印はオレンジ色の看板
国際線利用の場合 ~ 国際線ターミナルビル2階!到着口のすぐ近く! ~
「リゾートライナー」の受付は、国際線ターミナルビルの2階にあります。制限区域から到着口を出たら左に進み、ツアーカウンターが並んでいるところにあります。
この中で、「HOKKAIDO RESORT LINER」と英語で書かれたオレンジ色の案内表示が掲げられたカウンターが受付です。到着口を出て1、2分で受付へ到着できるので便利です。
なお、集合場所は変更となることがあるので、事前に運行会社のオフィシャルサイトもチェックしておくと安心です。
こちらも英語・韓国語・中国語で表記
バス運行期間
2019年12月1日~2020年4月3日
スキー場までの所要時間
・ルスツリゾートホテル&コンベンションまで
新千歳空港国内線ターミナルから 約125分
新千歳空港国際線ターミナルから 約115分
・ウェスティン ルスツリゾートまで
新千歳空港国内線ターミナルから 約130分
新千歳空港国際線ターミナルから 約120分
予約有無
要予約
※情報は2019年3月現在
※運行期間など変更になっている場合もあります。詳しい運行期間や時間、料金などは公式サイトで最新の情報をご確認ください。
3:札幌からルスツリゾートまでのアクセス 無料送迎バス【ルスツ号】
札幌からルスツリゾートまでは、無料送迎バス「ルスツ号」を利用し、約120分で行くことができます。このほか、札幌市内の主要ホテルからルスツリゾートまでの有料直通バス「リゾートライナー」や、札幌駅前ターミナルからルスツリゾート経由で洞爺湖温泉まで向かう路線バスもあります。
ここでは、無料送迎バス「ルスツ号」について紹介します。
「ルスツ号」は無料で利用できるのが嬉しい
「ルスツ号」へ乗車するには事前予約が必要ですが、ルスツリゾートへの宿泊者だけではなく、日帰りでスキー場などのアクティビティ利用者も乗車することができます。
乗り場は、JR・地下鉄札幌駅近くにある「加森ビル③」前。駅から歩いて2分程度です。
JR札幌駅の南側から屋外に出たら、ななめ右方向へ進みます。右手に大丸百貨店、左手に交番を眺めつつ進むと、左前方の道路向かいに「読売新聞」の看板が出ている銀色のビルと、さらに奥に「ASTY(アスティ)45」という同じく銀色のビルが見えます。
写真正面が「読売新聞」のビル、右が「ASTY45」
北5西4の交差点。写真右手前か左側へ向かって横断歩道を渡って進みます
「北5西4」という交差点の信号を読売新聞のビル側へ渡り、読売新聞のビルを左手に見ながら進むと、すぐ先の左手にローソンがあります。ローソンがあるこの建物が「加森ビル③」です。バスはこのビルの前にやってきます。
コンビニエンスストア『ローソン』が目印
なお、このバスは事前予約制で、利用前日の17:00までに予約がない場合は乗車できないのでご注意を。
バス運行期間
スキー場営業期間毎日運行
スキー場までの所要時間
・ルスツリゾートホテル&コンベンションまで
札幌(加森ビル③)から 約120分
・ウェスティン ルスツリゾートまで
札幌(加森ビル③)から 約130分
予約有無
事前予約制
予約は利用前日の17:00まで
※情報は2019年10月現在
※運行期間など変更になっている場合もあります。詳しい運行期間や時間、料金などは公式サイトで最新の情報をご確認ください。
4:ニセコからルスツリゾートまでのアクセス
世界的に有名なウィンターリゾート地のニセコとルスツリゾートを結ぶ定員予約制のバスが、期間限定で運行されます。ニセコには、ニセコアンヌプリ山の裾野に大規模なゲレンデが複数あり、そのうち3ヶ所のスキー場や隣接するホテルなどにバスが立ち寄ります。
所要時間は出発場所により異なり、60分~100分。ルスツリゾートの終着点はルスツリゾートホテル&コンベンションのノースウイング前です。バスが立ち寄る3つのゲレンデを紹介します。
ルスツリゾート&コンベンションのノースウイング前(Photo by Akira Tsujino)
1つ目のゲレンデは「ニセコアンヌプリ国際スキー場」。
コース幅の広さが特徴のゲレンデです。バスは近隣のホテル「ニセコノーザンリゾートアンヌプリ」を起点に、ニセコアンヌプリ国際スキー場付近にあるバス停「ニセコアンヌプリ」へ立ち寄り、次のゲレンデへ向かいます。
2つ目のゲレンデは「ニセコビレッジスキー場」。
原生林を縫って滑る林間コースをはじめロングコースが多いゲレンデです。バスはゲレンデに直結した2つのホテル「グリーンリーフホテル」「ヒルトンニセコビレッジ」の順に立ち寄り、次のゲレンデへ向かいます。
3つ目のゲレンデは「ニセコグラン・ヒラフスキー場」。
ニセコエリアで最大規模のゲレンデで、周囲には宿泊施設や飲食店などがずらりと並ぶ地区で、ウィンターリゾート都市のような様相です。バスはゲレンデ至近の「ひらふウェルカムセンター」前にあるバス停「ヒラフウェルカムカウンター」と、この地区の入口付近にあるバス停「ひらふ十字路」の2ヶ所に立ち寄ります。
ウェルカムセンター前にさまざまな運行会社のバス停があります(Photo by Akira Tsujino)
ルスツリゾートまでの所要時間は、「ニセコアンヌプリ国際スキー場」地区からは約100分、「ニセコビレッジスキー場」地区からは約90分、「ニセコグラン・ヒラフスキー場」地区からは約60分です。
バス運行期間
2019年12月13日~2020年3月8日
スキー場までの所要時間
・ルスツリゾートホテル&コンベンションまで
ニセコアンヌプリ国際スキー場から 約100分
ニセコビレッジスキー場から 約90分
ニセコグラン・ヒラフスキー場から 約60分
予約有無
予約必要(道南バス 倶知安営業所 TEL0136-22-1558)
※運行期間など変更になっている場合もあります。詳しい運行期間や時間、料金などは公式サイトで最新の情報をご確認ください。
5:倶知安からルスツリゾートまでのアクセス
鉄道を利用してルスツリゾートへ訪れるには、JR倶知安駅前から路線バスを利用するのが便利。小樽や余市などの観光とともに公共交通機関で訪れるのであれば、このルートの利用がおすすめです。ただし、「ウェスティン ルスツリゾート」にこのバスは立ち寄らないため、「ルスツリゾートホテル&コンベンション」のみ乗降が可能です。
バスの所要時間は約56分。路線バスにて予約は不要で、一年中運行しています。
バス運行期間
通年運行
スキー場までの所要時間
・ルスツリゾートホテル&コンベンションまで
JR倶知安駅前から 約56分
予約有無
予約不要(予約不可)
※情報は2019年3月時点
※運行期間など変更になっている場合もあります。詳しい運行期間や時間、料金などは公式サイトで最新の情報をご確認ください。
ルスツリゾート
札幌・新千歳空港から90分。「ウエストMt.」「イーストMt.」「Mt.イゾラ」の3つの山に広がる37コース。総滑走距離42km、フード付きリフト&ゴンドラで広いエリアを快適移動、極上パウダーの北海道最大スノーリゾート。初級者に安心の広い圧雪バーンに中級者から上級者まで楽しめるようなフリーダムパークや自然の地形を利用した未圧雪のサイドカントリーパーク等遊べるコースも!アクティビティーは犬ぞりやスノーモービル等メニュー豊富。