年齢や技術レベルに関係なく楽しめて、初めてのスノーボードにも自信を持っておすすめできる条件が揃っているスキー場といえば、新潟県の神立スノーリゾートだ。ゲレンデはすべて天然雪でバラエティ豊かな16コースを用意。どのコースも開放感たっぷりで眺望も抜群。
クルマでも新幹線でもアクセスがとても簡単でレンタルも充実。免許がないとか雪道の運転が心配、ウェアや道具を用意できてないというスノボ女子も気軽に遊びに行くことができる。
他にも美味しいランチやクレープの評判も高く、たくさん滑った後入浴施設も完備しているなど、スノボ女子に人気の理由がほかにも盛りだくさん。充実した1日となること間違いなしの神立スノーリゾートの魅力を紹介していこう!

アクセスも快適、スノーボードレンタルはバートンのステップオンを搭載!

神立スノーリゾートへのアクセスはクルマが人気。関越道・湯沢ICから約1kmという近さで、駐車場は全日無料なので人気の理由だ。でも新幹線を使っても東京駅から最短66分。まさに「あっという間」の早さで、最寄りの越後湯沢駅までアクセスできる。
越後湯沢駅(東口)からは無料のシャトルバスが運行。そして駅から約7分で神立スノーリゾートに到着できるのも魅力的。
無料シャトルバスが到着するのは、神立スノーリゾートのベースに建つ巨大な「GROUND BASE」。リフト券売り場やレンタル、レストランなどのスキーセンターとしての機能はもちろん、温浴施設も備えた多機能施設だ。
スノーボードやウェアなどレンタル一式はGROUND BASEの3階で借りることができる。スノーボードのレンタルはすべてバートンの「LTR」で、しかもバインディングは立ったままでも着脱が簡単な「STEP ON」が全機に装着されている。
ウェアのレンタルは自分の好きなデザインやカラーのモデルを自由に選べるシステムを採用。サイズももちろんお好みでOK!
ウェアを選んだら、すぐ横に更衣室があるのですぐに着替えることができるので快適。自分のウェアを用意してきた場合はGROUND BASE 1階にある更衣室を利用しよう。

全コース天然雪100%でコンディション抜群!

滑る準備ができたら、さっそくゲレンデへ。GROUND BASEの2階にある出入り口からAリフト乗り場へ向かおう!
Aリフトに乗車してすぐは、まだゲレンデ全体は見えない。でもリフト下に気持ちよさそうな雪がふんわりと積もっていたり、木の枝に雪が付いているのを見ただけでも、不思議とテンションが上がってくる。
最初のピークを過ぎると、いきなり目の前に神立スノーリゾートのメインゲレンデが現れて、テンションもマックス。Aリフトを降りると右手にBリフト場、左手にCリフト乗り場があるが、晴れていたなら迷わずCリフトでゲレンデ上部を目指そう!
Cリフト降り場付近では、素晴らしい開放感と眼下には湯沢の町などの絶景が楽しめる。
神立スノーリゾートは滑りやすい天然雪100%が魅力のひとつ。降雪後のゲレンデ上部の雪質はまさに極上。手のひらにすくった雪に息をかけるだけで、雪の粒のひとつひとつがキラキラと舞っていくので試してみよう。
サラサラの雪を高く舞いあげてみるのもめちゃめちゃ楽しいし、なぜか何回でもしたくなる(笑)。きれいな写真を撮るには、森や地形の影などを利用して背景はできるだけ暗くするのと、太陽の光がやや後ろからくる場所がベスト。そして気温が低い朝の早い時間帯がおすすめだ。
最下部まで滑らず、Bリフトに乗ってポルックスを繰り返し滑るのもおすすめ。リフト乗車中にコースや景色だけでなく、滑っている人をチェックするのも楽しい。
ストレートで見通しがよく、コース幅もワイドなポルックスは神立スノーリゾートで人気No.1のコース。友達とワイワイ楽しく滑るのにおすすめで、基本練習をするのにも最適。
Bリフトを挟んでポルックスと並行しているカストルコースには、石川敦士プロ監修の「Go Pro FUN PARK」と人気YoutubeチャンネルP-canFACTORY監修の「P-CAN FACTORYジャンプ練習パーク」がある。パーク初級者から上級者まで楽しく遊べるアイテムが設置されている。
パークビギナーは、まず「MID BASE」横にある「HIKE UP PARK」で練習しよう。その名の通りハイクアップがOKなので(ここ以外はハイクアップ禁止)、繰り返し練習できるからコツや感覚をつかみやすい。
レグルスは今季コース幅が拡張。さらに滑りやすく、さらに楽しくなっている。プロキオンからレグルスを経由してからポルックスというルートを選ぶのも気持ちいい!
中級者におすすめのペガサス。適度な斜度と地形の変化を楽しみながら、コース途中から湯沢町方面に向かって滑るロケーションも人気。
ポラリスはメインゲレンデからの下山ルートなので、日中は上部のメインゲレンデよりも滑っている人が圧倒的に少ない穴場的コース。グラトリで遊んだり練習にもちょうどいいコースだ。

食事やクレープの美味しさにも自信アリ。おしゃれなカフェも新規オープン!

