この冬、友達と「滑りに行こう!」となった時に「どこのスキー場に、どうやって行こう?」「予算は…」「宿は…」などと意外に考えることは多い。そんな時はバスツアーを選ぶのがおすすめ。なかでも国内約100カ所のスキー場にバスツアーを展開している【オリオンツアー】なら安心&快適で、さまざまなプランが用意され、しかもリーズナブルな料金で利用できるのが魅力。
たくさんのスキー場の選択肢がある中で、一緒に行く友達のスキルに差があっても「みんなが楽しめるスキー場がいい」、あるいは「全員スノボ初挑戦」というケースも多く、どのスキー場を選べばいいのか迷ってしまいそう。でも、そんな条件を幅広く満たし、オリオンツアーでも常に人気上位にランクインしているのが、長野県と新潟県の県境に位置する斑尾高原スキー場だ。さらに、斑尾高原スキー場のインフォメーションセンター近くにある長野県と新潟県の県境看板は、SNS映えにもオススメ!斑尾高原の思い出として残しておきたいフォトスポットだ。
斑尾高原スキー場は、標高1382mの斑尾山の北東斜面に広がり、初心者から上級者まで楽しめる32コースがレイアウトされ、うちツリーランコースは12コースと国内最大級を誇っている。
上部が急斜面で下部になるほど斜度は緩やか。コース幅が広くて開放感に溢れ、眺望の素晴らしさも自慢のひとつ。
豪雪地帯にある斑尾高原。降り積もる雪の量の多さだけでなく「madapow(マダパウ)」と呼ばれる、非常に雪質の軽いパウダースノーも魅力のひとつ。素晴らしい雪質で上達をフォローしてくれて、滑る楽しさを増やしてくれる。
人気リゾート地なのでスキー場の周辺には宿泊施設も多い。バスツアーでもゲレンデ直結の「斑尾高原ホテル」をはじめ、さまざまなタイプの宿泊施設を予算に応じて選ぶことができるのもうれしいポイント。オリオンツアーでは斑尾高原スキー場から徒歩圏内の宿泊施設を手配しており、どの宿泊施設も徒歩圏内なので、宿泊先への行き来もラクラク。
何も道具をもっていない、という人でもボードやブーツ、ウエアのレンタルが充実(ゴーグルや手袋、ビーニーなど各自で準備しなければいけないものもある)しているので安心。最低限の荷物で移動できるから、とても快適。
また同じ斑尾山の北斜面に位置するタングラムスキーサーカスも共通リフト券が使えて、誰でも滑って移動が可能。タングラムは滑る以外にも雪上のアクティビティがかなり充実しているので、友達と一緒に楽しんでこよう。

1.初心者の無料レッスンなど、ファーストステップに最適な斑尾高原

斑尾高原では初心者を対象とした無料のレッスンを毎日開催(今シーズンは3月23日まで)。予約は不要で、午前中は9時30分からと11時30分からの2回、午後は13時30分からの合計3回。それぞれ約1時間のレッスンとなっている。集合場所はインフォメーションセンターの近くで無料レッスンの看板が目印。
レッスンははじめに、用具の取り扱い方やゲレンデでのマナーなどをわかりやすく説明してくれる。
次に片足でスケーティングなど、ボードの感覚に慣れながら基本的な操作を覚えるところからスタート。
サイドスリップでエッジングの感覚や止まり方なども教えてくれる。時間に余裕があれば初心者コースを滑ってリフト乗車までが、おおまかなレッスンの流れ。これが無料で受けられるのはとても魅力的。もっと教えてほしい、もっと早く上達したいと思ったら有料レッスンを受講しよう!
斑尾高原は到着後リフトを使わずに、すぐコースを滑ることができるのも特徴で、初心者や初級者はユートピアコースや初心者AもしくはBコースを選択するのがベスト。
ユートピア下部は開放感たっぷりでスキー場のスケールの大きさ、魅力を感じられる。
コース後半は第1リフトに向かって、直滑降でも安心の斜度が続く。スピード感に慣れるのにも最適だ。
まずは第1リフトを繰り返し利用して、滑りに慣れてきたら徐々にいろいろなコースにチャレンジしていこう!
次のステップは第2クワッドリフトや第5リフトを利用して、チャンピオンコースの下部を滑るのもおすすめ。
適度な斜度感で、幅がとても広く、見通しのよいストレートに伸びるコース、気持ちよく滑ることができる条件が揃っている。

2.リフトを乗り継いで斑尾高原の広さと魅力を実感しよう!

