群馬県・片品村にあるホワイトワールド尾瀬岩鞍は、全国のスキーヤー&スノーボーダーによる投票で決まる「スキーリゾートランキング」(主催SURF&SNOW)の『コースバリエーションが豊富なスキー場』部門で関東エリアで見事に第1位を獲得した、関東最大級の規模を誇るスキー場だ。
さらに同ランキングの『絶品のゲレ食が味わえるスキー場』部門においても関東エリアで第2位と、ゲレ食の美味しさも評判。
またゲレンデに直結する岩鞍リゾートホテルが、旅の要素をさらに優雅に演出してくれる。
「1泊女子旅」で滑りに行くスキー場を考えるなら、滑る楽しさだけではなくすべての満足度が高いと評判の尾瀬岩鞍が、まさにベストチョイスだ!
●ホワイトワールド尾瀬岩鞍のポテンシャルの高さをチェック!
都内から尾瀬岩鞍までの移動は、クルマでのアクセスがとても快適。日帰りで滑りに行くのはもちろん、ゲレンデに直結しているホテルがあるので宿泊するプランもおすすめだ。まずは尾瀬岩鞍のポテンシャルの高さ、たくさんの魅力を紹介していこう!
★ポイント1/初心者から上級者まで楽しめる多彩なコースとゴンドラなど機動力もバッチリ!
尾瀬岩鞍の魅力は初心者から上級者まで誰もが楽しめる豊富なコースバリエーションに、各コースを効率よく滑るためのゴンドラを中心としたリフトの機動力の高さも見逃せない。スキー場に着いたら、まずはゴンドラで山頂を目指すのがテッパン。
ゴンドラ乗車中の眺望も楽しめるがゴンドラ山頂駅を降りたら、思わず息を呑むほどの武尊山の絶景を楽しむことができる。初心者や滑りに自信のない初級者は山頂から滑らずにゴンドラで降りることもできるので、心配することなく素晴らしい眺望を楽しんできてほしい。
山頂駅からは尾瀬岩鞍で一番人気のロングコース「ミルキーウエイ」や斜度変化も楽しいテクニカルな「国体女子」コース、さらに雪質が良く、パウダーも狙える「西山エリア」へ向かうルートと、自分の技術や滑りの嗜好、その時の気分によっていろいろな選択ができる。
ミルキーウエイ上部は素晴らしい眺望と開放感で滑れるのが最高。上部と中間付近以外は滑るのにちょうどいい中斜面が続いて、後半にかけて斜度が緩くなるので、足が疲れてきても大丈夫。
国体女子コースはやや斜度がきつめで距離もあるので、しっかりスピードをコントロールして滑りたい。滑りきった達成感、満足度が高いコースだ。コース幅がとても広いので中級者でも恐怖心は出にくいから、ぜひチャレンジしてほしい。
国体女子コースを滑ってきてCURRY HOUSE「オクタ」前まで来ると、尾瀬岩鞍で最大斜度を誇る「エキスパート」コースや、コース幅が広くて雪質の良い「チャンピオン」コースがあり、上級者に人気のコースが集中している。
初級者やファミリーには超ワイドな緩斜面「ロマンスコース」がおすすめだ。第3クワッドリフトを使って効率よく、たくさん滑れるのでレベルアップも早い。
友達と一緒にグラトリを楽しんでみたり、コースサイドの法面を使って遊ぶライダーも多い。上級者の基本(低速)練習にもロマンスコースは最適だ。
★ポイント2/雪質バッチリの西山エリア。非圧雪コースではパウダーランも!
