3月に入り、ポカポカ陽気が気持ちいい日も増えてきた今日この頃。そろそろ遊びも冬モードからグリーンシーズンへと移り変わる頃合いにきているだろうが、スキー場を知り尽くしたスノーメディアだからこそ自信を持って言えるのが、実は雪遊びはこれからが面白い! ガッツリ滑りたい本格派でないならなおさら、これからの残雪シーズンこそ雪遊びに最適だと言っていいだろう。例年以上の積雪に恵まれた今シーズンはまだまだ雪も多く、天候が安定して雪上で過ごしやすいので、子どもや普段雪や寒さに慣れてない人にもおすすめ。スキーやスノーボードをしなくても楽しみやすい、長野県・白馬バレーにある、つがいけマウンテンリゾートでは、一気に標高1,800m地点まで辿り着けるロープウェイの早春運行がスタートしたばかり! そんな春のつがいけマウンテンリゾートでの雪遊びの魅力を、長野県出身でインスタグラムのフォロワー数が7.5万人超えの人気インフルエンサー「ナガノノ」さんの体験談と共にご紹介。
長野県出身人気インフルエンサー「ナガノノ」さんのご紹介。
「僕たちは長野の魅力に憑りつかれた兄妹!」でお馴染みの人気インスタグラマーの兄が今回、つがいけマウンテンリゾートを満喫。SNSアカウント開始からわずか1ヶ月でフォロワー数1万人を超え、今では長野県でフォロワー数第1位のアカウントまでに成長。ナガノノさんの夢は「SNSとZ世代の力で、長野県をもっと盛り上げる」こと。全国・全世界にいる一人でも多くの人に、“ナガノノ”の魅力を届けられるように活動中。
白馬バレー最大級のBIGスノーリゾート「つがいけマウンテンリゾート」
国内屈指のスケールを誇るつがいけマウンテンリゾートは、白馬バレーを代表するスノーリゾート。ワイドな緩斜面が初心者やファミリーに大人気で、シーズン中は国内外から多くのスキーヤー&スノーボーダーが訪れる。また、滑らない人が楽しめるアクティビティも充実。そんなスキー場の上部には、バックカントリーやスノーシューなど春ならではの楽しみ方を広げてくれるロープウェイが運行し、標高1,800mの一面銀世界へと一気にアクセスできる。さっそく山頂を目指し、まずは山麓からゴンドラリフト「イヴ」に乗り込む。
圧巻の積雪量! 巨大な雪壁「つがいけスノーウォール」
ゴンドラリフト「イヴ」栂の森駅は 標高1,580m。そこからロープウェイの栂大門駅に向かって森の中の雪道を散歩する。柔らかい雪の感触を楽しみながらの散策はいつもとは別世界で、自然と足取りも軽くなる。子どもの足でも5分かからないほどの場所にロープウェイ栂大門駅があり、そのすぐ付近エリアの雪山を切り拓いて大きな雪壁と写真を撮れるスポットが出現!
長い冬の間降り積もった豊富な積雪量が一目瞭然の雪壁は、栂池ならではの絶景ポイントとなっている。特に今シーズンほどの積雪量は稀などで、要チェックと言える。
【つがいけスノーウォール概要】
■場所:つがいけロープウェイ「栂大門駅」付近
■料金:無 料
※スキー場1日券がない方は、ゴンドラリフト「イヴ」の往復乗車料金が必要。
つがいけロープウェイは3月毎日運行!
つがいけマウンテンリゾートの上部には、標高約1,900m地点に多様な動植物の息づく自然の宝庫、中部山岳国立公園「栂池自然園」が広がる。栂池自然園は日本でも有数の高層湿原で、間近に北アルプスの山々を眺めながら様々な動植物を観察することができるグリーンシーズンの人気観光地。そんな栂池自然園へとアクセスできるのがこのロープウェイ。栂池自然園の営業は毎年6月上旬頃からとなるが、ロープウェイの早春運行を利用すれば、ひと足早めに栂池自然園付近まで足を伸ばすことができるというわけ。
【ロープウェイ運行日】
◆2025年3月6日(木)~3月31日(月)毎日運行
◆2025年4月4日(金)~4月27日(日)金・土・日のみ運行
◆2025年4月28日(月)~5月6日(火祝)毎日運行
【ロープウェイ運行時間】
◆2025年3月6日(木)~3月31日(月)8:30~15:00(下り最終15:00)
◆2025年4月4日(金)~4月27日(日)8:30~15:30(下り最終15:30)
◆2025年4月28日(月)~5月6日(火祝)8:30~15:30(下り最終15:30)
※ゴンドラリフト「イヴ」上り線は15:00までにご乗車ください。
【ロープウェイ乗車料金】
◆大人:往復1,390円 片道760円
◆小児:往復700円 片道380円
新感覚! 大自然の中の巨大ネット遊具で大はしゃぎ
ロープウェイからゴンドラリフトを乗り継いで降りることその標高差約900m、ゴンドラリフト「イヴ」白樺駅(中間駅)ではつがいけ高原を代表するアクティビティ「白馬つがいけWOW」の「アミダス」が目を惹く。地上5mの高さに広がるネット遊具は、飛んだり跳ねたり走り回ったりと遊び方は自由自在。簡単そうに見えて意外に難しい遊具に、子供も大人もすっかり夢中! スキー場のど真ん中、絶景のなかで遊べる次世代ネット遊具は、まさに新感覚でおすすめ。
スノーレーサーやさまざまなソリで雪遊びにチャレンジ!
