群馬県にある丸沼高原は日光国立公園内に位置し、標高の高さと豊かな自然環境を活かし、冬から春にかけてロングシーズン楽しめるスキーはもちろん、夏から秋には子供から大人まで楽しめる、さまざまなアクティビティを用意。夏でもスキーやスノーボードが楽しめるサマーゲレンデやロープウェイを利用した日光白根山への登山、近年はオートキャンプなどでも賑わっている。
少し異常なほどにも感じる最近の夏の暑さと、何かとストレスが溜まりやすい、このご時世。それをスッキリとリフレッシュしたいなら、丸沼高原の自然の中で、子供の頃のように思い切り遊ぶのが一番おすすめ!
笑顔と絶叫のツリーアドベンチャー、爽快なスピード感に興奮するサマーリュージュはマストで体験してこよう。
そしてベースでも抜群に涼しい丸沼高原だが、標高2000m地点まで一気にロープウェイで登れば、さらに涼しく、さらに自然が濃くなっていて、まさに大自然の中を歩いているだけでも、癒やし効果が期待できるのだ。
そんな丸沼高原の魅力をサキ(Instagram @iam_saki912)と にゃんたろ(Instagram @nyantaro.1000)の2人が思い切り楽しんだ様子をレポートしよう!

1.まずはともあれ、ツリーアドベンチャーでいきなりテンションMAX!

丸沼高原のツリーアドベンチャーは高さ2mから10m以上の木の上に足場が作られていて、木から木へとロープや吊り橋などのエレメントを移動していく、丸沼高原で大人気のアクティビティだ。キッズ・初級者でも楽しめる「ビギナーコース」に、3本のZIPラインが楽しめる「ジップコース」、ちょっと手強い「エキスパートコース」と年齢やレベルを問わず(身長100cm以上、体重15〜119㎏)、幅広く楽しめる設定になっている。
ツリーアドベンチャーを利用するには専用のハーネスやヘルメットなどが必要だ。装着はスタッフが手伝ってくれるから心配なし。
ツリーアドベンチャーのルート上にはワイヤーが張り巡らされていて、自分のハーネスと命綱でつながったまま移動していくので、絶対に落下することはない。ただ、それはわかっていてもドキドキ感は完全に消えることなく、それが楽しさのポイントにもなっている。
丸沼高原のツアーアドベンチャーの基本料金で3つのルートの中から、2つのルートを選択(2周)して遊ぶことができる。初めてで不安な人は、キッズ・初級コースから気軽にチャレンジしてみよう。高さもないので、足慣らしにバッチリだ。
余裕を感じたら、次はジップコースやエキスパートコースへ!
どのコースも最後は、気持ち良いジップラインでフィニッシュ。手放しにトライしよう!
もうひとつのルートをジップコースかエキスパートコースのどちらかを選ぶとなると、少々悩むかもしれないが、単純に気持ち良さを優先するなら、距離の長いジップラインが3本楽しめるジップコースへ。いきなりロングで爽快なジップライン2本からスタートだ!
丸沼高原の心地良い空気を肌に感じながら、まるで空を飛んでいるかのように楽しめるのがポイント。
ジップコースの各セクションは後半になるにつれ、エキスパートコースに負けじとテクニカルな感じで高度も上がってくる。
高くなればなるほど、ちょっとドキドキするかもしれないが、絶対に落ちることはないので、笑顔でこのドキドキを思い切り楽しんでみよう!
「さすがに高くなると、ちょっとビビるね(笑)。でも難しいようで、難しすぎることもない。そこがおもしろいところなのかも。後半慣れてきたら、難しそうなところもなんか楽しくなって、自然と笑顔になってました〜!」(サキ)
「大人になって、こんな高い場所で、こんな遊びをするなんて思ってなかったけど、めっちゃ楽しかった(笑)。落ちないけど落ちそうになると“キャッ!”、“ヤバい!”とか大きな声が出ちゃった。でも、子供みたいに大きな声を出して遊べるのって良いですね!」(にゃんたろ)
もちろんフィニッシュはジップライン。最初の2本とは違い、木々の間を抜けてゴーーーール!
ツリーアドベンチャーのスタンバイエリアには、スラックラインで遊んだりハンモックなどが用意されていて、待ち時間やツリーアドベンチャーを楽しんだ後に無料で利用することもできる。

2.まだまだあるぞ、絶叫・興奮・爽快のアクティビティ!