尾瀬岩鞍の「奥座敷」とも言える西山エリアは、なんと言っても雪質が魅力。風の影響などがホテル側のエリアと違うこともあり、気温が低く感じるだけでなく雪の降る量も多い。
西山エリアへはゴンドラ山頂駅から「ななかまど」コースを滑り、西山エリアのベースに立つ「ホルン」に向かっての滑走になる。ななかまどコースは見通しがよくて斜度が緩からず、きつからずの中斜面。そこに雪質が最高の状態と好条件が揃った時の滑り心地は格別。滑り終わるごとに、すぐまたリピートしたくなるはずだ。
パウダーランは非圧雪の「ぶなの木」コースと「みずなら」コースへ。どちらも、西山第3ロマンスリフトでアクセスできるが、みずならコースへはリフト降り場から左手に降りていける連絡コースを利用しよう。
ぶなの木コースと比べると、みずならコースはアプローチは少し不便だが、その分ノートラックが残っていたり、最大斜度がぶなの木コースよりも急なので、フォールラインに向かって滑るスピード感まで気持ちいい。
西山エリアの最奥にある「とちの木」コースは滑っている人が少ない穴場的なコースで、基本的に整地されているので降雪後も「底」を感じられるので滑りやすい。パウダー経験が少なくても気軽にパウダーの楽しさを味わうことができるはずだ。
★ポイント3/ゲレンデグルメも最高。どこで何を食べるか、うれしい悩みも!
関東最大級の規模を誇る尾瀬岩鞍では、食事&休憩スポットの場所をしっかりチェックしておきたい。尾瀬岩鞍のゲレ食はゲレンデ同様、かなりポテンシャルが高いので滑る楽しさと同じくらい、何を食べるか迷ってしまうほどの楽しさだ。
迷うのがイヤ(?)なら、尾瀬岩鞍で人気ナンバー1のオクタの「焼きカレー」を選べば、たぶん間違いなし(笑)。焼きカレーのスペシャル版も数量限定で販売。きっと尾瀬岩鞍の思い出に残るメニューなので、ぜひチャレンジしてほしい。
ゲレ食では珍しいメニューで、おおきなエビが入った「トムヤンクンフォー」も、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
西山エリアにある「ホルン」は、尾瀬岩鞍のレストランで最大の席数を誇り、美しい景色を楽しみながら食事や休憩をとることができる。ちなみに西山エリアは携帯電話の電波が入りにくい場所なのだが、館内にはWi-Fiがあるので安心。
ホルンは洋食メニューが中心。チキンステーキやハンバーグ、ビーフシチューにスパゲッティといった女性に人気のメニューもたくさん用意している。温かい飲み物で休憩にもおすすめのレストラン。
岩鞍リゾートホテルの横にある「ホワイトスクエア」は、焼肉定食など栄養バランスも良く、ボリュームもある和食メニューが充実。寒い日にはうどんやそばなどの温かい麺類は超ありがたい。懐かしい「すいとん」もぜひ食べていただきたいメニューのひとつだ。
ホテル内にあるカフェラウンジ「モンブラン」ではハンバーガーなどの軽食が用意されていて、キッズメニューやスイーツも充実。
SNSにアップして自慢したくなるほど美味しそうなスイーツ系メニューが大人気。使われているパン類はホテル直営の岩鞍パン工房で、こだわりの自家製の天然酵母を使用しためちゃくちゃ美味しいパンなのだ!
★ポイント4/ゲレンデ直結の尾瀬岩鞍リゾートホテル。アフターの温泉と夕飯も楽しみ!
女子旅を満足させるポイントは滞在するホテルも重要。岩鞍リゾートホテルはゲレンデに直結なので、すぐに滑りに行けて、すぐに部屋に戻って休むこともできる便利で快適なホテル。
しかも女性にうれしい美肌効果をはじめ、疲労回復など効能豊かな温泉まで完備。疲れた身体を芯から温めて、日頃の疲れやストレスまで癒やしてくれる。
温泉に入って身体をしっかりと整えたら、お楽しみの夕食タイム。ビールで喉を潤し、気の合う友人とおしゃべりを楽しみながら、1日のクライマックスを迎えるのにふさわしい、おいしい食事に舌鼓を打つ。最高のひとときを味わってほしい。
食事後はリニューアルオープンしたラウンジで、お酒や温かい飲み物などを楽しむのも良し。周りを気にせずゆっくりしたい気分のときは部屋飲みもおすすめ。今日1日の滑りやランチを振り返ったり、何気ない話題も楽しい女子トークは、次の日も元気に滑れる活力になるはずだ。後はふかふかのベッドに潜り込むだけで、幸せな1日の終了となる。
【24-25シーズン/注目トピックス 1】 ビギナーやファミリーにうれしい「スマイルチケット」を販売!
