長野県北信エリアでも屈指の広さと積雪量を誇る野沢温泉&斑尾高原スキー場は、北陸新幹線が通るJR飯山駅を中心にそれぞれ30分ほどの距離に位置する。豪雪地域ということもありスキー場間の移動は決してラクとは言えなかったが、そんな両スキー場と飯山駅を結ぶ『NOTOMA BUS(ノトマバス)』が誕生した。このシャトルバスのおかげで野沢温泉と斑尾高原の距離感がグッと近づき、より気軽に2つのフィールドを楽しめるようになったのだから、まさに願ったり叶ったり!
ぜひNOTOMA BUSを利用して、野沢温泉&斑尾高原を思い切り楽しもう。
【野沢温泉スキー場】 大満足の滑りごたえ!ビッグスケールの老舗ゲレンデ&風情溢れる温泉街
今期で100周年を迎える伝統ある野沢温泉スキー場は、ゲレンデ 標高差1,085m、総面積196ha、最長滑走距離10,000mという広大なフィールドが自慢! 積雪量が多いことでもよく知られ、上質なパウダーを求めて多くの滑り手が国内外からやってくる。難易度別には、初級者向けコースが40%、中級者向けが30%、上級者向けコースが30%となっていて、全レベルのスキーヤー・スノーボーダーが満足すること間違いナシ。
誰もが楽しめる総コース数44、さらにゴンドラは世界最新鋭!
野沢温泉スキー場の総コース数はなんと44!デビューでも練習しやすい緩斜面から、景色の変化を楽しめるロングコース、エキスパートのための超急斜面、パウダーを楽しめる非圧雪、自然を感じられるツリーコース、スタイリッシュに遊べるスノーパーク、技術を磨けるコブコース…….と、あらゆる滑りに対応する多彩なコースが勢ぞろいする。
超広大なフィールドなだけに「たくさんのコースを効率よくまわるのは大変そう!」と思いきや、20-21シーズンに登場した最新ゴンドラ「新長坂ゴンドラ」なら、山頂駅までわずか8分と超便利。 最新キャビンはゆったり座れる10人乗りで快適なうえ、全面がガラス張りで景色も楽しめる。しかも、日本初の自然換気システムが搭載されているため密になりにくいというのだから言うことナシだ。
一晩で1m以上積もることも!これぞ゛JAPOWの真骨頂。
スキー場トップとなる標高1650m付近に広がるやまびこエリアは、スキー場内でもっとも標高が高いためその雪質は抜群! アタれば新雪がリセットされ続け、超ディープパウダーを思うままに味わうことができるパウダー天国だ。シーズンを通して積雪量に恵まれるためGWまで良い状態で雪が保たれ、春スキーでも人気をみせる。
個性豊かな13の外湯めぐりと麻釜
滑る以外にも野沢温泉の楽しみ方は満載。なんと言っても、奈良時代に開湯したとされる歴史ある温泉街での外湯めぐりは外せないだろう。13ヶ所の外湯が点在する温泉街は情緒深く、外湯を巡る伝統的な温泉文化を堪能できる。外湯は地元の人たちと触れ合える場であり、冷えて疲れた体を源泉かけ流しの湯がじっくりと温めてくれる。
野沢温泉で訪れたい観光スポットのひとつが、温泉街を上りつめたところにある国指定天然記念物の「麻釜」。ここでは大小5つの湯だまりから熱湯が湧出し、地元の人が特産品の野沢菜や山菜を熱湯で湯がく独特の風景を見ることができる。また、温泉街には温泉玉子を作れる場所が数カ所あり、玉子と玉子を入れる網をおみやげやさんで調達すればMY温泉卵づくりができるので、ぜひ体験してみよう!
グルメやお酒も楽しめる、夜の温泉街
location:NEOBAR
野沢温泉に宿泊すれば、昼間とはひと味違った顔を覗かせる夜の温泉街を楽しめる。野沢温泉の湧き水を使用してつくられたクラフトビールや、飯山の銘酒である「水尾」など、雪国の夜をほっこりさせてくれるアルコールはじんわりと滲みるはず。定食屋、レストラン、居酒屋にバーなど、さまざまなスタイルの店が軒を連ねるので、夜の散歩をしながらのんびりと街を巡ってみるのも楽しみだ。
【斑尾高原スキー場】 広大なツリーエリア&野尻湖を望む絶景スキー場
野沢温泉とともに、エリア屈指の豪雪地域として知られている斑尾高原。スキー場は斑尾山のピークから扇状にコースが広がり、山の地形を巧みに利用した緩急の変化を味わえるコースレイアウトが特徴的。非圧雪エリアや林間を滑るツリーランコースが充実しており、冬の自然を存分に感じながら広大なフィールドを思い切り滑ることができるのが魅力だ。スキー場にはリゾートホテル「斑尾高原ホテル」が隣接する。
斑尾といえば!ツリーエリアでの極上パウダー
ツリーランコースの設置数が日本最大級と言われている斑尾高原スキー場では、やはりツリーランがお楽しみ! 天然の沢地形を活かした長いバンクも滑りごたえ満点でファンが多い。「Madapow(マダパウ)」と呼ばれるハイシーズンのディープパウダーはとても軽く、ふわふわの新雪を堪能することができる。
野尻湖や日本海までを拝む山頂からの絶景
野尻湖や信越五岳が望めるゲレンデトップは標高1382mで、山頂からの眺望は圧巻なので 一見の価値あり。山頂までたどり着くには名物のシングルリフトに乗り継ぐ必要があり、今やレアなシングルリフトではちょっとしたアトラクション気分を味わえる。
タングラムと合わせて多彩なコースは合計52!
キレイに整備された圧雪バーンで心地よくターンを楽しむのもおすすめ。ダイナミックなバーンはさまざまな斜度で構成され、思いっきりカービングをしたり、グラトリを練習するにも最適。斑尾高原だけで32ものコースがあるのだが、隣接するタングラムスキーサーカスとの共通券「マウンテンパス」をゲットすれば、全部で52ものコースを滑ることができる。超広大なフィールドは、一日じゃ遊び尽くせないほどだ。
どこで休憩しようか……も、お楽しみ!
AKI’S PUB & CAFE
AKI'S BURGER
広~いゲレンデでちょっと疲れてきたらブレイクタイムを。スキー場内には大小さまざまなスタイルのレストランがあり、ホテル併設、またはスキー場からすぐの場所にもレストランが点在するので、ランチや休憩タイムまで楽しもう。ゲレンデサイドにある「AKI’S PUB & CAFE」では、さまざまなホットドリンクやお酒が楽しめ、ゲレンデ下部には、ボリューム満点のハンバーガーが食べられる「AKI'S BARGER」もあるぞ。
【NOTOMA BUS】2つのスキー場をラクラク便利に移動できるシャトルバス
冬季間中は毎日AMとPMに各1本ずつ、野沢温泉から飯山駅を経由して斑尾高原に行く便と、斑尾高原から飯山駅を経由して野沢温泉に行く便が運行されている。事前に予約の必要はなくバス停に行けば誰でも利用できて、運賃は野沢温泉⇆斑尾高原が片道大人1200円とリーズナブル。大型バスにゆったりと乗車していれば約1時間でゲレンデ間を移動できるのだがら、これは使わない手はない!
NOTOMA BUSを利用して、日本を代表する2つのスキー場を贅沢に楽しんでほしい。