最高速度時速40km!スリル満点の「サマーリュージュ」

ツアーアドベンチャーと並んで、子供から大人まで楽しめる人気アクティビティがサマーリュージュだ。「リュージュ」という専用カートに乗り、動力はゲレンデの傾斜だ。そしてハンドル操作だけで方向やブレーキ、スピードを調整しながら、舗装されているコース(道)を颯爽と駆け下りていく。
「最初はハンドルの操作というか調整のコツがつかめなかったけど、一発目から楽しいのはわかった。だから1回目より2回目、3回目と回数が増えていくほど、このサマーリュージュの楽しさにハマっていくと思います。最後のゴールまでの直線は、自分の限界を試しました(笑)」(にゃんたろ)
「カートがちょっと小さく見えて、最初はちょっと不安でした。でも動き出したら、思っていた以上のスピード感。これはヤバいです(笑)。スピードの出過ぎには注意してほしいですが、友達と一緒に、ちょっとレース気分で楽しむのも最高だと思います!」(サキ)

この夏新登場のレンタルe-Bikeで楽々サイクリング

※現在はご利用時にヘルメットを着用いただいております。
この夏から話題の「Eバイク」のレンタルがスタートし、注目を集めている。Eバイクは、いわゆるバッテリー動力のモーター搭載のマウンテンバイクなので、女性の脚力でも斜面を登るのが超簡単なのだ!
最初、この自転車で斜面を登れることが半信半疑の2人は、スタートではヨタヨタぎみ(笑)。しかし、「あれ…、ペダルがぜんぜん軽い!」(サキ)と、すぐに要領を掴んでスイスイと登りはじめる。
Eバイクがあれば起伏のある丸沼高原の広いエリアを自由に移動できるし、周辺を散策することもでき、幅広い遊び方が考えられるので、ぜひキャンプ利用時などにも気軽に利用してみよう!

雪に近い滑走感で、爽快に楽しもう!サマーゲレンデ

そして丸沼高原と言えばサマーゲレンデも有名。専用のブラシの付いたマットが全長400mのコース上に敷き詰められていて、暑い夏でも冬のシーズンと同じような感覚で滑走することができるのだ。
スキーの利用者が多いが、もちろんスノーボードもOK。2時間体験コースでは、スキーやスノーボードのレンタルセットに2時間分のリフト料金が含まれているので、気軽にトライしてみてほしい。ただし、レンタルは板やストック、ブーツのみなので、滑走時の服装やグローブなどは自分で用意しておこう。
「スノーボードとマル(丸沼高原)が大好きだから、冬はたくさん滑りに来るけど、夏のマルを滑るのは初めて(笑)。冬と楽しさは違うけど、おもしろかったです!」(サキ)

3.標高の高さがもたらす、涼しく、濃く、癒やしの極楽エリアへ!

