
イージーな着脱が魅力のNIDECKER「Supermatic®」とBATALEON「FASE®」。Supermatic®は今シーズンで5シーズン目、FASE®は2シーズン目を迎え、ますます注目を集める2つのシステム。でも、「急斜面でも使える?」「ストラップはどのくらい締めればいい?」など、気になることもあるはず。そこで今回は、よくある疑問や間違えやすいポイントを8つピックアップ! 今さら聞きづらい基本の使い方も、ここでしっかりチェックして、もっと快適に使いこなそう!
Point 1|急斜面ではムリせず、座って装着しよう!

かかとを踏み込んで装着するSupermatic®とFASE®。「急斜面ではどうするの?」「パウダーでも使える?」と不安に思う人もいるかもしれないけれど、そんなときはムリに立ったまま装着しなくてもOK!
どちらもストラップを使って、従来の2ストラップバインディングのように装着できるのがポイント。傾斜のきつい場所や深いパウダーなど、かかとを踏み込みづらい状況では、座ってストラップを締める方法に切り替えよう。状況に合わせて使い分けるのが、快適に使いこなすコツ!
Point 2|Supermatic®のリリースレバーは足で踏まない!

Supermatic®を外すときに気をつけたいのが、ロック解除用のリリースレバー。ついつい反対側のブーツで踏みたくなるけれど、これはNG!

レバーは指で押し下げることを想定して作られているので、足で強い力を加えると破損の原因になることも。外すときは、手でレバーを押し下げ、そのままかかとを上げてブーツを引き抜こう。
長く愛用するためにも、正しい操作を覚えておきたいところ!
Point 3|リフトに乗るときはハイバックを前に倒そう!
後ろに開くリアエントリー方式だから、「ハイバックは前に倒せないのでは?」と思っていない?

実はFASE®のハイバックも、前方に折り畳むことが可能。立てたままリフトに乗ろうとすると、搬器などに接触して破損するおそれがあるので注意したい。

リフトに乗る前には、ハイバックを前に倒しておく習慣をつけよう。ちなみにSupermatic®も前方に折り畳めるので、こちらも忘れずに!
Point 4|バインディング内にたまった雪はしっかり払おう!


「パウダーで使うと、バインディングの中に雪がたまって装着しづらくならない?」という疑問も多い。
確かに、ベースプレートやロック機構の周辺に雪や氷がたまると、うまく装着できないことも。でも、雪を払ってからブーツを装着するのは、従来の2ストラップバインディングでも同じこと。
特にSupermatic®は手を使わずに装着できるぶん、つい雪のチェックを忘れがち。踏み込んでもロックされないときは、ムリに力を加えず、まずは雪や氷が挟まっていないか確認しよう!
Point 5|専用ブーツは不要! でも同じブランドとの組み合わせにも注目


Supermatic®もFASE®も、専用ブーツを用意する必要はなく、さまざまなブランドのスノーボードブーツに対応。でも、せっかくならブーツとの相性にもこだわりたいところ!
Supermatic®なら、注目したいのがNIDECKERのブーツ。バインディングと並行して開発されていて、すっきりした形状に加え、かかと側には着脱をスムーズにする素材を採用しているのが特徴。
一方、FASE®と組み合わせるならBATALEONのブーツもチェック! モデルによって、かかと側やつま先に補強構造を備えているのが特徴。もちろん、同じブランドで揃えることが必須というわけではないので、まずは自分の足に合うブーツを選ぶことが大切。
お気に入りのブーツとの相性を確認して、イージーエントリーの快適さをもっと楽しもう!
Point 6|Supermatic®のZ型ストラップは締めすぎ注意!
Supermatic®のトゥストラップとアンクルストラップを斜めにつなぐ、Z型ストラップ。この部分までキツく締めたほうがホールド力が上がりそうだけど、実はそうではないんです!

斜めの連結部分は、トゥとアンクルのストラップを適切な位置に保つためのもの。ここを締めすぎてもホールド力はアップせず、逆にブーツの出し入れがしづらくなる原因に。

ブーツとの間に指1本分の隙間を空けておくのがポイント! ただし、トゥストラップとアンクルストラップは、通常どおり自分に合ったフィット感に調整しておこう。
Point 7|フォワードリーンはブーツに合わせて調整しよう!

意外と見落としがちなのが、ハイバックの前傾角度を決める「フォワードリーン」。ブーツとの相性を考えずに設定すると、足の出し入れがスムーズにできなかったり、フィット感に違和感が出たりすることも。
まずは普段使っているブーツを合わせて、ハイバックの角度をチェック。自分のブーツや滑り方に合った位置に調整することが大切。特にSupermatic®は、フォワードリーンを変更した後にストラップのフィット感も再確認しておこう!
Point 8|FASE®はサイズ選びとストラップの初期設定が大切!

FASE®を快適に使うためには、購入時のサイズ選びとストラップの調整が重要。せっかく着脱がラクなシステムでも、ブーツとのサイズが合っていなければ、そのメリットを十分に生かせないことも。
購入するときは、実際に使うブーツを持参して、ショップスタッフにフィッティングをチェックしてもらうのがオススメ! ストラップの位置や締め具合まで確認しておけば、ゲレンデでもスムーズに使いやすくなるはず。
ちょっとした使い方のコツを知っておくだけで、Supermatic®もFASE®ももっと快適に! せっかくの便利なシステムだからこそ、正しく使って、その魅力を思いっきり楽しみたいもの。この冬は着脱のストレスを減らして、そのぶんたっぷり滑っちゃおう!



