スキーを楽しむうえでとても重要なアイテムとなるスキーブーツ。そろそろ新しいブーツに買い替えたい人やレベルアップを目指したい人、これからスキーを始めたい人まで、来たる本格的なシーズンインにむけて、自分にぴったりのブーツを求めている人は多いはず。そこで今回は、スキーブーツ選びのコツから最新ブーツのトレンドまで、SURF&SNOWスタッフが長野の「スーパースポーツゼビオ南長野高田店」に突撃取材! これを参考に最適なブーツを手に入れて、ぜひ快適なシーズンインを迎えてほしい。
ウィンタースポーツ用品とえいえば!スーパースポーツゼビオ南長野高田店へ
今回スキーブーツ選びの取材に訪れたのは、スーパースポーツゼビオ南長野高田店。数多くの人気スキー場が点在する長野県の中心部に位置することもあり、ウィンタースポーツ用品の品揃えは県下最大級を誇る。広々とした店内にはあらゆるスポーツやアウトドアのアイテムが揃うのだが、店内を進むと現れるスキー&スノーボードコーナーのアイテム数もまた専門店顔負け!
今回の目的であるスキーブーツコーナーには、巨大な棚の足元から天井まで大量のブーツが陳列され、テンションが上がる一方で、どう選べばよいのかも悩ましく思えてくる。そこで頼りになるのが、あらゆるブーツと足の悩みを知り尽くしたスーパースポーツゼビオ「BOOTS STATION」の専門スタッフの存在。さっそく最新のスキーブーツの種類や選び方を教えてもらった。
ゼビオスタッフ:傳田さん
ウインタースポーツを始めたい、今よりもっとうまくなりたいなど、皆様のウインターライフをナビゲートいたします。お気軽にご相談ください。
まずは、足型計測マシンFeet Axisで自分の足の特徴を知ろう
どんなスポーツでも言えることだが、自分の足に合わないブーツを使うとスキー板のコントロールが難しくなり、上達の妨げとなる。またサイズや目的、用途が違うブーツでは、足を痛めたり、怪我をする原因となってしまうことも。それほどスキーを楽しむ上で大切なギアであるスキーブーツは、値段やデザインだけでなく、店頭でしっかり足型を測定して自分に合ったブーツを選ぶことが重要なのだ。
まずは、「Feet Axis(フィートアクシス)」という独自の足型測定マシンで、足型の測定からスタート。これは、装置の上に靴下をはいた状態で乗るだけで、自動的に足型を3Dで測定してくれるスーパースポーツゼビオ独自の測定器。自分の足の形がどうなっているかを客観的に知り、分析データをもとにスポーツナビゲーターと相談しながらブーツを選ぶことができる。
3D測定された足型データは、モニターにタッチしてさまざまな角度に回して見ることができる。足の長さ、幅が広め・狭め、甲が高い・低い、土踏まずのタイプなど詳細データがわかるので、自分の足について知る絶好のチャンス。スマホに専用アプリを入れて測定データを保存すれば、いつでもFeet Axisにデータを読み込ませてモニターに表示することも可能。スポーツのカテゴリーを選択するれば、モニター画面に足型に合った商品が一覧表示されるので、気になるモデルがあればすぐに試着してみよう。
とにかくたくさん履いてみよう!
足型を把握できたら、滑りのスタイルやレベルに合ったフレックスを考え、あとは機能面の説明を聞きながらスタッフとともに試し履きをしてさっそくブーツ探し。スキーブーツの場合は、サーモインナーや、内側にパットを追加して履き心地を調整したり、シェル自体を変形できるタイプもあるので、足の困りごとはどんどんスタッフに聞いて解消していこう。
ブーツ選びの基本、フレックス・ラスト幅もチェック
スキーブーツにはレーシング用、フリースタイル用、マウンテン用、基礎スキー用、オールラウンド用など多くの種類があるが、特に特定のジャンルでの使用でなければ、まずはオールラウンドがおすすめ。またすべてのブーツにフレックスとラスト幅が記載されているので、レベルに応じてチェクしてみよう。
フレックスは、ブーツの外側を覆うシェルの硬さのことで、エントリーモデルは柔らかく、上級者モデルになるほど硬くなる。フレックスは60~150くらいの数字で表され、数値が大きいほど硬く、小さいほど柔らかいブーツとなる。フレックスにより力の伝わり方が変わり、踏む力や技術に対して硬すぎるフレックスを選ぶと、足が全く動かせなく操作ができなくなるので、初めのうちは硬過ぎないものがオススメ。
また、ラスト幅とはスキーブーツの横幅のことで、エントリーモデルは広め、上級者向けになるほど狭く設定されている。レジャー目的で快適に過ごすこを優先するならば、少し幅の広いブーツを選んだほうが快適に過ごせる。
最新のスキーブーツのおすすめはBOA搭載モデル
また最近では、ブーツの締め方の種類も多様化してきている。スノーボードブーツやゴルフシューズなどでおなじみのBOAを搭載するスキーブーツが3シーズン前から登場し、人気は急上昇。今シーズンはそのラインナップがさらに増え、デュアルBOA(BOAを2つ搭載するモデル)も登場してさらに選択肢が増え、熱視線を浴びている。
BOAスキーブーツのメリット
従来のバックル式とBOAの大きな違いは、足を締め付けるラッピングが均等にできる点と、圧倒的に着脱がラクな点が挙げられる。スキーブーツのBOAはこれまでのBOAとは違い、締めすぎたときは反対に回せば0.25mm単位で細かに調整することができる。バックルタイプのブーツだと数段階ぐらいでしか調整できないのだが、BOAタイプは限りなく細かな微調整がきき、格段にフィット感が高まるのがメリットだ。
頼れるスタッフとともに、たくさん履いて、たくさん質問することが一番!
実にさまざまなスキーブーツが存在するが、選ぶのはそのなかのたった一足。最高の一足に出会うためには、足に合わせてフィッティングすることがなによりも大切。スーパースポーツゼビオ各店舗では、足の形に合わせてブーツのシェルを調整してくれるサービスがあり、フィッティングしてもらうことで、より自分に合ったブーツを選ぶことができる。南長野高田店を筆頭に、頼れるスーパーアドバイザーや現役選手も兼ねたスポーツナビゲーターが丁寧に接客してくれるので、ぜひスーパースポーツゼビオに足を運んでたくさんのブーツのなかからアナタに合った一足をみつけてほしい。
今回の撮影協力店舗はこちら
<スーパースポーツゼビオ 長野南高田店>
住所
〒381-0034 長野県長野市高田1841-1