気象条件などにもよるが、気温は標高が100m上がるごとに約0.6度下がると言われている。丸沼高原はベースでも標高が1400mあり、十分涼しいのだが、日光白根山ロープウェイを使い、たった15分ほどで到着する山頂駅の標高は2000m。海抜0m地点と比べれば、12度も気温が低い計算になる。山頂駅では一層、涼しい高原の空気を感じられるだろう。
山頂駅周辺を、ただブラつくだけでも、夏の暑さを忘れるほど涼しく、緑の濃さ、そしてゆっくりと時間が流れているような特別な空気感に、疲れた身体やモヤモヤした気持ちもゆっくり癒されていくに違いない。この素晴らしい場所で、絶景も楽しみながら過ごせるのがウッドデッキの「天空テラス」だ。
テラスからは間近に迫る関東以北最高峰の日光白根山をじっくり眺めるも良し、日光白根山を背にすれば、武尊山や至仏山などの眺望も大パノラマで楽しむことができる。空の青の深さ、雲のカタチにも大感激するかもしれない。
「ここはどこを撮っても、どこから自撮りしても“映え”ますね(笑)。日が照っていても、暑くないから快適なんですが、日焼け対策は、ちゃんとしておきましょ〜ね〜」(サキ)
天空テラスには、絶景を楽しみながら入れる足湯「天空の足湯」もある。
「こんな景色のいいところに足湯を作るなんて、丸沼高原スゴすぎます、しかも無料〜(笑)。足を拭くタオル忘れたなと思ったら、タオルの自動販売機もありました。対応良すぎ〜!」(にゃんたろ)
山頂駅付近には、シラネアオイやコマクサなどの高山植物を見ながら散策できるロックガーデンもある。ロックガーデン内は、ほとんど平坦で歩道は整備されているので快適。ガーデン内に置いてある木製のブランコも絶好の休憩&撮影ポイントだ。
ロックガーデンからさらに奥を進むと「二荒山神社」がある。昨年、神社までの遊歩道が綺麗に整備されて歩きやすくなっているので、ちょっとだけ足を伸ばしてみよう。
この山頂駅と二荒山神社を結ぶ遊歩道だけでなく、間の林の中に設けられた散策路にも、ウッドチップが敷き詰められるなど整備が行き届いているので、気軽に林の中を散策することができる。林の中は、さらに涼しい!
林の中には、ベンチやテーブルの置いてある休憩ポイントがいくつか用意されている。山頂喫茶しらねや天空カフェなどで飲み物などを購入してゆっくりするのもおすすめだ。
山頂で過ごしているうちに、お腹が空いたり、美味しい飲み物が欲しくなったら天空カフェへ。日光白根山を眺めながら、極上のパンケーキを食べているゴキゲンな2人。最高の条件、完璧なロケーションに囲まれた中で美味しいモノを食べれば、まさに極上の幸せ♡
女性に大人気のパンケーキだけでなく、知る人ぞ知る「シェモア」のソーセージとビールの組み合わせも最高!
とろーりとしたチーズがたっぷり乗ったピザトーストは、ボリュームもあり男性陣にも大好評!

4.大自然のパワーを感じながら歩いて、カラダとココロをリフレッシュ!