滑りやリフト乗車にも不安が無くなってきたら、スーパークワッドリフトに乗り、トラバースコースからクリスタルコース方面のゲレンデにも行ってみよう。標高が上がると眺望も素晴らしく、天気の条件が良ければトラバースコースから日本海を望むことができる。
トラバースコースからはクリスタルコース中間付近にアクセス。ここから下部はワイドな初中級斜面。コースの第12リフト側はやや斜度があるので、自信がなければコース右側を意識して滑ろう。
お隣のスキー場、タングラムへはクリスタルコースの途中から第15リフトに乗ればアクセスできる。第15リフトの乗り場は第12リフトの奥側にあって、最初は乗り場が少しわかりにくいかもしれないので注意。
第15リフトを降りると、その付近が斑尾高原とタングラムの分岐点。看板があるので、案内にしたがって左手がタングラムに向かうプライマリーコース、右手が斑尾高原のスカイビューコースとなっている。天気が良ければ妙高山の絶景を楽しむことができる。
スカイビューは幻想的な林間を適度な斜度変化もゆっくり楽しみながら滑れる初級者コース。
コースサイドの地形を利用しながら滑れるポイントもあって、初級者コースでありながら、レベルを問わず楽しく滑れるのもポイント。コースをそのまま滑っていけばハイジ付近まで戻ることができるが、最後に少し歩いて上らなければならないので、ハイジ方面に戻る場合は途中の第11リフトを利用したほうが楽チンだ。
斑尾高原はコースバリエーションが豊富で上級者にも楽しめるコースがいっぱいある。雪質も良いので、友達とレベルが違ってもそれぞれに満足できるコースが揃っているから、1日中楽しく滑り続けることができる。
さらに斑尾高原はツリーランコースの数や内容も日本トップレベル。上達したら、ぜひ新しい楽しさにも挑戦してみよう。なお各ツリーランコースにはそれぞれ入り口(ゲート)があって、そこから滑り出すのがルールになっているので必ず守ってほしい。

3.ボリュームのある食事メニューも休憩スポットも充実!

レストラン・ハイジ

ゲレンデボトムにある「レストラン・ハイジ」は斑尾高原のランドマーク的存在。座席数が800席もあり、種類も豊富でボリュームのある食事メニューを用意している。
カレーやラーメン、丼物などのメインメニュー以外の単品メニューも充実。「どれも美味しそうだったから、選びきれなかった!」と食欲満点の大人買い(笑)
デザートまでしっかり食べれば元気も復活。午後からもまた楽しく滑ろう!
ハイジではソフトクリームアイスに濃厚なエスプレッソをかけて食べる「アフォガート」も用意している。食後のデザートや休憩時にもぜひ試してみてほしい。

Myoko Coffee

ハイジ以外におすすめの休憩スポットを2カ所紹介しよう。まずは斑尾高原ホテル横の白樺レンタル内にある「Myoko Coffee」。妙高高原駅前のアメリカ製大型焙煎機で焙煎されたコーヒーをイタリアのレバーマシンでバリスタが抽出した本格的コーヒーが楽しめる。営業時間は9時から16時まで。
窓からはゲレンデの絶景を一望できるので、景色を楽しみながら絶品コーヒーを味わっていただきたい。

斑尾高原ラウンジ

もうひとつは斑尾高原ホテル内にあるマウンテンビューのラウンジ。ホテル内にある施設ということもあって暖炉を囲んでちょっとリッチな気分に浸りながらコーヒーなどを飲むことができる。営業時間は10時から17時まで(ラストオーダー16時30分)
ラウンジを利用したら斑尾高原ホテル内にある売店にも立ち寄ってみてほしい。ドリンクやスナックに各種スキーグッズも販売。お土産品の品揃えも斑尾高原の中ではもっとも充実している。ラウンジ同様、宿泊者以外でも利用OKで外来用の出入り口もあるから、お土産をここで購入するのもおすすめだ。

4.リーズナブルなバスツアーでも宿泊施設はどこも充実。夕飯のビュッフェが豪華な宿も!

