福島県の会津地方に位置する「星野リゾート ネコマ マウンテン」は、磐梯山の麓と、猫魔ヶ岳の南北にゲレンデが広がる国内最大級のスノーリゾートです。2026-27シーズンは、ツリーランゾーンの拡大やハイク&ライドエリアの新設で、ゲレンデの楽しみ方がさらに広がります。
ゲレンデの外でも、滑走後に立ち寄れるビアハウスが登場するほか、南エリアには新しい宿泊施設「BunkLodge NEKOMA by 星野リゾート」がオープンするなど見どころが盛りだくさん。滑り・食・滞在の視点から、今シーズンの注目ポイントをご紹介します。
南北2つのエリアに33コースがそろう国内最大級のスキー場
「星野リゾート ネコマ マウンテン」は、旧アルツ磐梯と旧猫魔スキー場が連結して誕生した、全33コース・13基のリフトを備えるビッグリゾート。南エリア(旧アルツ磐梯)は、磐梯山や猪苗代湖を望む景色が魅力で、約2.5kmのロングコースや国内トップクラスのスノーパーク、ブナ林のツリーランゾーンなどがそろいます。
北向き斜面に広がる北エリア(旧猫魔スキー場)は、“ミクロファインスノー”と称される軽いパウダースノーが評判。11月下旬から5月上旬までと、シーズンが長いのも特長です。
滑りの選択肢が広がる!ツリーランの拡大とハイク&ライドエリアの新設
ツリーランゾーンが5か所・東京ドーム約6個分に拡大
昨シーズンに初登場し、多くの滑り手から人気を集めたツリーランゾーン。今シーズンは南エリアの「ホワイトバレー」と「ブラックバレー」のエリアに拡大し、計5か所に増える予定です。総面積は約27.5haで、東京ドーム約6個分に相当します。
中斜面にあるホワイトバレーは、途中からでもコースに出やすいため、ツリーランが初めての人でも挑戦しやすいエリアです。一方、急斜面に位置するブラックバレーは、上級者やツリーランの経験がある人向け。レベルに合わせてゾーンを選べるので、これまでなかなかトライできなかった人も一歩を踏み出しやすくなります。
ウマヤエリアが「ハイク&ライドエリア」として新たに開放
バックカントリー志向の滑り手が注目したいのが、南エリアの「ウマヤエリア」に新設される「ハイク&ライドエリア」です。自分の足で斜面を登り、圧雪されていない自然の地形を滑るスタイルで、本格的な雪山に挑む前の経験を積む場としても活用できます。
開設初年度の今シーズンは、エリアへの移動に使う南エリアのリフト「バトウチェア」が無料で運行される予定です。自己責任エリアのため、利用する際は装備を整え、天候や雪の状態、自身の技術レベルを十分に見極めましょう。
食の選択肢が広がる!ランチからアプレスキーまで楽しめるゲレンデグルメ
ランチは看板メニューの「ライダーズバーガー」
ゲレンデ中腹のレストラン「The Rider’s」の看板メニューである「ライダーズバーガー」。昨シーズンに大幅リニューアルされ、大好評を集めているビーフ100%パティのグルメバーガーです。
ボリュームたっぷりなので、午後もしっかり滑りたい日のランチにぴったり。レストランは両エリアから立ち寄りやすい場所にあります。
滑り終えたら「BeerHouse またたび」でアプレスキー
今シーズン登場するのが、南エリアのリゾートセンター内にある「BeerHouse またたび」です。日中は「磐梯食堂」として営業しているスペースが、夕方からはビアハウスに変わります。
フランス語で「スキーの後」を意味する「アプレスキー」は、滑ったあとにお酒や食事を楽しむ時間のこと。ドリンクを片手に、一緒に滑った仲間とその日を振り返るひとときは格別です。夕食の場としても使えるので、周辺に宿泊する人にとっても心強い存在になります。
滞在の選択肢が広がる!旅の目的に合わせて選べる宿
今季オープン!滑り重視のグループ旅に「BunkLodge NEKOMA by 星野リゾート」
2027年1月に、南エリアのゲレンデサイドにオープンする「BunkLodge NEKOMA by 星野リゾート」。震災後に長く休館していた施設が、滑ることを中心に過ごしたい人のための宿として再び開業します。