雪国に来たなら、誰でもできる雪遊びの代表であるソリはやはりやっておきたいところ。白馬つがいけWOW!では定番のソリからハンドルとブレーキも付いたスノーレーサー、またスノードライブや話題のスノースケートなど、さまざまな乗り物にチャレンジできる。これらのそりはゲレンデ内どこでも遊ぶことができ、リフトチケットがあればリフトに乗車して楽しむこともできるので、ぜひ気軽に遊んでみよう。
スノーモービル、スノーバイク体験も!
大人向けでは、雪山を駆け抜けるスリル満点の「スノーバイク」や、パワフルに楽しめる「スノーモービル」もここでしかできない貴重な体験。スノーモータースポーツは、他のモータースポーツとも、スキーやスノーボードともまたひと味違い、滑らかでスリリングなスピード感を堪能できる。雪の中を駆け抜ける感覚は、まさにスペシャル!オートバイの前輪にソリを、後輪に無限軌道を装着したスノーバイクはハンドルを使った操作は直感的なので、初心者でも比較的簡単に楽しむことができるのが魅力。
またバギークルージングでは、5人乗り4輪バギーでつがいけを爽快にスノークルージング!ノンスキーヤーでも小さな子どもでも、ゲレンデをみんなで楽しめる人気のアトラクション。
食も充実! 雪の広場には多彩なグルメが集結
つがいけマウンテンリゾートは、お腹が空いたらお待ちかねのランチもバリエーション豊か。ゴンドラリフト「イヴ」白樺駅(中間駅)付近に広がる「雪の広場」エリアでは、栂池の代名詞にもなりつつある「バーガーキング」、淡路島を代表する「中華そば いのうえ」、また老若男女国籍問わず楽しめる一枚一枚窯焼きでピッツァの提供をする「イエティ」、さらにこの冬新登場の本格ベトナムフォー「フォーテントーキョー」など、スキー場内とは思えないほどグルメが充実。
また、大きな窓からゲレンデを眺めながら過ごせる「コナユキカフェ」では、無添加の「ウフフドーナチュ」とドリンクがセットとなった「どーなちゅカフェ」が大人気。味も見た目も存分に楽しめて、たくさん遊んだ疲れも一気に解消できる!
1日中活気溢れる「つがいけ横丁」もマストチェック
山麓エリアにある足湯を中心としたつがいけ横丁エリアでは、駐車場からゴンドラリフト「イヴ」栂池高原駅(山麓駅)に向かう道中にさまざまな店舗が立ち並ぶ。足湯に浸かりながらの飲食も可能で、居合わせた人々との会話も弾む。つがいけ横丁には「TSUGA BASE」「つがのとり」「和牛ステーキTEPPAN」「鷲家」「OMU CHEF OSAKA」「Beer&Chips」「Lulu's Raclette」の全7店舗が営業し、独特の世界観がおもしろい。
足湯は誰でも気軽に利用できるので、ぜひたくさん遊んで疲れた足と冷えた体を癒していこう。
手ぶらでもOK! 雪遊びに必要なウェア類はすべてレンタル可
山麓にある「ビレッジツガイケ」内にはレンタルショップ「SPICY」があるので、雪遊びに欠かせないウエアのレンタルもラクラク。レンタルとは思えないオシャレなウェアが揃っているので、ぜひ雪山コーディネートを楽しんでみて。
またグローブやビーニーなどのアクセサリー類、雪遊びグッズなども隣接するショップで取り揃えているので、必要なものは全て現地調達可能。忘れ物をした場合でも安心!
宿泊は今流行りの一棟貸しシャレーで気兼ねなく
白馬エリアでの宿泊スタイルは実にさまざま。高級ホテルから昔ながらの民宿、コンドミニアム、ロッジ、ペンションなどなどから選べるが、ファミリーや友達とのんびり羽を伸ばしたいなら、シャレーがおすすめ。シャレーとは一棟貸しスタイルで、他の宿泊者との共有部分がないため、プライバシーが保てるのが最大の魅力。ベッドルームだけでなく、キッチン、ダイニング、リビングなども完備しているので、自分たちで好きなものを用意したり料理すれば、外食に出かけなくても過ごせる。小さな子ども連れでも安心して過ごせるシャレーは、白馬でも人気のスタイル。
まとめ
まだまだシーズン真っ只中のつがいけマウンテンリゾートは、ゴールデンウィークの5/6まで絶賛営業中! 残雪での雪遊びはこれからが本番! ぜひこの春、つがいけ高原で家族や友達と、絶景の雪遊びを楽しんでほしい。