今回の取材で利用した宿は、斑尾高原へのオリオンツアーのホテルプランの中でも、夕食のビュッフェが豪華で美味しいと評判の「ホテルシルクイン斑尾」だ。ゲレンデまで歩いて約3分以内で行ける立地の良さも見逃せない。
フロントスタッフの親切な説明でチェックインもスムーズ。
そしてお待ちかねの夕食タイム。レストランに入ると豪華な料理が並び、メニューの種類も豊富。
作りたての温かな料理がずらりと並び、お寿司や刺身も好きなだけ食べられて、セルフで作るラーメンも用意されていた。デザートのスイーツに果物まであるから最後まで楽しみが続く。アルコール類は別料金になるが、ソフトドリンクやコーヒーなども飲み放題だ。
自分の好きな食べ物を、何度でも好きなだけ食べられる至福のひとときを思い切り満喫してほしい。
部屋に戻ってからも、友達と部屋呑み&トークで楽しい時間を過ごそう。眠くなったら、ベッドに潜り込むだけ。しっかり睡眠を取って翌日も楽しく滑ろう!
ちなみにクレープの美味しさが斑尾高原内で伝説的な評判を呼んでいる「斑尾高原クレープハウス」が、今シーズンはシルクイン斑尾のすぐヨコで営業している。営業時間は11時から17時まで。
種類が豊富な手作りクレープの美味しさはもちろん、信州産のそば粉を使ったこだわりのガレットも評判だ。シルクイン斑尾以外の宿に泊まったとしても、ゲレンデからそれほど離れていないので、ぜひ立ち寄って食べてみよう!

5.アクティビティ充実のタングラムも楽しんじゃおう!

オリオンツアー参加者のリフト券は、斑尾高原だけでなくタングラムスキーサーカスのリフトもすべて使えるマウンテンパス。斑尾高原から初級者でも滑って移動できるので、斑尾高原とはひと味違ったゲレンデで滑りを楽しんでみてほしい。
コースを滑るのも楽しいが、滑らなくてもいろいろ楽しめるのがタングラムの魅力。まずは第5クワッドリフトに乗車し、妙高山や野尻湖の素晴らしい眺望が楽しめる「野尻湖ラウンジ」へ。
ラウンジの中は和モダンな装飾が印象的で、SNS映えする写真がバッチリ撮れそう。
あいにくの天気で眺望を期待できない状況でも、ここの美味しいケーキを食べに来るだけでも十分に価値があると言って間違いない。コーヒーや紅茶、ミックスベリーティーとのセットがおすすめだ。
ラウンジの外はテラスで冬場は雪が積もっているが、晴れて野尻湖や妙高山が見える時は絶好の写真スポット。いろいろなアングルを探して、友達と記念の写真を残そう!
タングラムでは雪の上を走るバイクのような「スノーモビル」にも体験乗車できる。ちなみに小学生から体験できるので運転できるか心配と思っている人でも大丈夫。1周200mのコースを5周することができて料金は2500円。体験できる時間帯は10時、11時30分、13時30分、そして15時からの4部制。定員制なので事前予約しておくのがベストだ。
ウエアに手袋、ゴーグルなど滑る時と同じ装備で大丈夫。ヘルメット着用で、自分のがなければ貸し出し用ヘルメットを借りよう。想像している以上の楽しさにハマる人も多い。
スノーモビルだけでなく、もうひとつトライしてほしいアクティビティがスノーラフティング。ラフティング(ゴム)ボートに乗車して、プロが運転するスノーモビルに引っ張られ、まるでジェットコースターに乗っているかのようなワイルドな滑走が楽しめる。
乗車定員は大人4名(子供がいる場合は最大5名で、うち大人は3名まで)。料金は1台3000円だから、友達4人と乗車すれば1人750円でOK。人数が多いほうがより盛り上がること間違いなし。
さらにスリルを求めるならバナナボートを選択するのもあり。でも、どちらもせっかくタングラムに来たのだからラフティングボートとバナナボートの両方を試しちゃうのが、いちばん楽しい!
Photo & Text by Tomohiro WATANABE

オリオンツアー

全国各地にある約100カ所にスキー場へ向かうバスを長年運行。目的地のスキー場だけでなく、出発地の設定が多いのも魅力のひとつ。また日帰りプランや宿泊プランのみならず、マイカーで行くプランや北海道へのツアー商品もあり、どれも魅力的な料金設定。学生からファミリーまで、年齢やレベルに関係なく人気を集める大手バスツアー会社。詳しくはホームページをチェック!

斑尾高原スキー場

所在地 長野県飯山市斑尾高原

斑尾山の北東斜面に初級者から上級者まで楽しめるバリエーション豊かな32コースを揃え、ツリーランが楽しめるコースの数は日本最大級を誇る。豊富な積雪も魅力で「madapow(マダパウ)」と呼ばれる極上のパウダースノーは、海外からも訪れる数多くのスキーヤーやスノーボーダーたちを魅了している。

タングラムスキーサーカス

所在地 長野県上水内郡信濃町古海

ゲレンデは北向きの斜面で雪質は抜群。コンパクトながらツリーランを含む19コースがレイアウトされていて、あらゆるレベルに対応。ゲレンデに直結している便利なホテルタングラムは、温泉やプールなども揃っていてファミリーにも評判。スノーモビル体験やスノーラフティングなども年齢を問わず大人気。

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