新潟の湯沢エリアを代表する老舗スキー場・石打丸山スキー場。
国内有数のスノーパークやスーパーパイプを有し、2000年初頭の全盛期にスノーボードに打ち込んでいた30~40代ならば、パークの”聖地”として記憶している人も多いのでは?
そんなかつては”ゴリゴリ”なイメージが強かった石打丸山だが、近年は子連れや滑らない人でも楽しめる、最先端のリゾートへとアップデートしている。
バリバリ滑りたい人はもちろん、しばらく雪山から遠ざかっていた人、子どもをデビューさせたいファミリー、トレンドに敏感なインスタ女子まで、誰もが快適に雪山を満喫できる今もっとも旬なゲレンデ、石打丸山の最新の魅力をご紹介しよう。
魚沼平野と越後三山を望む景色に滑り込む、絶好のロケーション
とにかく広くて全景が拝めるゲレンデが自慢の石打丸山。リフトに乗ってゲレンデに降り立つと、ブランド米「コシヒカリ」で有名な魚沼平野と、その先に雄大な越後の山々がそびる大パノラマが目の前に広がる。どのコースからでも絶景に飛び込むような爽快感を味わいながら、ダイナミックにライディングを楽しむことができるのは、石打丸山だけの特権だ。
誰もが楽しめるスノーパーク
全長500m、エリア最大級のスノーパークと世界最大級のハーフパイプを完備し、ビギナーからトッププロまでが楽しめる環境は、「さすが!」のひと言。広さ、アイテム数、クオリティーのどれもが国内トップクラスで、しばらくパークから遠ざかっていたカムバック世代も楽しめる遊び方自在のレイアウトは、フリーライディング好きからも好評を得ている。
豪雪地帯ならではのディープパウダー
日本有数の豪雪地帯に位置するので、積雪量に恵まれていることは周知の事実。多い時には一晩に1m以上もの雪が降り積もるので、トップシーズンは新雪への期待も大だ。北海道や北信とはまたひと味違う、南魚沼ならではの踏み応えのあるパウダーが楽しめる。
進化が止まらない!最新設備と新たなゲレンデの楽しみ方
18-19シーズンに登場した最新コンビリフト「サンライズエクスプレス」は、すでに体感済みだろうか? 麓から中腹部までを一気につなぐ世界最新鋭のこのリフトは、10人乗りのゴンドラキャビンと6人乗りのチェアリフトが一つのラインで運行する。なんとリフトのチェアにはシートヒーターが完備され、まさにファーストクラスの乗り心地!サンライズエクスプレスの登場により、石打丸山のゲレンデは”滑る人”のためだけでなく、”滑らない人”にも開かれたものとなった。
南魚沼の絶景を拝む絶景テラスが新登場
サンライズエクスプレスを降りるとすぐに、エリア最大級の広さを誇るテラスを備えた「THE VERANDA(ザ・ヴェランダ)」にたどり着く。ここは2022年夏にオープンしたばかりの絶景スポットで、壮大な景色を目の前に、地元食材を活かした食事やドリンクを楽しめる注目のスポットだ。
建物2Fにはカフェスタイルのくつろぎスペースがあり、大人気の「雪山のパンケーキ」をはじめ、カレーやサンドイッチ、ビーフシチューなど、体を温めてくれるメニューを提供してくれる。
人気のカフェメニューはテイクアウトもOK
天気がよければ、メニューをテイクアウトして雪上エリア「スノーガーデン」で味わうのが、石打丸山が提案する「スマートなアウトドア」スタイル。雪に映える真っ赤なチェアが並ぶスノーテラスで、冬のアウトドア気分を満喫しよう。
「寒さがちょっと苦手...」「子供が雪遊びしている間にゆっくりしたい」という場合は、手軽に雪上グランピングが体験できる「ドームテント」の利用がおすすめ。大自然との一体感と快適性を両立させたかまくら型のドームテント内は、なんと暖房&Wi-Fiが完備!ドームテントは空きがあれば当日受付もできるので、超フォトジェニックな空間でラグジュアリーなひとときを過ごしてみては?
他にもスノーガーデンエリアには、スキーやスノーボード以外に雪遊びを楽しめるアクティビティが盛りだくさん。スノーシュー、スノーレーサー、ソリ、チュービングなど、大人も子ども一緒になって思い切り遊べるので、初めての雪山というキッズだって大喜びのはず。子どもと遊んでいる間、お母さんに快適なドームテントでゆっくり過ごす時間をプレゼントしてあげるのもアリだろう。
スノーガーデンの雪遊びエリアはゴンドラ往復券2500円以上を買えば誰でも利用できるのだが、今季よりゲレンデ下部にもエスカレーターを備えた「デビューパーク」がオープンする。こちらは入場料1200円で、デビューレッスンが無料で受けられる。ゲレンデ中腹まで上がらずに子どもが安心して遊べる場が増えるので、悪天候の日もバッチリ!
幻想的なナイターで極上パウダーを狙え!
ここまで紹介してきたように、石打丸山には滑っても滑らなくても雪山を楽しめるコンテンツが満載なのだが、まだまだストイックに滑りを追求したい人には、ナイターがオススメだ。ナイターコースは全12もあり、エリア随一のスケールが自慢。昼間とは違った幻想的な雰囲気の中で滑れるナイターで、アドレナリンの上昇は間違いなし!しかも日中よりも気温が下がるため雪のコンディションがよく、ナイターでパウダー天国なんてことも!!ファミリーで訪れて日中は子どもとの雪遊びを頑張ったなら、ナイターは至福のご褒美タイムとなるだろう。
お得な事前webチケットはマストチェック
滑りごたえのある絶景コース、誰もが楽しめる快適な雪上体験、広大なナイターゲレンデなど、さまざまな魅力が詰まった石打丸山は、アクセスのよさもポイント。東京駅から上越新幹線とシャトルバスで約90分、車では塩沢石打ICを降りてからわずか5分で、峠道もなくラクラク行けるのが嬉しい。
ゲレンデ下部には拠点となるリゾートセンターがあり、石打丸山で遊ぶために必要な全てがここに揃う。
今季からは自動発券機が導入され、事前にwebなどでチケットを購入すれば、カウンターに並ぶ時間が省けるようになる。公式サイトではお得な事前webチケットが購入できるので、ぜひチェックを。