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宇敷聖子のスノーボードLESSON①|BOX

スキー場のどんなコースでも滑れるようになってきたら、チャレンジしてみたいのがスノーパークの “ボックス”と“地形遊び”!
スノーパークに入るのはドキドキだけど、練習しやすいアイテムを見つけて基本をしっかり押さえて練習すれば大丈夫!
またフリーランの時に地形を意識して滑れるようになれば、フリースタイル力がグンとアップしてまわりからも一目置かれるよ!ぜひこの冬チャレンジしてみて!
まずはBOXからチャレンジ!


今回教えてくれるのは…
宇敷聖子
@seikoushiki

スノーボードの「楽しさ」と「自由さ」を伝えるために活動中。
白馬をベースに雪山とストリートを繋ぐライディングを日々追求中。
現在は、カフェ「Louve」を道の駅白馬内にて経営している。
スポンサー:Sabrina、Scape、Flux bindings、Fullon、Fruit wax、Alut Movement


STEP1:アイテム選び

初めてボックスにチャレンジする時は、練習するアイテム選びが重要。
スノーパークにはたくさんのボックスがあるけれど、よく見るとボックスの幅や長さ、高さ、入り口が雪面と繋がっているかどうかなど、実にさまざまなものがある。
まずはできるだけ高さが低く、まっすぐに滑り抜けるだけでアイテムにイン&アウトできるようなボックスで練習して慣れていこう!

こんなアイテムを探してみよう
・ボックスの高さが低い
・ボックスの入り口が雪面と繋がっている
・ボックスの幅がやや広い

POINT!

最初はオーリーなしでも乗れるようなアイテムで、ボックスに乗ってみることから始めよう!
出口の高さも重要で、下りる時もできるだけ落差が少ないと安心だよ。

STEP2:基本姿勢の確認

ボックス上での姿勢は、滑る時の基本姿勢がキープできれば安定する。
基本姿勢とは、どのような体勢にも変化できる中間的な姿勢のことで、ボードの真ん中に乗ることが何より大切!
ヒザを軽く曲げるようにして立ち、体全体をまっすぐ下に沈めるように意識すると良い。
この時に両手を横に広げるようにすると、バランスが取りやすくなる。

POINT!
姿勢と合わせて目線をまっすぐ進行方向へ向けることも重要だよ!

こんな姿勢はNG!
①ヒザが伸びて棒立ちになっている

こんな姿勢はNG!
②頭が前に出て腰がひけてしまっている

こんな姿勢はNG!
③目線が下に落ちてしまっている

STEP3:50-50(フィフティ・フィフティ)

まっすぐ入って、まっすぐ抜ける
ジブの全ての基本となる50-50。とてもシンプルながら、大事な要素が集約されているので繰り返し練習しよう!
まっすぐボックスに向かってエントリーし、目線はボックスの出口あたりを見続けることがポイント。
足は肩幅でフラットにボードを保つこと。ヒザを軽く曲げてバランスを取り、上半身はねじらないように意識しよう。
アプローチスピードから基本姿勢、アウトまで、ひとつひとつの動きを確実に!

POINT!
エッジが立つと引っかかって転倒してしまうので、ボードを両足でフラットに保つことが重要。
スピード不足だと途中で止まってしまうので、ある程度のスピードがあった方が怖くないよ。

オススメの練習方法!
・雪面に印をつけて「線の上をまっすぐ滑る」練習
・小さいボックスでまずはスピードを落として挑戦

オーリーOUTにチャレンジ!

ボックスの出口でタイミングを合わせてアウトする時、慣れてきたら軽くオーリーをして降りてみよう。
テールがボックスを抜ける直前を見計らって、軽く後ろ足でテールを踏み切る。
同様にインする時もタイミングを計って軽くオーリーしてアイテムに乗る練習をしておくと、いろんなアイテムに対応できるようになる。

STEP4:BACKSIDE BOARD SLIDE(バックスライドボードスライド)
ボードを横にして滑る定番のスライド技!

ボックスに対してボードが進行方向にまっすぐな状態で滑る50-50に慣れてきたら、
ボードを横にして滑るボードスライドにチャレンジ。
進行方向に体を向けながらスライドするバックサイドボードの方が、
体が後ろ向きにならないので恐怖心が少なくトライしやすい。
インする時は、正面を向いて90°で乗り、ボックス上では出口へ目線を送りながら腕を広げてバランスを取ろう!
アウトではタイミング良くノーズで踏み切れるように準備しておくこと。

POINT!
正面を向きながらボードが90°の状態で乗るのがポイント。
エントリーでは、ボックスに対してゆるいバックサイドターンの軌道を意識してみよう!

オススメ練習方法
• グラトリでFS180の途中までの動きを練習
• ボックスに乗る時に軽くオーリーする

ボックス上での姿勢を確認!

ボックス上ではボードを横にした時に惰性でボードが回り過ぎないように、姿勢をロックすることが重要。
上半身をボードの回転とは逆方向に軽くねじって回転力を抑えよう。
この“絞り”を入れることで体をロックできると共に、スタイリッシュに見えるよ!

STEP5:FRONTSIDE BOARD SLIDE

進行方向を背にしてスライドするのがクール!
フロントサイドボードは、進行方向が見えづらくハードルが高く感じてしまうが、思い切りの良さが大事。
トウ側で踏み切って背中を進行方向へ向けてスライドすることになるが、ボックス上で正しい姿勢がとれさえすれば安定する。
先に上半身を回してからボードを合わせる要領でボックスにインしよう。ボックス上ではおへそをボックスと平行に保つのがポイント。
初めのうちは50-50でボックスに乗ってから、徐々にボードを横にしていければOK!

POINT!
回し過ぎるとスリップアウトするので要注意! 着地では、ボードを戻す時に逆エッジにならないように丁寧に!

オススメ練習方法
• 平地で90°にボードを回す練習
• 小さいボックスで低速からチャレンジ

体を絞ってスタイルを出そう!

ボックス上での姿勢は後ろ足をカカト側に蹴り出すイメージ。
重心が高いと安定しないので、ヒザを曲げて重心を低く保つことが重要。
ボードの回転とは逆方向に上半身をねじり、前肩越しに進行方向を見続ける。
フロントボードの姿勢は、必ず止まった状態で何度も練習し、しっかり体に染み込ませておこう。

みんなでスキルアップを目指しましょう!
次は、地形遊び編!
お楽しみに!


今回の舞台は…
Hakuba 47 Winter Sports Park

国内屈指のスノーパークが絶大な人気を誇るHakuba 47。
パークリフト1本でレベルに合わせてサイズを選べるキッカーゾーン、JIBゾーン、クロスコースと、10以上のアイテムに入ることが可能。
シーズンを通して多くのトップライダーが集まり、切磋琢磨している。
HP:https://www.hakuba47.co.jp/winter/
Instagram:@hakuba47wintersportspark