体力にも自信があり、大自然の魅力をより深く満喫しながら、カラダとココロをリフレッシュしたいと思うなら、日光白根山への登山や山頂駅からスタートして戻ってくる、1周約2時間の史跡探索コース、および1周約45分の自然散策コースを巡るプランもおすすめだ。今回の取材予定では日光白根山の山頂を目指す予定だったのだが、天気(雷)予報を考慮し、史跡散策ルートを経由し弥陀ヶ池を目指すルートに変更。
まずは緑の木々に囲まれた社の赤(朱)が印象的な二荒山神社に立ち寄り、安全などを祈願してからスタート。
二荒山神社からすぐのところにある、ゲート(登山道入り口)から樹林帯に入ると、すぐに気温がさらに低く感じると同時に、空気までもが日常に暮らしているものとはあきらか違うように感じるかもしれない。森林などに入ると感じることがある香りは「フィトンチッド」と呼ばれ、詳しい説明は割愛するが、人間にはより健康的になり、癒やし効果もあると言われている。このフィトンチッドの効果が、この樹林帯にはより多く存在するのではないかと言われているのだ。
「整備された登山(散策)道をゆっくり歩いているだけで、不思議だけど気持ちが穏やかになっていくような気がした(笑)。この素晴らしい場所、景色を写真に撮ってSNSにアップしたかったけど、携帯の電波が入らない。最初は残念に思えたけど、携帯電話を使うのをあきらめて自然に囲まれながら歩いたことは、後で、とても良い時間だったんだなと思えました」(サキ)
分岐など、途中で案内看板もあるので道に迷うことはないが、念のため、ネットなどで事前にルートの確認をしたり、丸沼高原で用意している散策路マップなどは入手しておこう!
「緑に囲まれて休憩中も気持ち良かったです。飲んでいるペットボトルの水さえも、さらに美味しくなったようなきがします(笑)。丸沼高原やこの樹林帯は涼しいとはいえ、夏は水分補給をしっかり忘れずに取ったほうがいいですね!」(にゃんたろ)
あまりにも巨大な不動岩に絶句したり、大日如来で改めて安全祈願もお願いしたりと、ところどころで休みもいれながら、ゆっくり、元気に歩を進めていた。
七色平は、貴重な高山植物の花が咲くと言われている場所で、鹿などが侵入して花を食べてしまわないように広く電柵が設けられていて、人は木道を歩いて移動する。
七色平を過ぎ、弥陀ヶ池方面へのルートに入ると、やや急勾配な登山道が続く。自然がより深く、より緑の多いエリアを進んでいく。
「急な登りと標高の高さもあって、さすがに息が苦しく感じました。でも登り切ったと思った瞬間、正面に澄み切った青空が開けた時は、ツラかったことや息苦しさも、いっぺんにどこかに吹き飛んでしまいました(笑)」(サキ)
今回の目標だった、弥陀ヶ池に無事ゴール!
池の様子をもっと近くで見たいと、2人は池の端にある木道へ。
「本格的な登山をしたことがなかったから、日光白根山に登るのを楽しみにしていたけど、予定が変わってちょっと残念でした。でも仲の良い友達と、いつもとはひと味もふた味も違う自然の中を一緒に歩けて、目標の池までがんばって歩いて、とても良い思い出ができました。ちょっとだけ疲れたけど、気持ちはものすごく心地良いですね。丸沼高原、最高です!」(にゃんたろ)

5.宿泊して、素晴らしい思い出をさらに楽しく、深く!

クルマでのアクセスが便利で日帰りでも楽しめる丸沼高原だが、広大なエリアといろいろなアクティビティを思い切り満喫するには、1日ではとても足りないくらい。今回はトライできなかった日光白根山の登山も考えるなら、最低でも1泊するプランがおすすめだ。宿泊は丸沼高原のベースにある直営の「シャレー丸沼」がベストチョイス!
丸沼高原のベースにあるので、営業時間ギリギリまで遊んでも大丈夫だし、泊まった翌日の行動も朝イチから動けるのがうれしい。美味しい夕飯をたくさん食べれるし、源泉掛け流しの温泉にだって入れるし、たっぷり睡眠も取れるから最高。
部屋に戻って、布団の上でお互いに撮影した写真を見せ合ったり、女子トークに花を咲かせたり……。女子旅の思い出をより楽しく、より深くするには、宿で過ごす時間も大切な要素なのだ!
Photo & Text by Tomohiro WATANABE

丸沼高原スキー場

関越道・沼田ICからはもちろん、冬期以外は東北道や北関東道を利用して日光方面からもクルマで快適にアクセスできる丸沼高原。グリーンシーズンは広大なゲレンデを利用したオートキャンプやサマースキー、子供でも楽しめるツリーアドベンチャーやサマーリュージュなどのアクティビティが大人気。食事やスイーツの充実度も評判。麓から標高2000mの山頂駅までを約15分で結ぶ日光白根山ロープウェイを使って日光白根山登山やトレッキングなども楽しめる。

施設情報

丸沼高原スキー場

所在地
群馬県利根郡片品村東小川4658-58
外部URL
https://www.marunuma.jp/

施設マップ


周辺エリアの記事一覧


スキー&スノーボード関連の記事一覧

インプレイ© ImPlay, Inc.