今シーズンより第2ロマンスリフトと第3クワッドリフトのみ乗車できるお得なエリア限定リフト券「スマイルチケット」を販売。ゲレンデ下部の平均斜度7度のファミリーコースと全長950mのワイドな緩斜面ロマンスコースで滑走が可能。料金は大人2500円、中高生1500円、小学生500円
はじめてのスキー&スノーボードや、久しぶりに滑ってみたいと思った人も滑れるか体力があるか心配な人に最適だ。ファミリーにもおすすめ。例えば、お父さんお母さんに小学生の兄弟の合計4人家族の場合、総額6000円でOK。なお差額を払えば、通常の1日券に変更することもできる。
【24−25シーズン/注目トピックス 2】 リフト券はWEB購入がお得で便利!
リフト券は事前に公式ホームページから購入することも可能だ。通常の1日券の以外に時間券(5時間券、10時間券、30時間券)も販売。1日券は現地で購入するよりも安く買えて、時間券は事前チャージで利用可能時間が最大20%もアップ。使い終わった1日券は再利用(再購入)が可能で、時間券もチャージを済ませておけば、チケット売り場に並ばないでリフトに直行することができる。
なお最初にWEB1日券を購入した場合は、現地でリフト券の発行手続きが必要。購入後送られてきた購入証明書(QRコード)を、ゴンドラ駅舎内「インフォメーションカウンター」に設置されている「自動着券機」にQRコードをかざすだけ。ICカードリフト券の発券はとっても簡単!
【24-25シーズン/注目トピックス 3】ホテル内に日帰り温泉&ラウンジが登場!
ホテル内1階にあったラウンジエリアをベースに、今シーズンより「Onsen & Lounge MONE-木音の湯-」としてリニューアルオープン。アルコールを含むフリードリンクのカフェバーが設置され、なんと温泉まで利用し放題。さらに約6,000冊の書物を揃えたブックラウンジや、子供たちにはボールプールやタイニーハウスを用意したキッズエリアで楽しく遊ぶこともできる。
利用(営業)時間は8時〜21時。
気になる料金は、ホテル宿泊者は、15時のチェックインから翌日10時のチェックアウトまで無料で利用可能だ。宿泊者以外は大人(中学生以上)が1日(営業時間内フリータイム)3300円、90分1650円。子供(3歳〜小学生)は1日(営業時間内フリータイム)1650円、90分825円となっている。詳細は公式ホームページをチェック!
【24−25シーズン/注目トピックス 4】新宿から高速バスが運行。運転の心配やクルマがなくてもOK!
「クルマの運転や雪道が苦手」、「クルマを持っていない…」という場合でも大丈夫。2024年12月21日から2025年3月23日までの期間、東京の「バスタ新宿」と片品村の道の駅「尾瀬かたしな」間を高速バス「かたしなスノーエクスプレス号」が毎日運行(事前予約制)。料金は大人が往復7000円、片道4000円。
道の駅「尾瀬かたしな」に到着したら、ホワイトワールド尾瀬岩鞍までは無料の送迎バス(かたしなスノーエクスプレス号利用者のみ。)が運行しているのでストレスなく快適にアクセスできる。
●問い合わせ先/関越交通株式会社(かたしなスノーエクスプレス案内センター)
電話027-212-8022(対応時間8時30分〜17時30分)
Photo & Text by Tomohiro WATANABE
ホワイトワールド尾瀬岩鞍
都心からクルマで約2時間30分。関東最大級の規模を誇るゲレンデには、レベルを問わず楽しめる16コースがレイアウト。雪質の良さも定評があり、降雪後は極上のパウダー滑走もOK。直営のホテルがゲレンデベースに立ち、ホテルに隣接してキッズパークもあるのでファミリー層からの評判も高い。