ゲレンデ中腹にある「MID BASE」はランチや休憩の人気スポット。その「MID BASE」1階に「Café KSR」が今シーズンからオープン。美味しいコーヒーやドリンクを用意していて、特製のハンバーガーはボリュームたっぷりでおすすめ。
ゲレ食メニューでは珍しいタコライスやトロ〜りとした半熟卵が乗ったロコモコといったメニューも、スノボ女子に大好評。スイーツも充実しているので、休憩のタイミングにも「Café KSR」をチェックしてみよう!
ランチで「MID BASE」が混んでいたら、「GROUND BASE」3階のレストラン「ペガサス」へ。席数も多く、ドリンクバーもあるので、ゆっくりとランチを楽しみたいスノボ女子におすすめ。
そしてスキー場のゲレ食と言えば定番のカレーライスとラーメン。レストラン「ペガサス」の新メニュー「名物!生姜ラーメン」と「BIGチキンカツカレー」は絶品の美味しさなので、ぜひ食べてみてほしい。
スキー場に到着してから朝食を食べたい、帰りがけに小腹を満たしたいというときは、「GROUND BASE」1階にある「SNOW CAFE」の名物「カンダツドッグ」がマジでおすすめ。4種類のソースが選べ、ドリンクとのセットも用意。朝は7時30分から平日や日曜日は17時30分まで、ナイターのある金曜日と土曜日は、なんと夜25時(オーダーストップ24時)まで営業している。
休憩や帰りがけに、自分へのご褒美として神立スノーリゾートに来たスノボ女子のほとんどが食べている、と言っても過言ではないのが「神立クレープ」。平日は毎日レディースディでリフト券にクレープ券(指定クレープのみと引き換え。神の湯の入浴券を選択可)が付いて3000円と超お得。平日滑りに行くなら神立スノーリゾートで間違いなし!

サウナも完備の温浴施設があるから、ココロもカラダも整えて帰れる幸せ!

多機能施設「GROUND BASE」の4階には、温浴施設「神の湯」(受付)がある。楽しく滑っているうちに汗をたくさんかいてしまったり、降雪時には髪の毛が濡れてしまっていたりすることもあるはず。移動がクルマなら帰りのどこかで入浴施設に立ち寄ったり、最悪は自宅に戻るまでガマンしてしまうことがあるかもしれないが、神立スノーリゾートなら新幹線で来てもクルマでも、滑った後すぐにお風呂に入って、髪を乾かして帰ることができる。
お風呂は5階で内湯の湯船も広々としていて、開放的な露天風呂もあるから、のんびり、ゆっくりと入浴できる。サウナは昨シーズンから女性用が設置され、今シーズンは男性用のサウナが増設されている。サウナストーブは話題のHARVIA(ハルビア)が設置されているので、ぜひ体験してみてほしい!
女性用の脱衣所には、髪を速く乾かせるダイソンのドライヤーが置いてあるので、ドライヤーの順番待ちも思った以上に早いと評判。化粧水や乳液には人気ブランド「雪肌精」を用意。
お風呂上がりは6階にあるリラックスルームでひと休みすることも可能。大型スクリーンで流れる映像をボーっと眺めたり、置いてある漫画や雑誌を読んで、静かに過ごすことができる。ここは男性側からもアクセスできるので、風呂上がりの待ち合わせに利用するのもOKだ。
大型のビーズクッションに風呂上がりの身体を委ねて過ごすリラックスタイムはマジ最高!
神の湯内には仮眠施設も用意。運転が心配だから、しっかり寝て疲れを少しでも取ってから帰りたい、前泊して朝から元気に滑りたい、という人におすすめ。一人分のテントの中で仮眠ができるからプライバシーも安心。入浴と仮眠とリフト券、さらにタオルと朝食まで付いたパック(9000円)も用意している。
友達と一緒など複数名なら個室を利用するのもアリ。約4畳の広さの部屋から最大10畳の部屋まであって、利用者全員の入館料にプラス個室料金(6000円〜1万2000円)が必要だ。もちろん館内では無料のWi-Fiを利用することができる。
Photo & Text by Tomohiro WATANABE

神立スノーリゾート

関越道・湯沢ICから約1km、3分とアクセス抜群。ゲレンデはリフト5基に初級者から上級者まで楽しめる全16コースのレイアウトで最長滑走距離は3500m。4月1日までの金・土・休前日は深夜2時までのナイター営業。週末の日帰りでもしっかりと滑り込むことができる。神立の代名詞とも言える存在のパークは、今シーズンから「Go Pro FUN PARK」として、さらに楽しさがパワーアップ!

施設情報

神立スノーリゾート

所在地
〒949-6102 新潟県南魚沼郡湯沢町神立4121-1
外部URL
https://www.kandatsu.com/

周辺エリアの記事一覧


スキー&スノーボード関連の記事一覧

インプレイ© ImPlay, Co., Ltd.