スキー・スノーボード旅行を泊まりで計画する際、ゲレンデから宿泊先までの距離は重要なポイント。そこでおすすめなのが、スキー場にホテルが併設しているリゾートです。宿を出たらすぐゲレンデなので、移動ストレスゼロの快適なリゾートステイが叶います。
ホテル併設スキー場を選ぶ際は、ファミリー向けサービスの有無やグルメ、温泉など、さまざまな視点から比較検討することで旅がより充実します。今回は関東甲信越エリアから、ホテル併設スキー場を選ぶ際のポイントと、おすすめのスキー場をご紹介します。
①アクセスのよさで選ぶならここ!移動時間を短縮してたっぷり滑ろう
スキー・スノーボード旅行では、目的地までの移動時間も重要な選択ポイントになります。特に小さな子ども連れのファミリーや1泊のショートトリップとなると、移動のしやすさは見逃せません。圧倒的なアクセスのよさを誇るホテル併設スキー場を、2つご紹介!
ICから約1分!究極のアクセスを誇る舞子スノーリゾート<新潟県>
全26コース、最長滑走距離6,000mという圧倒的なスケールが自慢の「舞子スノーリゾート」は、関越自動車道の塩沢石打ICを降りて約1分という、驚異的なアクセスのよさを誇ります。移動時間を最小限に抑えて、たっぷり滑走時間を確保できるのが最大の魅力です。
ゲレンデは舞子・長峰・奥添地の3つのエリアに分かれており、広々とした緩斜面からエキスパート向けコースまで多彩な設計。リゾート内にはレンタルコーナーが3箇所あり、最新ギアも豊富に扱っているので手ぶらで訪れても安心です。
ゲレンデ直結の「舞子高原ホテル」は、ゆったりとリラックスできる客室と充実の館内施設、料理や温泉も高い人気を誇ります。公共交通機関を利用する場合でも、最寄りの越後湯沢駅から無料シャトルバスが運行しており、移動手段に困ることはありません。
ICから約5分!八海山を望むムイカスノーリゾート<新潟県>
関越道六日町ICから約5分、JR六日町駅から無料送迎バスで約10分と、こちらも抜群のアクセスを誇る「ムイカスノーリゾート」。八海山と南魚沼市街を一望できるロケーションが魅力で、
全12コースのゲレンデは、最大幅200mの超ワイドバーンを中心とした開放的な空間が特徴です。
メインゲレンデは緩斜面が多く、ファミリーやシニア、ステップアップを目指す方などに最適。初級者でも楽しめるウェーブや滑りごたえのあるモーグルコースなど、各種アトラクションコースも充実しています。
スキー場のふもとにある「むいか温泉ホテル」は天然温泉と地元食材を使った料理が楽しめるリゾートホテル。あたたかみのある広々としたお部屋も、家族でのんびり過ごすのにぴったりです。
②温泉で選ぶならここ!滑走後の温泉は最高のリラックス
スキー・スノーボード旅行において、滑ったあとの温泉でリラックスする時間を楽しみにしている方も多いはず。ここでは、温泉の質や充実度に定評があるホテル併設スキー場をご紹介します。
北アルプス地下から湧き出る美肌の湯!白馬コルチナスキー場<長野県>
長野県白馬エリアの最北端に位置する「白馬コルチナスキー場」は、例年12月上旬から3月まで、標高の高さがもたらす極上のパウダースノーが楽しめるスノーリゾート。北欧調の赤い三角屋根が特徴的な「ホテルグリーンプラザ白馬」には、ゲレンデから徒歩わずか10秒で到着という抜群のロケーションです。
たっぷり滑ったあとは、ホテル3階の「白馬コルチナ 美人の湯」へ。北アルプス山麓の地下から湧き出る美肌の湯を、ジャグジー、大風呂、寝湯で満喫しましょう。ゲレンデに面した展望風呂(沸かし湯)では、雪景色を眺めながらの入浴も楽しめます。