客室は4名定員と6名定員の2タイプのみで、人数が多いほど1人あたりの料金を抑えられます。連泊向けの割安なプランもあり、パウダーを狙った前日入りにも、長期滞在でじっくり滑る旅にも使いやすい施設です。
館内には乾燥室やチューンナップのスペース、ラウンジを完備。館内の食事は軽食の販売が中心となるため、夕食は前述の「BeerHouse またたび」などを利用するのもおすすめ。営業期間は、2027年3月6日までの予定です。
滑りもリゾートステイも満喫するなら「磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート」
南エリアのゲレンデに直結している「磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート」は、滑り手向けのサービスが充実したリゾートホテルです。冬季は全室14時チェックアウトで、最終日もゲレンデと温泉を楽しんだあとに帰路につけます。
宿泊者は、通常1,500円の「ファーストライド」が無料。リフトの通常運行より15分早く、朝一番のバーンが楽しめます。たくさん滑ったあとは、滑り手同士が集うスペース「Hangout」で語り合うのも楽しみのひとつ。24時間利用できる「WAX Bar」では、雪に合わせてさまざまなワックスを無料で使えます。
食のバリエーションも豊富で、朝食は「会津わっぱ飯朝食」と洋食の「アメリカンブレックファースト」から選択可能。夕食は、会津の郷土料理を味わえるレストランのほか、送迎付きで会津若松の居酒屋へ出かける「会津の居酒屋GO!」もあり、連泊でも飽きずに楽しめます。
北エリアを拠点にするなら裏磐梯の宿泊施設も便利
北エリアで朝からパウダーを狙うなら、周辺の裏磐梯エリアに宿泊するのもひとつの方法です。今シーズンは「裏磐梯レイクリゾート」に加えて、「メルキュール裏磐梯リゾート&スパ」にもネコマ マウンテンの公式レンタルコーナーが登場。裏磐梯エリアの宿泊施設とネコマ マウンテンを結ぶ無料の周遊バス「裏磐梯エリアスキーシャトル」も運行予定で、車がなくても移動しやすいのがうれしいポイントです。
自分に合ったスタイルでネコマ マウンテンを楽しもう
2026-27シーズンのネコマ マウンテンは、滑り・食・滞在のそれぞれで選択肢が広がりました。ゲレンデではツリーランゾーンが拡大し、ハイク&ライドエリアも登場。ゲレンデの外でも、ビアハウスや新しい宿が滞在をより充実させてくれます。
初めてのツリーランに挑戦するのも、ハイクアップでパウダーを追うのもよし。滑ったあとはビアハウスで乾杯し、旅のスタイルに合った宿泊先でくつろぐ。南北2つのエリアを存分に楽しむなら、ぜひ泊まりがけで足を運んでみてください。
星野リゾート ネコマ マウンテンの基本情報
<営業期間(予定)>
北エリア 2026年11月28日~2027年5月9日/南エリア 2026年12月12日~2027年4月4日(積雪状況により変更の可能性あり)
<規模>
リフト13基、コース33本、ゲレンデ面積189ha
<所在地>
南エリア 〒969-3302 福島県耶麻郡磐梯町大字更科清水平6838-68/北エリア 福島県耶麻郡北塩原村桧原猫魔山1163
<車でのアクセス>
南エリア 磐越自動車道「磐梯河東IC」から約15分(駐車場全日無料、南A駐車場のみ土日祝・年末年始は1,000円)
北エリア 磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」から約30分(駐車場平日無料、土日祝1,000円)
<バスでのアクセス>
郡山駅から南エリアへシャトルバス(要予約・約70分・大人1,800円)、会津若松駅から南エリアへ路線バス(約45分・大人1,000円)。いずれも2026年12月12日~2027年4月4日の運行