本気でスキーをはじめるなら、マイスキーはゲットしておきたいところ。近年はレンタルでもクオリティが高いところが多く、手軽に利用出来る面ではとても重宝しますが、毎回同じ板で練習することで効率よく上達でき、当然自分のスキーには愛着が湧くのでモチベーションアップにもつながります。
いざ店頭やWEBでスキーを探してみると、デザインや価格の異なるスキー板が数多くあり、どう選べばいいか迷ってしまう人も多いでしょう。スキーにはいくつかのジャンルがあり、板の種類もオールラウンド、オールマウンテン、フリースタイル、レース用などと分かれていますが、初心者はまずオールラウンドモデルをチョイスしましょう。オールラウンドスキーは一般的に多くのレジャースキーヤーが選ぶスキー板で、圧雪されたゲレンデを楽しむ人向けの、操作性を重視したスキーです。
購入の際には自身のレベルや体型に合った板をチョイスする必要があります。滑走スピードが中低速の初心者のうちは、操作が簡単なネジレ剛性が低いモデルがオススメ。またスキー板のスペックにはR(ラディウス)表記がありますが、これは曲がりやすさを表すもので、初級モデルはラディウスが10~15mくらいが適当です。長さは一般的には身長からマイナス5〜10cmくらいで、体重も考慮して選ぶようにしましょう。自分にぴったりのスキーを見つければ、飛躍的に上達すること間違いなしです。
OGASAKA SKI [オガサカスキー]
U-FS2 / WT & BK
サイズバリエーション:150、155、160、165、170cm
税込価格:125,400円
メンズにおすすめなUNITYのU-FS2は、サンドウィッチ構造のオールシチュエーション対応のモデルです。スキー本体の剛性を高め、しなやかさと安定性を両立。軽くてたわみやすく、低速から高速までコントロール性が高く、条件を問わずにスキーの楽しさを味わえます。ホワイトとブラックの2色展開で、リアルレザーを彷彿とさせるシンプルなビジュアルにも注目です。
KS-PY / BL & PK
サイズバリエーション:140、145、150、155、160、165cm
税込価格:115,500円
オールラウンドモデルのKEO’Sをより幅広い層のスキーヤーに楽しんでいただけるように改良したモデル。軽さだけでなく、構成材等の変更により、グリップカと安定性が向上しています。従来モデルよりも乗り味がしなやかになったことで、低速でもたわみを感じられ、ターンの導入が容易になり軽快な操作が可能な一台に。ステップアップを目指す人や脚力に自信のない人、女性スキーヤーにもおすすめです。
HEAD [ヘッド]
SHAPE V4
サイズバリエーション:149、156、163、170cm
税込価格:94,600円
軽さを求めて作られたHEADの中でも軽量のシリーズ。軽量LYTテックテクノロジーを採用したサンドウィッチ構造で、柔らかめのフレックスがターンの導入をラクにサポートします。徐々にサイドカーブを緩く設定し、テールを少し細くすることでテールのずらしやすさ・回しやすさを確保。Vシリーズの中でも柔らかめに作られているV4は、ゲレンデを気ままに自由に滑走したい初心者から中級スキーヤーにまでおすすめの一台です。
PURE JOY
サイズバリエーション:143、148cm
税込価格:79,200円
女性のために作られ女性のフォームでシームレスに機能するように生体力学的に調整されているJOYシリーズのなかでも、PURE JOYはスキーに慣れてきていろんな斜面に挑戦した初中級者におすすめ。雪上での安定性、信頼性、信頼性を高める体験を提供してくれます。LYT(ライテック)構造を採用した軽量モデルで、バランスが取りやすくターンの導入がとてもスムーズにできるのが特長。ステップアップにもぴったりな一台。
フォルクル
DEACON X
サイズバリエーション:151、158、165、172cm
税込価格:61,600円
スキー入門者から中級者に最適なモデル。少し踏み込むだけで、スキーセンター部のサイドウォール効果で雪面をグリップできるので安心。軽量で操作しやすく、エッジの切り替えもスムーズです。 フレックスバランスが良いので、上達してスピードを出した時も足元が安定して思い通りのターンができます。良心的な価格設定も魅力です。
FLAIR 72
サイズバリエーション:137、144、151、158、165cm
税込価格:61,600円
入門者モデルながらセンター部のサイドウォール効果で少ない力で程よく雪面をグリップでき、低速でスキーを操作しやすく基本的なスキー技術をいち早く習得可能なレディースモデルです。また、程よいフレックスバランスと安定感で1台で中級レベル上達までご使用いただけます。
著者:岸野真希子
スノーボード歴:25年
高1でザウスデビューし、一瞬でスノーボードの虜に。
在学中から雪山にコモりはじめ、雪を求めて夏はNZへ。
ショップ勤務後、スノーボード専門誌『TRANSWORLD SNOW boarding JAPAN』の編集者を経てフリーに転向。
2013年から白馬村に移住し虎視眈々と極上ラインを狙っている。
著書:HELLO HAKUBA VALLEY