公式サイトではリフト券付きのお得な宿泊パックも用意されており、宿泊とリフト券をまとめて予約できるのが便利です。全16コースのゲレンデは、初級者用の緩やかな斜面から、絶景が楽しめる上級者向けツリーランエリアまで、あらゆるレベルのスキーヤー・スノーボーダーが満足できるコース設計となっています。
みなかみ髄一の泉質が自慢の水上高原スキーリゾート<群馬県>
群馬県のみなかみ町に位置する「水上高原スキーリゾート」は、ファミリー層を中心に人気のスノーリゾート。ゲレンデの目の前に位置する「水上高原ホテル200」は、みなかみ髄一の泉質と評される美肌の湯が自慢。大浴場は広々としており、ゆったりとくつろげます。宿泊者専用の別棟露天風呂「凛楽」では、湯船に浸かりながら楽しめる雄大な雪景色が見どころです。
ゲレンデは初級者向けのワイドな緩斜面や、眺望が楽しめる中級者向けコース、パウダースノーで遊べる非圧雪の上級者向けコースなど、幅広い層が楽しめるレイアウト。本格的な犬ぞり体験やスノーラフティング、雪上車探検ツアーなど、スキー・スノーボード以外のアクティビティも充実しており、連泊でも飽きることなく楽しめます。
国が認めた効能!六日町温泉に癒やされるムイカスノーリゾート<新潟県>
六日町を象徴する八海山と、南魚沼市街を一望できるロケーションが魅力の「ムイカスノーリゾート」。ゲレンデ直結の「むいか温泉ホテル」では、温泉の効能が顕著でないと与えられない“国民保養温泉地”に認定された六日町温泉が楽しめます。身体にやさしいと評判の温泉で、冷えた身体をしっかり温められるのが魅力です。
ゲレンデは初級者向けのワイドなコースから上級者向けコースまで、多彩なレイアウトで滑りごたえ抜群。「スマイルキッズパーク」にはスノーエスカレーターが設置されていて、小さな子どもでもラクにそり遊びが楽しめます。4〜6歳対象のキッズレッスンでスキーデビューしやすい環境も整っていて、ファミリーでの利用にもぴったりです。
天然温泉とオープンジャグジーで疲労回復!舞子スノーリゾート<新潟県>
舞子スノーリゾートに直結している「舞子高原ホテル」には、筋肉痛や冷え性、疲労回復などに効果的な温泉があります。弱アルカリ性の単純温泉で、疲れた身体をやさしく癒してくれるのが特徴です。
大浴場には半露天のオープンジャグジーも備えていて、雪景色と開放感の調和を楽しむことができます。ホテル大浴場は日帰り利用も可能であるほか、エリア内には日帰りスキーセンターの「スパ舞子温泉」もあるので、宿泊でも日帰りでも温泉でリフレッシュできるのが嬉しいポイントです。
③グルメで選ぶならここ!絶品ビュッフェでお腹も心も満たされよう
スキー・スノーボード旅行での楽しみのひとつが食事。ホテル併設スキー場なら、その土地の名物が味わえるビュッフェなど、リゾートホテルならではの豪華なグルメを心ゆくまで体験できます。絶品ビュッフェが自慢のホテル併設スキー場といえば、この2施設は外せません。
新潟の食の恵みをビュッフェで楽しめる舞子スノーリゾート<新潟県>
舞子スノーリゾートのオフィシャルホテル「舞子高原ホテル」の最大の魅力のひとつが、バラエティ豊かなビュッフェ。新潟の海や山の幸を使用したシェフ自慢の料理が並び、ローストビーフやお寿司など、出来たての料理を楽しめるライブキッチンも人気です。
朝食も和洋のビュッフェスタイルで、炊きたての魚沼産コシヒカリをはじめ、みそ汁バイキングやラーメン、焼きたてワッフルなどでエネルギーをチャージできます。ゲレンデ内にもエリアごとに個性豊かなレストランが点在していて、和洋中のボリュームたっぷりなゲレ食からスイーツまで勢ぞろい。リゾートで過ごす間は一日中、絶品グルメを満喫できます。
信州の厳選食材を使ったビュッフェが自慢の白馬コルチナスキー場<長野県>
白馬コルチナスキー場に直結している「ホテルグリーンプラザ白馬」では、厳選した信州の食材や郷土料理が味わえる「旬彩信州ビュッフェ」が1年を通じて大人気。ライブキッチンの鉄板焼きや天ぷらも絶品です。今シーズンはスキー場の開業55周年を記念し、ディナービュッフェで「イタリアンフェア」を開催。リゾート名の由来になったイタリアにちなみ、シェフ特製のイタリア料理も楽しめる特別なシーズンとなります。
朝食ビュッフェでも和・洋の定番から、信州「かって」スタイルで楽しめるメニューまで、おいしさを追求した料理でお腹を満たし、ゲレンデへ。たくさん滑ったあとのランチタイムには、ホテル1階のラウンジ「りりかる」で味わう自分だけのオリジナルピザがおすすめです。食べやすいクリスピータイプの生地に、好きなトッピングをのせて焼き上げる贅沢な体験ができます。
④ファミリー向け施設で選ぶならここ!子どもの雪遊びデビューにも最適
小さな子どもがいるファミリーにとって、キッズパークやファミリー向けサービスの充実度は外せないポイント。子どもの雪遊び&ゲレンデデビューに最適な、ファミリー向け施設が充実したホテル併設スキー場といえば、こちらがおすすめです。
2つのキッズパークでたっぷり遊べる水上高原スキーリゾート<群馬県>
水上高原スキーリゾートの特徴は、年齢別に区分された2つのキッズパーク。5歳までの幼児専用「キンダーガーテン」と、4歳から家族みんなで楽しめる「スノーパレット」があり、子どもの年齢や体力に合わせて安心して遊べる環境が整っています。
キンダーガーテンは、雪遊びデビューにぴったりの安全なエリア。スノーパレットは4歳以上が利用できるエリアなので、家族みんなで一緒に遊べます。いずれのパークもスノーエスカレーターを完備していて、斜面をのぼるのもラクラク。遊具も豊富なので飽きずに過ごせます。
また、シーズンを通じてキッズ向けのイベントも盛りだくさん。小学生以下を対象とした「サンタがスキーでやってくる!」や、特定日に開催される「ちびっこ宝探し」などを通じて、楽しく雪とふれあう体験をするのもおすすめです。
ゲレンデもスキーセンターも!ファミリーにやさしい舞子スノーリゾート<新潟県>
全26コース・最長滑走距離6,000mを誇る舞子スノーリゾートは、ファミリー向け施設の充実度も随一です。ゲレンデには2つの「スマイルキッズパーク」を完備し、舞子高原ホテル横のパークは雪遊び専用で入場無料、そりや遊具が自由に利用できます。
日帰りスキーセンター横のパークはスキー・スノーボード練習レーンも備え、デビューにぴったり。バナナボートやスノーモービルなどの雪上アクティビティが体験できる「MAIKO SNOW LAND」も、土日祝日限定でオープンしています。
さらに、未就学児限定の「デビューセット」(スキーorスノーボードセット1日2,500円)など、お得なレンタルプランもあります。もちろん、スキー場やホテルには屋内キッズスペースやおむつ交換台なども完備。子ども連れで利用する際の選択肢の豊富さも、大きな魅力です。
ゲレンデ直結ホテルで叶える充実スノートリップ
ホテル併設スキー場の最大の魅力は、移動ストレスゼロで、スキー・スノーボードと快適なホテルステイが一度に楽しめること。朝起きたらすぐゲレンデへ、疲れたらすぐにホテルへと自由なスケジュールで過ごせます。
今回ご紹介したホテル併設スキー場は、いずれも温泉、グルメ、アクティビティなど、ホテルステイの魅力が詰まったリゾート。日帰りでは味わえない、ゲレンデ直結ホテルならではの贅沢な時間をぜひ体験してみてください。